2016年5月19日(木曜日)
【トルコ】 イスタンブール
トルコ人って巨乳が多い。
基本Eスタートみたいな感じだ。
しかもみんな超絶可愛いし、欧米人みたいに大柄じゃないし、クリクリしててすごくアジア人ウケするルックスだと思う。
日本だったら聖域と言われる民族、ロリ巨乳たちがそこらじゅうを歩いている。
もはやみんな巨乳すぎて逆に貧乳がモテるんじゃないだろうか。
日本は巨乳がレアだから巨乳がありがたがられるけど、巨乳ベースの国では巨乳はそんなにモテないのかもしれない。巨乳って言いすぎですか?
さて、パイのネタから始まって今日のお昼ごはんはパイですよタベルトラベルさん。
あ、いやパイじゃなくてトルキッシュピザですね。
こうやって細くのばした記事に具を乗せて焼くシンプルな料理なんだけど、これがすごく美味しい。
しかも宿の近くにめっちゃローカルなピザ屋さんがあって、ここは注文してから目の前で窯で焼いてくれる。
なので記事がモチモチしててすごく美味しい!!
値段はひとつ8リラ。300円。
1人だったらお腹いっぱいになれるサイズ。
これを買っていつもの食堂に行ってみんなに挨拶してオカズとコーラ。
ああああああああああ!!!!!!イスタンブール好きすぎる!!!
ご飯が美味しい国はそれだけで人生薔薇色だよなぁ。
オッちゃんたちのたまり場になってるチャイ屋さんの前を歩いていたら、オッちゃんたちに呼び止められ、何言ってるかひとつもわからんけどチャイをおごってもらって快調な滑り出しで今日もいつものタクシムにやってきた。
目抜通りのイスティクラル通りはお昼ということでそんなに人通りも多くはない。
温かい日差しの下を人々がゆっくりと歩いていて、夕方のような大混雑はまだない。
路上をするならこれくらいがちょうどいい。
他にも何人かパフォーマーがいるけど、夕方組とは顔ぶれも違うようだ。
というわけで早速路上スタート。
順調に人だかりを作りながら歌い、3時間やってあがりは、
150リラ。5500円。
1ユーロ。123円。
100パキスタンなんとか。104円。
パキスタンのお金どうしよう……………
誰かパキスタンに行く人がいたらお渡しします。
トルコ人の男前と写真を撮って17時のアザーンが鳴って今日の路上は終了。
美女も!!
イスタンブールは日が沈むのがだいぶ遅くて完全に暗くなるのは21時くらいだ。
なので一旦宿に戻って荷物を置いたら買い物がてら散歩することに。
ちょっとスケッチブックが欲しい。
今俺が使っている路上看板はカナダで作った段ボールのものだ。
旅の前半は歌だけで稼いでやるという思いでヨーロッパではずっと看板は出していなかった。
でもやっぱり看板を出すことで自分が何をしてる人間なのかすぐに理解してもらえるし、旅してる外国人ということをアピールすることで色んなことから守られる。
友達もできやすくなるし。
トラベリングアラウンドザワールドのトラベリングのLがひとつ多いという誤字の看板だけど、それも味だ。
すでにボロボロになっているけど愛着があるのでこのまま使いたい。
でもここから先はヨーロッパ。
英語をほとんど理解しない人ばかりの国々だ。
なのでスケッチブックを買って、それぞれの国ごとのトラベリングアラウンドザワールドを書いていこうかなと思ってる。
理解してもらいやすいし、それぞれの言語のトラベリングアラウンドザワールドを記念に残すことができるし。
スケッチブックを探してガラタ塔の近くの裏路地をうろちょろしていたら、何やら雰囲気の悪いエリアに入ってきた。
イスタンブールはだいたいどこもオシャレなカフェがあって活気があってとても綺麗だ。
しかしここは通りの店舗が全てシャッターを閉めており、路上にゴミが散乱して、落書きが多い。
ひと気がなく、かなり不穏な空気に満ちていた。
「ここ怖いね………」
「うん、イスタンブールもこんなとこあるんだね…………」
どうやらスラムに迷い込んでいたらしく、そそくさとそのヤバそうなエリアから抜け出そうと歩く。
それにしても落書きの数が尋常じゃない。
ありとあらゆる壁やシャッターにスプレーの落書きがされている。
イスタンブールでもこんなところがあるんだな。
いつもなら1人でガンガンそんな裏路地に入っていってどローカルな食堂でご飯食べてるところだけど、今はカンちゃんがいるんだから安全第一でいないと。
それから川沿いに出てのんびり岸壁を歩いた。
ここまで来ると観光客も多く、みんな楽しそうに焼きトウモロコシをかじっている。
この岸壁にはポスポラス海峡を挟んだアジアサイドとの渡し舟の発着場があり、たくさんの人で賑わっている。
レストランも多く、客引きもみんな声をかけてくる。
イスタンブールの客引きの声かけは本当に素敵だ。
みんな楽しいジョークを交えて軽やかに声をかけてきて、考えさせてねと断るとウィンクしてさっと身を引く。
客引きすらもオシャレで優雅だ。
レストラン街を抜けてぶらぶらと歩いていると、ふと小さな細い通りに人がちらほら歩いているのが見えた。
ん?なんでこんな何もなさそうな通りを人が歩いているんだろう?
気になってそっちに入っていって驚いた。
別にこれといって大きな建物もない小さな路地裏。
そこに無数のカフェやバーがひしめいていた。
通りの頭上にブドウの木が茂った素敵な通りで人々が楽しそうに会話を楽しんでいる。
あまりにもオシャレ!!!
お店も、そしてここにいるお客さんたちもみんな尋常じゃないくらいセンスのいい人たちばかりだ!!
うおおお、こりゃテンション上がる。
どうやらこの場所はイスタンブールの先進的な人々が集まるオシャレスポットのようだ。
古着屋さんやファスフード屋さん、個性的なカフェが迷路のような路地裏のあちこちにひしめいている。
おいおい、こりゃ明日ここで歌ったらめっちゃ楽しいことになるんじゃないのか!?
めっちゃいい場所見つけたぞ!!
明日は金曜日。
きっと人もたくさんいるはずだ。
よーし、イスタンブールライフ楽しくなってきたぞー。
いやー、古い町、新しい町、アジアの熱気とヨーロッパの優雅さ、美味しいご飯とチャイの苦味と甘み。
なんて旅人を魅了してくれる町なんだイスタンブール。
明日も頑張るぞ。
そして晩ご飯がやっぱり死ぬほど美味い!!!!!