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バリ島に移住する人たちの人種


こんにちは!神田です。



日本でも三が日が終わって、そろそろお仕事始めをする人が多いんじゃないでしょうか。


日本にいた時はお正月休みがしっかりある会社で働いたことはあまりなくて、
年末は30日か31日まで働いて、仕事始めは1日か2日か。てことが多くて
こんな私も結構しっかり働いてたんだなーと思います。


でも仕事はいつも楽しくて、仕事行きたくないとか思ったことないことを考えると
仕事運にも本当に恵まれてたなと改めて感じます。



シンガポールは相変わらずの気持ちいいくらいのどしゃぶりです。



お仕事始めのみなさま、頑張ってください!!!



おわり








2017年12月18日(月曜日)
【インドネシア】 バリ島





し、死ぬ…………



死にそう…………



ベッドから起き上がれない…………





と思ったらお腹がグルグル言い出してソッコーでトイレに駆け込んで水を出す…………



出しながら上からも吐きそう…………




死ぬうううう………………








幽霊みたいにトイレからフラフラと出てきてベッドに倒れる。


う、動けん…………


目の前にプライベートプールがあるのに今飛び込んだら確実に水死する…………



せっかくいいビラに泊まったのにプライベートプールに入れん…………




ひとつ言えることはお腹壊してるのにお酒飲んだらダメってことです…………


ゆうべ3時過ぎまで飲んでたもんな…………











ベッドで死んでいると、ビラのスタッフさんがブレックファーストを運んできてくれた音が外から聞こえてくる。


準備できたよーとカンちゃんに呼ばれて、ゾンビみたいな動きで半屋外のリビングに行くと、優雅極まりない朝食がテーブルにセッティングされていた。










開放感溢れるリビング、緑が目に優しい敷地、プライベートプール、目の前には豪華な朝ごはん。




でも吐きそう…………

胸焼けと胃もたれと体のダルさでご飯見るのもキツい…………





無の表情。





とりあえずミーゴレンの麺を2本くらい食べ、スイカとパイナップルを口に入れる。


本当はめっちゃ美味しくて大好きなインドネシアご飯なんだけど、ニンニクと油と甘辛い匂いがムワッと胸にくる。









ご飯を終えるとカンちゃんがいやっほーってプールに入ってウキウキしてる。


本当は一緒に入りたい。


宿のプライベートプールで人目を気にせず泳ぐなんてこの先またあるかな?ってくらいの贅沢だけど、今はどうしても無理でベッドに倒れる。


すると、1人でピチャピチャ遊んでたカンちゃんが寂しそうな顔をしてプールから上がってきた。


1人でプール入っても楽しくないって。



ごめんね…………


そんな2人の時間を大事にしてくれるカンちゃんが大好きだよ。












「どうもー。金丸さん体調大丈夫ですかー?」



部屋でグッタリしていると、チェックアウトを済ませたノリ君とユキちゃんが遊びに来てくれた。


2人の帰国の飛行機は夜なので、このまま宿でネットをしたりして待っておくみたい。


俺たちは用事があるので昼過ぎには出かける。



ここでバイバイだ。




「いやー、本当に終わりなんだねー。」



「そうですねー、でも帰ったら2日後くらいにはもう富山の温泉旅館でお仕事が待ってますから、気持ち切り替えないといけません。」



帰国したらすぐにユキちゃんの実家がある宇奈月温泉に向かい、そのままユキちゃんのお母さんが働いてる旅館でバイトをするみたい。


余韻に浸る間もなく、すぐに次のステップに向けて進んでいくだな。




「沖縄でやるカフェの店名はもう決めてるの?ゴーヤチャンプルーは出すの?」



「店名はまだなんですよー。なんか客層とか場所とか色んなこと考えてるとなかなか決まらなくて。ゴーヤチャンプルはもちろん出します!!」




俺たちもいずれお店を作ろうと思っているので、どんなお店にするのかって話で盛り上がった。


お互いに色んな部分を参考にし合って良いお店を作れたらいいよね。



いやー、ノリ君たちのお店に行くのが楽しみだなぁ。

ユキちゃんのブラジル料理食べてみたい。









「じゃあ、俺たちもそろそろ出発しようかな。」



「はい!!それじゃあ次は日本のどこかで!!」



「日本まで無事帰ってね!!ありがとう!!」




エジプトのカイロの安宿でたまたま出会った旅するにこいち。

これでもう4回目のお別れだ。


まさかあの数時間の出会いからここまで仲良くなるなんて、本当わかんないもんだよなぁ。



今回の旅ではあんまり旅人仲間ってのが出来ていないけど、それを全部埋めてくれるほどノリ君たちとの出会いは大きいものだったよ。




たくさん遊んでくれてありがとう!!


日本でもまた楽しいことして遊ぼうね!!!



車2台でどっか遠出して、また景色の綺麗な場所で車中泊しよう!!

バーベキューとかしながら!!



旅するにこいち!!

世界一周お疲れ様!!!

















さてー、大事な旅仲間が帰国してしまうけど、俺たちは俺たちで今日を楽しむぞ。



2人とバイバイしてまず向かったのは換金屋さん。


いやー、インドネシアに入った時に45000円分くらい換金して、これで滞在できたらいいねーなんて話してたのにまったく足りませんね。



おかしい…………

計算ではヨユーのはずだったのに…………




アレですね、旅人がみんな恐れているあの合言葉を使いすぎですね。


これ使ったらなんでもオーケーになってしまうあの悪魔の囁き。





せっかくだから。





せっかくだから食べよう、ここまで来たんだしせっかくだから入ろう、せっかくのバリなのに、せっかくだからせっかくだからせっかくせっかくせっかく…………




すべてを正当化してしまうこの合言葉の破壊力半端じゃないです。


旅人はみんなこの合言葉を飲み込みながら頑張って旅してるけども、まぁここはバリ。



バリだもん、せっかくだから楽しもうよ。



こんなにしっくり来る言葉ないですよ。


恐怖ですよ。お金飛びまくりです。だってバリだもの。せっかくだもの。せっかくだものおおおおおおお!!!!







「せっかくだから焼肉食べる?」



「だめえええ!!!我慢しよおおおおお!!」






でもせっかくだからマッサージにゴー。






マッサージはしょうがない。こればっかりは仕方ない。

だってマッサージだもの。バリマッサージだもの。


せっかくだから体験しておかないと。せっかくだもの!!!!





お店に入ると沢山の女性スタッフが暇そうに座っている。


バリってマッサージ屋さんがうなるほどあるんだけど、噴火の影響でどこもめっちゃ暇そうだ。




値段はだいたいこんな感じ。





1時間で10万ルピア、800円。

足でも全身でも値段は一緒みたい。


ただヘッドスパとか石を使ったやつはもうちょい高い。



1時間のマッサージが800円って安いよなぁ。

日本だったら5000円はするよ。


俺もカンちゃんもマッサージ大好きだから東南アジア最高だ。








料金を支払ったら薄暗い通路を歩いて奥へと入って行く。

中にはカーテンで仕切られたベッドがたくさん並んでいて、怪しげな感じだ。





いやぁ、マッサージといえばピピ島を思い出しますな。

年上の巨乳のマッサージお姉さんに誘惑されてピピでピピピッとかいうクソみたいなタイトルのブログを書いたのがまるで昨日のようです。


東南アジアの開放感パナい。



やっぱり巨乳はあれですね、

ロリ巨乳、メガネ巨乳、大学生巨乳、巨乳人妻、色々ありますがやっぱり1番は隣の家の巨乳熟女ではないでしょうか。


隣に回覧板持っていって、おばさん僕もう我慢できない!!とか言って玄関で押し倒してそのままあれがアレしてああなったりするんですね。ところで刃牙VS武蔵の戦いが始まったらしいですね、すごい気になる。





「ちょっ!!痛い!!痛っ!!ヒイイイ!!!」



「アハハハー、スローねー、スローネー。」



「そうそう……もうちょっと優しく…………やさし、痛い!!!痛い!!!」



足の裏死ぬほどグリグリされて絶叫するかと思いました。

体悪いところ色々あるんだろな…………




ちなみにこのお店はそんなに気持ちよくなかったです。

店によっても人によって全然違うだろうから、自分に合う人と当たるかどうかは運ですね。




































それから日本食品スーパーのパパイヤというお店に行って、お惣菜コーナーでカツ丼やんんん!!!唐揚げ弁当やんんん!!!おにぎりやんんん!!!って超絶興奮してしまったんだけど、今からご飯なのでUFO焼きそば買うだけで我慢しておく。


UFO楽しみ。


ていうかこんなスーパーがあるんだから、本当インドネシアって日本に近い国だよなぁ。
















買い物を終えたらバイタクに乗って空港よりも南にあるサウスクタのほうにやってきた。


そして待ち合わせしていたワルンカンプンというレストランに到着。






安くて美味しくてローカルにも観光客にも人気のお店みたい。



「ああああああ!!カンちゃん久しぶりいいいいいい!!!」



「カンちゃん変わってないねー!!」



「わあああ!!アキコさんもユキさんも全然変わってないー!!」




そこにいたのはカンちゃんのバリ時代のお友達であるアキコさんとユキさん。


今夜はバリの友達みんなで集まってご飯を食べようと約束していたんだけど、




2人とも美人!!!!!





ビビるくらい美人さん!!!!!


どうしよう!!僕キモいくらいキョドってる!!!





クラブで踊りまくってそうな感じのイケイケ美人のアキコさん。


めっちゃ色白の和風美人のユキさん。


カンちゃんから、バリの友達は紫外線浴びまくってるのにちゃんと美容に力を入れてて綺麗な人ばっかりやよーって聞いてはいたけど、本当にめっちゃ美人!!!!



なんか勝手なイメージ、バリに住んでる日本人ってお化粧もあんまりしてなくて真っ黒に日焼けしててナチュラルに生きてる系の人が多いのかなって思ってたけど、みんなすっごいちゃんと気を使ってるんだなぁ。




あ、それとショータ君に日本から持ってきてもらったハーモニカを預けててもらったのはこのアキコさん。

アキコさん、荷物受け取っていただいてありがとうございます!!










とりあえずみんなで乾杯&ご飯を色々頼んでつまみながら再会パーティースタート。



「いやー、もう◯◯さんもいないんだよねー。」



「そうそうー、日本に帰っちゃったんだー。◯◯さんは今フィリピン行ってるしねー。」




久しぶりの再会で盛り上がるカンちゃんたち。


カンちゃんがバリ島を離れてからすでに8年が経っており、当時仲の良かった人たちはどんどん島を離れていって、知ってる人はもうほんのちょっとしか残ってないみたい。


その中で今も残ってるアキコさんとユキさんはどっちも10年選手だ。


お2人ともウェディング関係のお仕事をしており、それでカンちゃんと知り合ったみたい。




カンちゃんがバリ島に住んでいた時の話が出てきたりすると、この2人は俺なんかよりずっと昔からカンちゃんのことを知ってるんだなーって感慨深い。


カンちゃんも色んなところにたくさんの友達がいるよなぁ。







「いよおおおおおうう!!遅れてすまんなああああああ!!!!お!!これがユキのコップやな!!!グビグビグビーー!!!」



えええ!?!?


そこにいきなり現地のバリ人が乱入してきて、コテコテの関西弁を喋りながらユキさんの横に座ってユキさんのビールを飲み干した。


そしてテーブルの上のナシゴレンをガサー!!っと口に流し込むその現地人さん。



ちょ!!なにしてるんですか!!やめてください!!





と、ビビっていたら、



この人、まさかの日本人。


そしてユキさんの旦那さん。







オセロすぎる!!!!

白と黒!!!!


マジで超絶肌が黒くて、松崎しげるがヨユーで逃げ出すレベル!!!


下手したら夜の中だったら見えないくらい!!!




「ガハハハ!!99パーセント現地人に間違われるでー!!」



「この人、毎日朝と晩、サーフィンばっかりしてるの。それでこんなに焼けてるの。」



「でもちゃんと仕事してきたでー!!今日も撮ったでー!!」



このウルトラ豪快な旦那さん、サブローさんもまたバリのウェディングでカメラマンをやってらっしゃるんだそう。


こんな明るくて、ど元気で、笑顔が弾けまくってる人に撮ってもらったら、そりゃ素敵な写真が撮れそうだわー。











正直、こうしてカンちゃんの古巣に行って、カンちゃんの友達の中に行くのってなかなか緊張する。

どんな顔すればいいか考えるし、どこまで出しゃばらないようにすればいいか悩む。



でもこの3人といるとそんなこと全然考えなくていいくらいめっちゃリラックスできた。



なんだろ、全員が全員、スーパー人生を謳歌してる感じ。



細かいこと気にしなくていいじゃーん!!楽しくやろうよー!!みんな仲良くやろうよー!!っていうポジティブなオーラがほとばしりまくってて、一緒にいてすごくナチュラルでいられる。



高原さんが言ってた言葉を思い出す。


ジャカルタには好きで来てる日本人はいないけど、バリには好きで来てるやつしかいない。

本当そんな感じなんだろうなぁ。




「えー、カンちゃんたちって日本に帰ったらどこに住むのー?」



「ちょ!!アキコさん、それもうここに来てから何回も言ってる!!」



「えー、ウソー、やだもー。」



「アキコは本当人の話聞いてないからねー。恋愛のことしか興味ないから。」



「ガハハハー!!アチコのそういうところがええねんー!!それが素敵やねんー!!」




マジでみんなすっごい輝いてる。

めっちゃイキイキしてる。


人生謳歌してるのが伝わってきてこっちまで幸せな気分になってくる。


それでいてみんな気配り上手で、お話が上手で、こんなに楽しい人たちがいることを考えたらバリ島に惚れて住み着く人の気持ちが分かるような気がした。


もうこの3人めっちゃ大好き。





こんなに楽しい時間を過ごさせてもらって、ご飯もご馳走になってしまって、アキコさん、ユキさん、サブローさん、本当に楽しかったです!! 


ありがとうございました!!










「いやー、カンちゃん、みんな最高やね。バリ島いいわー。」



「そうやろー。みんな超絶いい人たちなの。大好きなの。」




いい夜だったなぁ。



あー、楽しかった。







あー、トイレ行きたい。








ていうかまた飲んでしまったあああ!!!





トイレえええええ!!!漏れるうううううう!!!!!




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