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夜、車に酔っ払いオッさん現る



2017年7月18日(火曜日)
【ドイツ】 バンベルク ~ バイロイト






★朝から辛ラーメン食べると気合い入るけどお腹いっぱいなりすぎます。





ひき肉もなかなかアリです。










★お世話になったバンベルクの小さなお城の駐車場を後にして、次の町に向かいましょう。





バンベルク、何度来ても大好きな町。
またいつか必ず来よう。












★1時間くらい走ってやってきたのは隣町のバイロイトという町。


いつものように住宅地の中に車を止める。




今回のヨーロッパでは路駐という技を覚えたのでいつも無料で車を止められているけど、場所はだいたいこんな感じ。


この車の列に混ざります。



町の中心部には色んな交通看板が立っていたり、アスファルトにも複雑な線が書かれて規制されているけど、中心部から500メートルほど離れるとローカルの人たちが止めている規制のないエリアになります。



15分~20分くらい歩くことになるけど、前回のヨーロッパ旅では毎日5ユーロ、600円くらい駐車場代で払っていたので相当な節約です。











★気持ちの良い公園を歩いて町へと向かいます。












ていうか本当は今週いっぱいずっと雨って天気予報だったから、それに合わせてルートを組んでいたのに一切降りませんね。


嬉しい誤算です。













★美しいガーデンを抜けて町にやってくると、立派なホコ天がのびていた。






















でもあんまり人いない。


町の大きさの割には静かな町みたい。










★でも恐竜います。





恐竜の足の下で踏み潰されそうになりながら歌ってたら面白いかなと思ったんだけど、すぐ横で地元の女の子がくねくね動きながらカラオケ路上をやっていたのでやめときました。









★この町には特に見所もないようなのでそのまま路上開始。





のんびり歌っていると、カフェのテラスに座ってる人たちがチップを入れに来てくれ、とてもいい雰囲気。


でも人が少ないのであんまりかな。


今日あがりは2時間で76ユーロ、9800円。



子供可愛い。















★なんかすごい楽器弾いてる美人コンビがいた。




繊細な弦の音に乗せて綺麗なハーモニーで歌っており、それがヨーロッパの小さな町角によく合う。


いいなぁ。ここでみんな暮らしてるんだよなぁ。












★2人のマネージャーみたいなおじさんがいてチラシを渡してきたんだけど、君も路上パフォーマーかい?と聞かれた。


はいと答えると、君みたいなパフォーマーは良いんだが、ルーマニアの奴らは本当に困る、奴らは路上をぶち壊してしまうんだよ、と顔をしかめていた。



ヨーロッパの人は本当にルーマニアの人たちを毛嫌いしてる。


ルーマニアの出稼ぎの人たちやジプシーの人たちは、ヨーロッパの各国で物乞いをしたりアコーディオン演奏をしたりして稼ぎながら流れている。


彼らがいると町の雰囲気が暗くなるし、彼ら貧しい人たちが犯罪を起こすとヨーロッパの人たちは言うけども、警察が言うくらいだから確かに実際に起こってることなんだろう。




もし日本で外国人が物乞いをしていたらどうだろう?


人相の悪い連中が横柄に金をせびってきて、レストランの中にまで入ってきて物乞いをしてきたら。


あちこちでコミュニティを作って生活し、さらに犯罪まで犯しだしたら。



法律を作って締め出すか?



きっとそれは簡単ではないんだろうな。



これだけヨーロッパの各国でジプシーの物乞いたちがそこらじゅうをウロついているんだ。

何十年も前から。



毛嫌いしていながらも、ドイツやフランスの先進国の人たちは彼らと共存しているし、お金を恵んであげる人たちもたくさんいる。




幸い日本にはそうした物乞いはほとんどいない。



俺たちにはわからない、貧しさや差別に対する感覚がヨーロッパの人々にはあるんだろうな。










★路上を終えたら車に戻ってスーパーマーケットのリドルへ。

相変わらずリドルは安いなぁ。









そんでドイツで忘れたらいけないのがパントの存在。

ドイツではペットボトルでもビールの瓶でもジュースの缶でも、なんでもパントというものが存在していて、商品の値段とは別に容器代というものを取られる。



お会計の時にプラスして払うので、予想していたよりも高くなってしまうのでちょっと戸惑うんだよな。



リドルでビールを買うと1本40セント、50円くらいなんだけど、これに25セントのパントがついたりするのでほぼパント代やん!!ってなる。



こうした飲み終わった容器を集め、またスーパーに行った際に容器回収機械に放り込むとパント代のレシートが出てきて、それをレジで出すとお会計から引いてもらえるというシステム。


空き容器をとっておくのは面倒ではあるけど、結構2~3ユーロになるのでバカにならない。










★下ネタですか。











★次の目的地は北部のベルリン。今週末に友達と会う約束をしているので、結構離れてるけど遅れないように向かわないといけない。



















★高速に乗って、いつものようにある程度走ったらパーキングエリアで寝ることに。



ドイツのアウトバーンにあるサービスエリアは、日本と同じようにトラックまみれ。


特に夜に行くと、寝に来ているトラックで駐車場は満タンになっている。




そんなトラックの展示会場みたいな中に潜り込んで車の中に寝床を作り、カンちゃんが作ってくれたご飯を食べる。


食べながらパソコンで動画を見るのが1日のご褒美タイム。






あー、ビール飲んで美味しいご飯食べて嬉しいなぁー。





するといきなり窓の外にオッさんがニュッと顔を覗かせた。



うわあああ!!!!


ビビる!!!!なに!!!!




こんな真っ暗闇の駐車場で謎の男が俺たちの車に来てしまった!!



なに!!強盗!!?変人!!?暴力!!?


襲われてしまう!!!!






「ウィ~、お前たちここで、ヒック、寝るのか~~?」



「はい、寝ますよー。」



「俺はああああ!!!!…………そのトラックで寝てるからあああああああああああ~~~~ヒック。おやすみなさい。」




隣人さんのご挨拶でした。


だいぶ晩酌が進まれてるようでした。





「いやー、びっくりしたー…………変なことしてくるかと思ったわー。」



「びっくりしたねー。でもただの挨拶で良かったね。」



「ウィ~~、何か問題はないかい~~~~ヒック?大丈夫?」





ぬおおおおううう!!!



だからいきなり暗闇からニュッと現れるのやめて!!!



ていうかまだいたの!?


あなたが問題なのでトラック戻って!!





夜のサービスエリアはなかなか面白いです。









★さぁ、明日はライプツィヒってところに行ってみるかな。

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