スポンサーリンク イタリアではロマンチックなものにお金が落ちる 2017/6/28 2017/05/29~ イタリア, ■彼女と世界二周目■ 2017年6月10日(土曜日)【イタリア】 チェファルー★目が覚めたらシチリアの水平線。最高すぎる。★海に突き出したチェファルーの旧市街が見える。今日はあそこで歌うぞ。★朝ごはんは最近ハマってるサラダ。イタリアではチーズばっかり食べてるので野菜いっぱい食べましょう。★チェファルーは観光地だし町が狭いので駐車場がほぼ有料。でも駅裏の住宅地までいけばいつものように路駐天国。★旧市街めっちゃ綺麗。シチリアの何気ない町の風景に心がなごむ。★今日もめっちゃ暑い。毎日30℃超えで汗かきまくり。でも最近新しいテクを覚えた。イタリアは町のいたるところに水場があるので水の補給が簡単。なので夜、ひと気のないところに車を止めて車の陰で全裸になり思いっきりペットボトルシャワー。これめっちゃ気持ちいい。すっきりするし体を冷やせるし、ていうかこのペットボトルシャワーができる限り、わざわざキャンプ場とかにシャワーを探しに行く必要なし。シャワー代もかからない。無敵。カンちゃんも、私強すぎるうう!!こんなところで全裸なってるー!!って言いながら外で水かぶってます。カンちゃんのほうがこういうの得意です。★というわけで路上やってみましょうか。土産物屋さんが並ぶメイン通りの一角で声を抑えて演奏開始。★道も狭いし、周りにお店があるし、大丈夫かなぁと思いながら歌っていると、お店の人たちがみんな出てきてチップを入れてってくれた。みんな優しい。警察も素通りだし、チェファルー歌えるの確定。★でもチップの入りは微妙。とりあえず現地の人はほぼ入れてくれない。観光客しか入れてくれん。★13時を過ぎたあたりから人通りが減ってシエスタに突入。観光地ならばシエスタ地域じゃない人たちが歩いてるはずなので路上続行!といきたいところだけど、やっぱり人通り激減なので休憩タイム。★ワイファイ、コンセント、安い、の3つを取り揃えたカフェを探していたら脇道にいいカフェを発見。イタリアではピッツァリア、ジェラテリアという、~~テリアというお店があるんだけど、どうやら、リストランテが良いお店。トラットリアが食堂。パスティツェリア・ロスティツェリアというのがお惣菜屋さん。といった感じみたい。レストランだとサービスフィーがかかって高くつくけど、パスティツェリアとかのお手軽なお店だと簡単に済ませられる感じ。ショーウィンドウにお惣菜パンとかラザニアとかが並んでて、それを注文すると温め直してくれ、外のテーブルで食べるって流れだ。あとカフェだろうがピザ屋だろうが、だいたいどこでもジェラートが置いてある。イタリア人、ジェラート好きすぎ。ジェラートメインのお店はジェラテリア。★めっちゃ作業して、そのまま店内でピザ。味はまぁまぁ。ナポリ行ったら美味しいピザにありつけるのかなぁ。★夕方になって人通りが戻ってきたら同じ場所で路上再開。★チップの入りは微妙なまま。人通りは昼に比べてかなり多くなってきてるのに。目の前のお土産物屋さんのおじさんが出てきて、ギターケースの中のチップを覗き込んで、しかめ面で、ちょびっとやなぁ~と言う。頑張ります!!!★しかし21時前になって町に街灯がともった瞬間、いきなりチップの入りかたが急激にアップ。オレンジ色の街灯に照らされた路地でロマンチックにポロポロとバラードを歌うとたくさんの人が足を止めてくれ拍手をしてくれる。★この時間になると歩いてる人たちの服装も変わって、みんな綺麗にドレスアップしている。ドレスアップのレベルも、結婚式に出席できるくらいのバッチリドレス。ここはシチリア、やっぱりみんな気合いが入ってる。日本だとディナーに行くのにドレスアップって習慣はそんなにないので、こっちも上品にいこうと声を綺麗に出すように心がける。★ワンダフルトゥナイトのウケが半端じゃない。なるほどなぁ、イタリアではロマンチックなものにお金が落ちるということか。★イタリア人の旦那さんを持つこの町在住の日本人の女性のかたが声をかけてくださった。シチリアならライスコロッケが有名で、ここから近くにカステルブオーノという、小さいけど賑やかな町があるということを教えてもらった。明日行ってみようかな!!ありがとうございます!!★それにしても声が絶好調。あまりにも絶好調すぎて、普段歌わないイエスタデイもやってみたんだけど、良い感じで歌えて、そしてめっちゃウケる!!!さすがイエスタデイ!!全員知ってる!!!もうなんでもかかってこいってくらい今日の俺めっちゃ歌うまい。このポジションが良かったんだろうな。目の前が凹んだ建物になってるので声が響いて喉に負担がかからない。生でもこうやって場所の響きによってやりやすさや歌いかたは全然変わってくる。いやー、今日の俺無敵。今レコーディングしたいわ。★今日のあがりはガッツリ4時間半やって137ユーロ、17000円。街灯がともってからの1時間だけで半分以上稼いだはず。イタリアは夜が勝負だ。★路上を終えてからのんびり海沿いでも歩いてみようかーとビーチのほうに行ってみたら、とんでもない人出でごった返していた。夜のビーチ沿いの道ではたくさんのカップルや夫婦が座ってロマンチックに愛を語らっており、ズラッと並んだレストランのテラスはどこも満席。そんなテラスではライブミュージックが行われて盛り上がっており、もうとんでもない賑わい。すっげぇ!!もう祭りやん!!!★ビーチ沿いではお決まりのインド系の出稼ぎの人たちがサングラスやらオモチャやらケータイケースなんかを売っており、どうやらさっきまで歌っていたメイン通りよりもこっちも海沿いのほうがチェファルーは賑わうみたい。今日が土曜日ってこともあるだろうけど、駐車場はどこも埋まってるし、なんなら溢れかえってるし、23時を過ぎてもまだまだここからが本番って様相。いやぁ、すっげぇなぁ。やっぱりシチリアは田舎の小さな島ではあるけど、ヨーロッパ屈指のリゾート地でもあるんだなぁ。★この日は海沿いのパーキングスペースに寝床を決めた。明日の朝の景色が楽しみだ。箇条書き日記ですんません!!イタリア入ってから毎日めっちゃ充実してて日記が追いつかん!!この次の日もまたとんでもない事実が発覚して大興奮の1日でした。こっから数日、映画好きにはたまらない日記をお届けします!!!~~~~~~~~~~~~~~~~~~~イギリスのホテルをアゴダでとってくださったかたがいました!!今思うとウィットビーの寒い夜が恋しくなります。あの辺よかったなぁ。フィッシュ&チップス美味しくないけど。どうもありがとうございます!!