スポンサーリンク エンジン警告灯とかやめてくれ!! 2016/11/22 2016/09/07~オーストリア②, ■彼女と世界二周目■, 結婚式準備 お久しぶりです!金丸文武です。結婚式フィーバーの後も家族と過ごしておりましたのでブログを後回しにしておりました。鬼のように日記が溜まっています!ようやく落ち着いたのでこれからまた通常通りブログ再開していきますのでよろしくお願いします。2016年11月7日(月曜日)【オーストリア】 シュピッツ ~ クレムスもうすぐ結婚式!!!!死ぬほど実感なし!!!でも親や友達が来てくれるということは、どうやらこれは一大事らしい…………そう!ついに今朝!俺とカンちゃんの両親がウィーンに到着することになっている!!海外経験とかほぼなくて、日向から出るのも稀な金丸家!!主な食べ物は天領うどんとチキン南蛮と新鮮な日向灘の海の幸!!兄貴は東京から1人で飛行機に乗り、経由地のイスタンブール空港でお父さんお母さんと落ち合うことになっている!!そう!!!心配しかない!!無事落ち合って、ウィーン行きの飛行機に乗れたのだろうか!!!まずイミグレーションで質問にひとつも答えられずに舌打ちされて別室送りにされ、やっと解放されたと思ったら空港の中で家族がバラバラになって迷子になり、とにかくホテルに行こうとタクシーに乗ったらゲロボッタくられて100ユーロくらい払って、ホテル前に着いたら変な奴が話しかけてきて謎の街歩きツアーの勧誘に引っかかって大金を払い、美味しいと連れて行かれたレストランで半端ないチップを請求されていきなりオーストリアを嫌いになったりしてはいないだろうか。こ、怖い………………ただの田舎のお人よしファミリーなので、ウィーンなんていう大観光地にいる小悪党たちの魔の手に落ちてないか心配でならない……………本当は迎えに行きたかったところなんだけど、俺たちはギリギリまで作業があるのでここを離れることはできない。なんとかみんなで初めてのヨーロッパを生き抜いてもらうしかない。いやぁ…………それにしてもうちの家族4人が全員揃うのって何年ぶりだろう。軽く10年は越えてるんじゃないかな。そんな超久しぶりの全員集合がオーストリアだなんて面白いよなぁ。家族と旅行ができるかと思うとすごくワクワクしてくる。やっぱり家族は大事。なによりも。そしてカンちゃんもその家族の一員になるんだなぁ…………怖っ!!なにそれ怖っ!!!!というわけで今日もスーパー寒い中クレムスに行って、ケバブを食い散らかしたら俺は路上、カンちゃんはパーティで使う小物の印刷とか。明日からはかなり忙しくなるので、今日で路上は最後。あ!!あぁ!!!今書きながら気づいたし!!!!あれって独身最後の路上だったんだ!!!!きゃあああああああああああああああああああああ!!!!!!!怖いいいいいいいいいいい!!!!!!なんでもそうやって言えるううううううううううう!!!!!!!独身最後のケバブだったしいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!さっき食べたトムヤムクンヌードルも独身最後!!!ああああ!!!!だったら出発前に食べた天領うどんが独身最後の天領うどんじゃねぇか!!!!!!独身最後のチキン南蛮はもちろん爛漫!!!!!独身最後のゆまちゃんはもうだいぶ前!!!インドあたり!!!独身が終わるうううううううううううう!!!!!!!はい、別にそんなに興奮もしてません。酔っ払いのオッちゃんに絡まれながら独身最後の路上をいつも通り気合い入れて歌った。そんで休憩の時にメールをチェックしてみると家族からメールがたくさん来ていた。お、ちゃんと着いたのかな。「ホテル代って払ってあるのか?」「文武、ホテル代って引き落とされてるよね?」「文武!ホテル代は!!」ちょ!!全員で同じこと送ってきてる!!!払ってるから!!!カードで引き落とし決済されてるから!!こりゃなんかあったかなと慌ててすぐに電話をかけてみると誰もでない!!親はいつもケータイの電話にでない生物なので仕方ないとしても兄貴もでない!!あーもう!!とモヤモヤしながらも何度かけてもでないので、しかたなく路上続行!!そして次の休憩にまた電話をかけてみると、やっと兄貴が電話にでた。「おぅ、なんかホテルの受け付けで金払ってないって言われて、いや払ってるって言ってもノンノンノンとか言われてムカつくぞ!!そんでよくわからんけど親父のカードで100ユーロ払ったわ。あれはなんか!」いや、ホテル代は払ってる。ていうか100ユーロって、払ってないなら部屋代にしては安いし、キーデポジットとかにしてはやけに高い。でももう100ユーロは切ってしまってるらしい。んんん………それがなんなのか、お金は払ってるとか、全てを英語でやり取りするのは日向弁しか喋れないうちの家族には不可能。うー、こういう時英語喋れないと苦労するよなぁ。英語喋れなくてもめちゃくちゃな単語の連発でまくしたてられる肝の座った人ならガンガンいけるんだろうけど、うちの家族は典型的なシャイな日本人。恥ずかしがって粘ることとかできない人たちなので、変なことに騙されなければいいけど…………とにかくこっちからホテルにメールして原因を探ってみた。するとメールはすぐに返ってきた。「すみません、受け付けの人間が把握してなかったんだと思います。申し訳ありません。そして100ユーロというのはデポジットで、一部屋につき50ユーロになってます。」デポジットで50ユーロもするんだ。さすがゲストハウスとは違ってそれなりにいいホテルはデポジットも高いんだなぁ。とりあえずまた連絡してその旨を伝えると安心してくれたみたいだ。が、次にまた別の問題が。みんなでご飯を食べに行ったそうなんだけど、レストランでお食事をして46ユーロ、5300円のお会計だったそう。するとウェイターがチップチップと要求してきたんだそう。さすがはウィーン。俺たちもそれなりにちゃんとしたレストランで食事したりしてるけど、今のところ向こうからチップを要求されたことはヨーロッパでは一度もない。ドイツなんかでは、チップを含めて多く払おうとすると、え?いいんですか?って驚いて聞いてくるくらいだ。アメリカみたいに、え?アメリカではランチのチップは支払いの15パーセントでディナーだったら20パーセントですよ相場知らないの?これ義務だよ?知らないの?バカなの?帰れば?みたいなクソむかつくシステムをマジビビるしーみたいな顔で言ってくるウェイターはヨーロッパにはいない。少なくともドイツやオーストリアには。なんでチップが義務なんだよボケ!!もちろんヨーロッパにもチップ文化はあるし、サービスや味に満足したなら気持ちを払えばこっちも向こうもハッピーになる。頑なに払わないってのは違う。俺とカンちゃんもだいたいのお店では5ユーロくらい払ってる。でもやっぱり向こうからチップを要求してきたらいかんよなぁ…………それやられたら払いたいもんも払いたくなくなるわ。ウィーンは大観光地なので世界中から観光客がやってくるし、特に日本人はめちゃくちゃ多いはず。日本人はチップ文化がほとんどないので言ってあげないとわからないってのもあるかもしれんけど、それでもやっぱり気持ちいいもんではないよなぁ。あとは日本人はシャイだから、言えば言っただけ払うって舐められてるところもあるのかもしれない。話を戻してうちの家族はお会計のときに、10?15?20?とウェイターに聞かれたんだそう。お母さんはてっきりパーセントのことだと思ったので10パーセントで4.6ユーロ、530円くらい払えばいいかと思ったそうだけど、なんとそれは10ユーロのことで、46ユーロのお会計にチップを10ユーロも払ってしまったんだそう。20パーセント超えとるやん…………まぁ、ウィーンの相場は知らんけどね…………オーストリアの他の地域の人たちはみんな、ウィーンの人たちはウィーン以外をオーストリアと思ってない、と言う。それくらいお高くとまってる、って認識だ。オーストリアの国民が言うんだからまんざら大袈裟でもないんだろう。払いすぎたかねぇ……と言うお母さん。いや、払って悪いことはない。払いすぎることもない。オーストリアでは、日本人は金持ちってイメージは根強い。オーストリアの給料は日本に比べると結構低い。結論、チップは払っていいと思うけど、46ユーロのお会計に20ユーロのチップを要求するような舐めた店では1ユーロも払う必要はないわ。というわけで独身最後の路上は2時間で182ユーロ。20900円。次に歌う時はもう夫やし!!!!怖っ!!路上を終え、結婚式で使う材料を買いにホームセンターへ。ここオーストリアのホームワイド。ホームワイドを知らない!?ビビる!!色々と必要なものを買い込んで車に積み込み、シュピッツへと帰る。さぁ、明日は路上もなしでひたすら式の準備だぞー、でもこの準備期間も楽しいぞー、と運転していると………………車のスピードメーターのところに警告ランプが光った。あ、あれ?こ、これってエンジン系のランプだよな?おいおいー…………ちょっと勘弁してくれよ…………3日後に結婚式というこのタイミングで警告灯とか不吉だよ…………しかも明後日には両家の親族やお友達が続々この到着する。迎えに行ったりなんだかんだで走り回らないといけないのに、今エンジントラブルとかシャレにならんし…………とりあえずなんとかそろりそろりと運転してシュピッツまで帰り、レイモンドパパに相談してみた。見せてみなーと車のチェックをしてくれるレイモンドパパ。パパはガレージに大きなバイクを2台持ってて、自分でメンテナンスをしてしまうようなメカニックが得意な人。車のチェックをしてもらっていたら、なんと床の木枠を外し、車の下に潜り込めるような階段が現れた。すげぇ!めっちゃ本格的!!こんなの家にあるんだから本当にヨーロッパの人は自分でいろんなことをやってしまう性格なんだよなぁ。ちゃちゃっと見て回っていると、パパがオーイ、これだー、と車の下から声を出した。エンジン警告灯の原因は………………めっちゃ切れてるやん。なにこれ思いっきり切れてるやん。しかも劣化とか力任せに引きちぎれたものではなく、スパッと綺麗に切れている。どういうことだ!?「マーダー。マーダーマーダー。」パパが言う。え?なに?人殺しですか?英語が喋れないパパ。マーダーってのをドイツ語から翻訳してみた。えーっと……………うんうん、なるほど!てんですか!!そっかー!!てんだよね!!てん!!ホント参っちゃうよね!!てんには!!てんのおかげでてんてこまい!なんつって!!はああああああああああああああああ!!!!!!てんて!!!!いや、てんて!!!あれ?てんてどんなんだっけ?なんかイタズラする妖怪系のアレだっけ!?いや違う、イタチの仲間みたいなやつだよな?これ。こいつが噛みちぎったんだよというパパ。オーストリアではよくあることなんだそうだ。ちょ!!てんやめてマジで!!!なんてことすんだコノヤロウ!!!!!!!パパがなんとか線を圧着する端子で切れた部分を繋げてくれてランプは光らなくなったので一安心。ネットで調べてみたところ、エンジン警告灯は様々なトラブルを一括して表示するものであって、素人にはどの部分にエラーがあるのかというのはまず判断できないんだそう。車の整備工場に行って、電気系統のチェックボックスに機械をつないでどこが悪いのか調べるんだそう。そしてこのエンジン警告灯はそこまで緊急性のあるものでもないらしい。特にヨーロッパの車は日本の車に比べてかなりセンサーが過敏らしく点灯しやすいんだそうだ。まぁ今までめっちゃ快適でまだ走行距離もそんなに走ってない状態で、あの断線。完全にあの部分が原因だ。エンジン内部に問題が起きたのではなく、それをスピードメーターのところに報せる電線が切れただけなのでとりあえずこのまま様子を見ることにしよう。あと3週間くらいでこのレンタカーも返却なので、返した時にチェックして修理するはずだし。もちろんなんかあったらすぐに車屋さんに行こう。あーもう、このタイミングで警告灯とかやめてくれよ!明後日家族がやってくるのに!!アホてん!!焼いて食うぞ!!とにかくレイモンドパパ!修理してくれて本当ありがとう!!え?もう明後日には家族が到着するの?明日で色んな準備をほとんど終わらせてしまわないといけないの?久しぶりの家族との再会なの?家族が4人が揃うのは10年ぶり?それがこのオーストリア?素敵な思い出を作りたいなぁ。「フミ君ー、これってこんな感じでいい?ねぇフミく…………ちょ!!飲んでないで手伝って!!」「いやぁ、明後日には家族が来るんだねぇ。明々後日には結婚式なんだねぇ。実感わかないねぇ。」「そうなんだよぉー。だからいい式にしないといけないね。ちゃんと不備のないように準備して……………もうフミ君!!」あー、カンちゃんといると毎日楽しすぎ!!~~~~~~~~~~~~~~~~~~タイのホテルをアゴダでとってくださったかたがいました!!マッサージしてもらいたくてたまらん!!トムヤム食べてマッサージ!!どうもありがとうございます!!