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同性愛者がうじゃうじゃ

6月30日 日曜日
【カナダ】 トロント







よっしゃあああああ!!!!!


待ちに待った同性愛者パレード!!!!


世界で1、2位を争う規模の同性愛者の祭典!!!!

ていうか明日アメリカ入国怖えええええええええ!!!!!!(´Д` )(´Д` )(´Д` )






こ、怖え(´Д` )

けどパレードは見ないと(´Д` )


同性愛者とか入国とかメイプルシロップとかマジカナダなんなの(´Д` )


あ、メイプルシロップは普通か。






「パレードはチャーチ・ウェズリーが1番のベストスポットだからそこに行くんだ。チャーチ・カレッジのあたりも盛り上がるようんたらかんたら。」



饒舌に教えてくれるリック。

さ、さすがは本物!!(´Д` )







リックの助言通り、街に向かってみた。







のだが………



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人多すぎ。

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パレードは14時からということだけど、お昼の時点ですでに通りは人で溢れかえっていた。


ていうか実際、同性愛者パレードがどんなものなのか想像もつかないんだよな。






同性愛者の人たちが全裸でウヒョオオオオオイイ!!チンポチンポオオオオオ!!!!!と暴れまわる感じでいいですか?




し、失礼(´Д` )!?


いや、実際そういうもんだよな?多分。


ものすごくフリーでオープンなイベントなんだろうなぁ。







いやそれにしてもすごい人出だなぁ。


あ、人の数がものすごいって言いましたけど、ぶっちゃけそうでもないです。

だんじりとかのほうがすごいです。





だんじり。






だ、だんじり?!


男子の尻!?





同性愛者からのだんじりという軽妙なジョークを知恵を絞って考えてる間にパレードは始まりました。

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道路が歩行者天国になっており、柵で囲われた通りを向こうから集団がやってきます。

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はい、たくさん同性愛者が歩いてきました。


音楽爆音で、踊り狂ってます。

水鉄砲持ってて水をかけてきます。


いろんなコスチュームがいます。


中には全裸もいます。

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それを柵の外からみんなが大興奮しながら歓声を送り、写真を撮ったり手を振ったりします。


もう、目の前の女の子とか、いやああああああぁ!!!!!って頭振り乱しながら喜んでました。


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このパレードのことは正式にはプライドパレードというのですが、みんな、ハッピープラーイド!!!と抱き合ったりハイタッチしたりしてます。




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あああ、こりゃあ見せ物だなぁ。

柵の中の珍獣ショーに盛り上がってるだけだなぁ。




普通の格好の同性愛者には反応を示さない観衆。

でも派手なコスチュームの同性愛者には大歓声があがる。

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もちろん、素晴らしいことだと思う。


人の性癖なんて、いきなり知らない人の顔にかけたりとかしてこなければ、どうだっていいこと。


人間の動物としての機能には反したことだけど、男が好きな男の人も女が好きな女の人も、今のこのありとあらゆる権利が混在する世界ではなんら不思議なことではない。

もはや尊重どころか、そんな次元ではなく、世界には白人やアジア人、黒人がいるように、彼らもいる。

それくらい自然なことと認識できる。

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現在の彼らの市民権は、このプライドパレードのように、隠れることなくオープンなスタンスがあるからこそ得られたものだろう。


自分の気持ちを隠すことなく、正直にひけらかし、明るく人生を謳歌する。

カナダでは同姓の結婚も認められている。


もはや、完全に受け入れられているもの。

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しかし、今こうしてパレードを見ていると、みんなイカれた珍獣に一生懸命声をかけて、こっちを振り向かすことに必死になっている。


俺が保守的な人間だからかな。

まぁ日本人だったら大半の人間が同じように感じるだろうな。

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この子、興奮しすぎ(´Д` )

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なにが言いたいかってまとめるとなると難しい。


同性愛も、男装も女装も、ひとつの個性としてあっていいものだと思う。

みんな分かっている。

人は皆、彼らに自然に接しようとする。


しかしそれらマイノリティを見る目には、やはり好奇の色が強い。

そういう存在だからしょうがないよな。

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とにかく彼らは人生を謳歌しているよ。

マイノリティに生まれた時点でハンディがあるんだろうけど、それを乗り越えて人生を楽しんでいる。


人前で堂々とチンチンを出して歩いている人生の楽しみ方だ。

彼らはその権利を手に入れている。

 

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人生の謳歌っぷりなら俺もなかなかのものだと思うけど、彼らには到底かなわねーなぁ。



同性愛者パレード、結構楽しませてもらった!!

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パレードの後、人ごみがまだまだ街を埋め尽くしている中、路上でギターを鳴らす。

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すべての人を立ち止まらすことはできない。

すべての人を感動させることなんてとてもできない。


でも俺にだって信じるものがある。

ほんのちっぽけな、どこにでもある石ころみたいな意地だ。

これが俺のプライドだ。

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今日のあがりは46カナダドル。


しおりちゃん、アダム、ありがとう!!

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今夜はカナダ最後の夜。


なのでみんなでパーティーをしまし………



うわぁ!!!え!マジ!?今夜がカナダ最後なの!!?


1ヶ月くらいいたカナダが今夜で終わりだなんてええええ(´Д` )




もう泣いても笑っても明日にはアメリカ行きのバスに乗らないといけない。

お金は………2000ドルには達していない………はず。


もう怖くて数えてない。





ていうか2000ドルという金額が国境警察を納得させるに充分な額かもわからんし。





とにかく、やることはやった。

この1ヶ月。ほぼ毎日歌った。

俺頑張ったって思える。


これでダメだったらもう仕方ないよな、とか言えるかボケええええええ!!!!!




え?




言えるかボケえええええええ!!!










すでにイタリアと、ギリシャと、イギリスを外してしまってるのに、この上アメリカまで外した世界一周になんて絶対にしたくねぇ!!!


音楽やってる人間だったらアメリカは世界で1番行かないといけない国だ。


必ず入る。






入れなかったらそのままナイアガラの滝に身投げします。


嘘です。







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最後の夜なのでパーティーにしよう!!とみんなで話してたんだけど、やっぱりパーティーと言ったらアレですよね。





ギョウザパーティー






てぃちゃん特製のエビチリとか、俺も海鮮焼きそば作ったりして、中華パーティーになりました。

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あああ、離れたくない………

思えば1ヶ月もいたカナダ。

そしてその大半をここトロントで過ごした。

シェルターでの不思議な日々も今となっては懐かしい。




リックの家に移動してからの毎日の晩ご飯とお酒は、本当に心から嬉しくて楽しかった。


ナオトさん、てぃちゃん、かなこちゃん。


最高のメンバーだったなぁ。


離れたくないないなぁ………



酔っ払って、まだみんなが飲んでる横でベッドに寝転がった。


「金丸さん大丈夫ですかー?」


「金丸さん、電気まぶしいですかー?」


ベッドに倒れた瞬間、記憶がなくなった。




ついに明日、アメリカ入国。


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