2006年9月3日 【長野県】
長野の数ある観光道路の中でももっとも美しい道、ビーナスラインをかけぬけ北上していく。
ツーリングの観光客でにぎわう見晴らしのいい高原を快適にとばす。
新潟に入る前にちょこっと長野市に寄ってみた。
お世話になったスナックのママと、ラーメン屋『うまか亭』のマスターに連絡し合流。
マスター、わざわざ善光寺の門前に行き、人気のお土産品である八幡屋七味唐辛子のケータイストラップを買ってきてくれていた。
マスター優しいなぁ。
やっぱりこの2人は落ち着くなぁ。
早く動こうと思いつつも、スナックの中でテレビを見ながらのんびり。
ママと一緒に、長野の人なら必ず1度は食べたことがあるという『いむらや』のあんかけヤキソバを食べに行き、ブラブラと街を歩いた。
夜になり、うまか亭のマスターと飲みに行くことになり、権堂の裏路地を歩く。
昔このあたりには3000軒の飲み屋がひしめいていたらしいが、今では900軒にまで減ったらしい。
マスターの行きつけ、居酒屋『長八』へ。
「おー、アライさん。やってる?」
「マスター、今日の馬どうだったよー。」
常連さんでにぎわうお店は大盛りあがりだ。
「ここは俺の隠れ家でなー。よっぽど仲のいいやつしか連れていかないんだわ。権堂も広いからな。その中でウチの店の前で歌ったってのは縁があったってことなんだよな。縁ってのは不思議なもんだよ。おっ!!ゆう子ママ!!おっぱい見せてみろ!!」
「ダメ!!もう大将ったら。」
超うまい焼き鳥をしこたまご馳走になり、お店で仲良くなった飲み屋のママさんたちとみんなで韓国パブへ行くことに。
ウヒャホーイ!!と調子にのりまくって巨乳のコリアンのおっぱいをキチガイのように揉みまくっていたら、1人のママが帰るというので外で一緒にタクシーを拾ってあげると、ホテルに行くわよとタクシーに無理やり引きずり込まれそうになったので、なんとか振り払ってまた店に戻りおっぱいを揉む。
上機嫌でマスターと肩を組んでスナックに戻る。
「あんたら何してんの!?酔っ払いめー。」
店の前で道路に寝っ転がり、日曜のまばらなネオンに包まれた。
あー、長野いいところだ。
翌日。
気がついたら昼の12時だった。
こ、ここどこだ……………?
全然記憶にない……………
そこはスナックのカウンターのイスの上だった。
アテテテ……………毎日飲みすぎだよ。
ボックスで寝ていたママにそろそろ行きますと告げ、店を出た。
ママ、この数日間すごく楽しかったです。
またいつか。
高山温泉郷から山をのぼっていき、スキーのメッカ、志賀高原をとばす。
うわー、高校の時の修学旅行がたしかここだったよなぁ。
怪しい中国人のお面をかぶってホテル中の部屋をピンポンダッシュして回ったのを思い出す。
無邪気!!
崖崩れしまくりの車もろくに通らない山の中を走り、異様な姿をした鳥甲山と苗場山の谷間深くに入っていく。
よくこんなところに道があるな。
どれくらい走っただろう。
そんな山の奥地に人里から隠れるように広がる集落があった。
秘境、秋山郷だ。
平家落人の集落ということで、幽谷の地に身を隠してひっそりと暮らしてきたという歴史を感じさせてくれる。
ほんと、未だに文明とか無縁って感じの生活を送っているのかな。
この秘境は小さな温泉地にもなっており、その中でも最も野趣溢れる湯が切明温泉だ。
源流近くの川原に湯が流れ出ており、みんなそこらの窪みに自由に入っている。
もちろん無料。
もちろん目隠しナシ。
もちろん丸裸!!!
爽快!!!
さっぱりしたらまたアクセルを踏み、鳥甲山の姿を映す天池の神秘的なロケーションを堪能しつつ走りつづけた。
そしてそして………………トンネルを抜けるとそこは雪国だった。
まぁ夏だけどね。
新潟県、突入だ!!!!
長野県のみんな、ホントにホントにありがとうございました!!!
久しぶりにめちゃくちゃ楽しくて充実した県でした!!!
さぁガンガンいくぞー!!
【長野県編】
完!!!!!
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