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湖東三山と彦根の激渋飲み屋街








2006年3月31日 【滋賀県】




琵琶湖の西岸にはあの天台宗比叡山がある。


そして今いる東岸にも比叡山に並ぶ天台宗の修行場である湖東三山という場所があるみたいだ。


やっぱ京に近くなってくると由緒正しい寺が多いな。





お寺さんを回る前にまずは神社からだ。


やってきたのは多賀神社。





この多賀は伊邪那岐命、伊邪那美命が天下った地といわれており、この神社はそれを奉るもの。


立派な本殿だ。





よっしゃ!!


それじゃあ気合い入れて湖東三山いくぞ!!


でも3つとも拝観料500円ってのは今のお財布には痛いな…………








まず1ヵ寺目は西明寺。





ここの見所はなんといっても平安初期の創建の本堂と鎌倉後期の三重塔。


どちらも国宝で迫力満点だ。


本堂内陣に入ることもでき、数々の歴史ある仏像にお参りすることもできた。

さすが500円取るだけのことはある。





次に金剛輪寺。









この三山はどこも紅葉の名所として知られており、秋には血染めの紅葉といわれるほどの鮮やかな色彩が古刹を彩るという。


西明寺は行基の開基。


最澄よりも60年ほど前だ。


本堂は国宝。


なんとか咲いてくれていた早咲きの桜が境内を明るくしていた。








最後の1つは百済寺という近江最古のお寺さんなのだが………………ここにきてあと500円が惜しいのでパスすることに。


なんで!?!?

最後の1つやん!!!!



いやぁ、金がないんです……………




おかげで湖東三山コンプリートならず!!


別にいいけど!!!








次にちょっと離れた山の中にある永源寺にやってきた。


町の名前が永源寺町。

臨済宗の古刹で、三山には入らないのだが近江巡りでは外せないお寺だ。





全国でも屈指の規模という葭葺きの大屋根が見事な本丈(本堂)を中心に数多くのお堂がひしめく境内。


するとそこに若い男女がワラワラと宗務所から出てきた。


みんなジャージ姿でお坊さんの指示に従って枯葉の掃き掃除を始めた。


坊主頭じゃないし、中には茶髪の女の子もいる。


なんなんだろう?


少年院の悪ガキにも見えんしな。


私語をしながら掃き方もテキトーだ。



「あー、一般企業の新入社員ですよ。」



お坊さんに聞いてみると意外な答えだった。



へー、そうなんや。


新入社員を禅寺に行かせ精神的な鍛錬をさせる1週間くらいの研修ってのが世の中にはたくさんあるんだそうだ。


その間に読経、座禅、食作法、礼儀などを厳しく教えられるとのこと。


なるほどー。


とはいってもそれが会社で働く上でなんか意味あんのかな。


忍耐強くなれよ、っていっていう意図しかない気がする。


そんな体育会系な会社が世の中いっぱいあるんだなぁ。


まぁ仏教の心もまったく知らない若い男女にとってはただの楽しい修学旅行でしかないだろうけど。








さてさて、お寺の後は今日は酒蔵見学を1件入れている。


急いで八日市市の酒蔵『大治郎』の畑酒造にやってきた。


もう絞りも終えて瓶詰め作業に追われる蔵内を4代目畑大治郎さんに案内していただいた。





いまや全国区となった『大治郎』。


その実情は、蔵人わずか4人でシーズン200石の小仕込み、なるべく加水などの手を加えない本来のうまさを重視する完全な量より質の蔵だ。


まさに地酒。


1番力を入れているという『大治郎』の純米吟醸を購入した。


あー、夜が楽しみだ。


ちなみに1石は1升瓶100本。


全国に流通する大手メーカーは年間70万石ってとこもあるというから、地元で消費されるマイナー蔵が地酒といわれる理由がよくわかる。


















のどかな農村集落の中にある五個荘の近江商人屋敷町、信長の安土桃山城跡を見てから、湖東で飲み屋街のある町を探すが、結局どこにもなくて彦根まで戻ってきてしまった。


彦根市のネオン街、袋町の迷路。


歩いているたくさんのスーツさんの手には花束や寄せ書きの色紙。


おとといに公務員の人事異動が発表されたのでその送別会真っ只中だ。


俺としては1年のうちで、夏・冬ボーナス時、忘・新年会シーズンに並ぶ稼ぎ時なんだよな。


頑張って歌い、ぼちぼちのあがりをポケットに入れて車に戻った。











車の中、ぼんやりと日記を書きながら思う。


俺は人に無関心な男だと思う。


結局は自分。

もちろん困ってる人がいれば白い目で見られてでも助けるし、俺にまったく関係ないような相談にも当たり前に乗る。


しかしそれは無償じゃない。


見返りは求めないが、感謝されたり俺いいことしたな、とほんの少しでも嬉しくなったらそれはもう無償じゃない。


そんなの自分のためにやってるのと同じだ。


それを世のため人のためと声高らかにボランティアなんてほざいてる奴を見ると虫唾が走る。





誰でもそうだ。


みんな自分のために生きてる。


俺は人に無関心な人間。

そんな俺が恋愛だなんてチャンチャラおかしいよな。


いやだからこそ恋愛なのか。



気持ちのプレゼント交換、それで自分の存在意義が生まれ寂しさが紛らわされたらそれが愛……………




んー、わからんなぁ。


とにかく、愛とか恋とか薄っぺらいラブソング歌ってるやつは嫌いです。













翌日。









「皆さんエイプリルフールですよー!!いやー4月に入ったってのにまだまだ寒い日が続くらしいですよ。」



「ほんとですかー!?」



「うそだよー!!」



朝っぱらからラジオのハイテンションな声がむかついてスイッチを切り、西岡恭蔵のCDをかけた。


うん、やっぱこっちの言葉のほうが好きだ。






さてさて、豊臣秀吉の甥、秀次が建てた近江八幡城の城下町として栄えた近江八幡市。









近江商人発祥の地の1つといわれ、白漆喰・土蔵の町並みが美しい。


水郷の町としても有名で、田園風景の中を網の目のように張り巡らされた水路を、船頭さんが漕ぐ屋形船が葦に隠れながら行き交う。


どこか懐かしさを覚える田舎の光景に見入ってしまった。
















近江八幡を出て草津方面に走っている途中、ある寂れた看板が目に入り、すかさずハンドルを切った。


住宅地を過ぎると森に突き当たり、車を降りて歩いていくと小さな神社がひっそりと佇んでいた。


大笠原神社という名前のようだ。


ひと気はまったくない。


え、おいおい、この本堂、国宝に指定されてるやん。






森閑とした静寂の中、森に溶け込むようなその姿はコンパクトだけど端正で静かな迫力がある。 


国宝指定なら普通もっと商売っ気があるもんだがな。

こういう隠れた名所を見つけられると嬉しくてしょうがないな。









草津、南草津と新興住宅地の中で飲み屋街を探すが、巨大マンションはあってもネオン街はないようだ。     


さんざん探し回った挙句、県庁所在地の大津市まで行くことに。


京都がすぐ近いため衛星都市ならではの駅前分布居酒屋系かと思ったが、いい感じに結構あるやん。



ここは浜大津ってところらしい。


そろそろケータイの支払いだ。


きっちり稼がんとな。









この夜、愛知県でお世話になった和太鼓グループ『志多ら』の富良野公演の話がまとまった。


一宿一飯のお礼に富良野での公演の口ききをしたのだが、まぁ大変だった。


何度も志多らメンバーと富良野の中田のおじさんの間に入り電話のやりとりを続け、ようやくここまでこぎつけることができた。


チケット販売から色んな団体への挨拶など、めちゃくちゃ面倒な話を引き受けてくれた中田のおじさん。


そして全面的に協力してくれるという山田親方や富良野で知り合った人たち。


感謝してもしきれないよ。

あとはチケットが300枚捌けるかどうかだな。




きっと成功させて、盛大な打ち上げをしたいな。




リアルタイムの双子との日常はこちら





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