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スマタを堪能。あ、渓谷のことです。







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2006年2月6日 【静岡県】






昨日の稼ぎのおかげでケータイ代は無事振りこめたんだけど、おかげで手持ちがほぼゼロというハイパー貧乏にリセット。


今日も歌いたいところだけど、このところ連チャンで歌いすぎて喉がだいぶ荒れている。


今日は路上は休むか。


休むことも大事大事。






いや、めんどくさいわけではなく……………


まぁ、少しはめんどくさいのもあるけど………………


いや、やっぱりめんどくさいが強いような……………




んー、ケータイ代振り込めたから今日くらい休むか!!!!









というわけで路上をやらない分しっかり回るぞと、県道27号線で静岡市内から山に入り、接祖峡へ。


深い山々の谷に流れる大井川をさかのぼっていく。





はるかな何万年も昔はこの山々の頂上付近を流れていた川なんだろうな。


水流が川底を削り、少しずつ川幅を狭めながらこうして山を割るような峡谷を作り出したのかと思うと、人間の一生なんてマジで一瞬だ。



















寸叉峡というどう考えても強めの下ネタにしか聞こえない渓谷を歩いていく。



スマタて!!!

誰がつけたんだそんな名前この変態!!!!





イカつい名前にビビりながら歩くが、本当ならここも紅葉のシーズンにはかなりの人で賑わうはず。


今の時期にはまったく人影はない。


寸叉峡温泉地もなかなか風情があるがやはり閑古鳥が鳴いている。






スマタで温泉て…………とビビりながら車をとめ、遊歩道を30分ほど歩き、夢の吊り橋へ。









ダム湖にかかった吊り橋で、コバルトブルーの水面が吸いこまれそうなほどきれいだ。


南アルプスのど真ん中、虫のように小さな俺がチョロチョロ。


スマタの上をチョロチョロ。











したいいいいいいいいよおおおおおおおおおおおお!!!!




女っ気がああああねえええええええええええ!!!!!!!!








マジで性欲がヤバいことになってるんだけど、実はここの渓谷は日本で唯一、歯車で坂を登るというアプト式列車が走る場所。


紅葉の時期に乗ったらさぞかし堪能できることだろうなぁ。





金谷町から千頭までがSL。

千頭から井川までがアプト式列車という、鉄道ファンにはたまらない路線だなと思ったので、知り合いの鉄道マニアにメールしてみた。



『日本で唯一のアプト式は?』



どんな返信が返ってくるだろうと思っていたら、2秒でメールが返ってきた。



名前はもちろん区間の長さ、海抜は何メーター、っていう詳細まで送ってきやがった。



すげぇ……………



いやでもやっぱ鉄道マニアには簡単すぎる常識問題だったかな。










次に向かった川根は茶の里。





山間の山里で、あっちこっち茶畑だらけだ。


いいなぁ、さすが静岡だ。


これも日本の原風景だなぁ。







静岡らしい景色の中を駆け抜け、島田市まで戻って来て今日はここでストップ。


あー、最近風呂入ってねぇなぁ……………


おかげで髪の毛がべとつく。



ていうかこのごろ髪のボリューム減ったよなぁ……………


美香にも言われたし、自分でもそう思う。



昔の写真を見るとあきらかに毛が多いもん。




あぁ、人はこうして禿げていくのか。


もうおっさんにハゲって言えないな……………



ていうかこんなたまにしかお風呂入らないような不潔な生活を何年もやってたら、そりゃ毛も抜けるか。


旅のせいってことにしとくか。











翌日。







今日は藤枝から少し山手に走ったところにある酒蔵『志田泉』の志太泉酒造からスタートだ。



さすがに不潔なので、蔵に行く前に近くの公園の水道で髪と顔と歯だけ洗っといた。


うー、寒い!!

頭が凍る!!!











緑豊かな瀬戸川の川辺にある蔵元にやってくると、川の土手に何枚もの酒袋が干してあった。


明治15年創業の風格ある建物が自然の中に溶け込んでいる。



案内してくださったのは蔵の専務さん。


ひとつひとつ丁寧に、しかしある程度知識があるというのをわかってくださった上で説明してくださるのでとても勉強になる。



蔵内では造りの真っ最中で、枯らし中の麹米を室の中で見せてもらったり、しぼりたての純米を飲ませてくださったりととてもオープンだ。









「軟水の口当たりの良さと米の味のする酒、ですね。」



志太泉の酒の特徴・コンセプトをこう語る専務。


純米の生貯蔵300ミリを購入。


うん、いい蔵だった。









さてさて、俺が島田市周辺にいることを知って、宮崎のディッキー綾部さんが昔のツテでとある人を紹介してくれた。


とはいってもほとんど情報はない。


田舎の廃校に住んでいるシンガーソングライターだ、という情報だけ。



なんとか見つけようといろんなところで聞きこみ調査を行ったのだが、当然そんな情報だけでは所在地はつかめない。


しかたなくテディーさんに電話してお願いし、インターネットで検索してもらった。



「えーっとなぁ……………お、その人、今日と明日、浜松でライブだってよ。」



おお、すごい偶然やん!!!!


よっしゃ、そういうわけなら行ってみるかな。


テディーさんありがとうございます!!








が、残念ながら今の俺には金がない。


行きたいところは色々あるが、金がなければどこにも行けないし、ライブに行ってもチャージを払うこともできない。


今夜、浜松の路上で稼いで明日のライブに行くとしよう。





よっしゃ!!

つーわけで浜松路上!!


柳通りってとこだったかな?

品のあるネオン街の真ん中でギターを鳴らす。






ぐおおおおおおお!!!!


風が強ええええ!!!!


寒すぎるううううううう!!!!






それでも根性で頑張って6000円くらいにはなった。


最近1万超えないな。


でもこれで明日のライブには行けそうだ。




極寒の夜、かじかむ指に息を吹きかけながらネオン街に歌を響かせた。




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