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新日鉄で栄えた釜石







リアルタイムの双子との日常はこちらから






2004年 7月14日





尻子玉は取られなかった。


普通に車の中で爆睡してた。



なんだよーつまんねーなぁと思いつつ、起きて河童がいるという常堅寺と、その裏手にあるカッパ渕という小川に行ってみた。






「おおおおーーーい、河童出てこーーーーーい。相撲とるぞーーーーーー。」




何度呼んでも出てこないけど、カッパ風の狛犬はいた。











それから、ゆうべ行ったお化け屋敷にもう一度行ってみた。


旅人を殺しまくっていた女盗賊がいたという建物は一応見つけたことは見つけたんだけど、別に普通の廃墟だった。









半壊し、雑草に埋もれそうな茅葺の家が山の中にうずくまっている。


かなり怖かったけど物悲しさに包まれていた。










これにて遠野は完了。


道の駅でいつもの天ぷら蕎麦を食べ、出発した。









釜石との境にある仙人峠は、枯れて朽ちた木々が残ってる沼や、霧がかった岩の絶壁があり、マジで仙人住んでる景観だ。



そんな山の中、峠を越えたところに森に埋もれるように巨大な廃墟があった。


なんだなんだ?


あれなんだったんだろ、と少し気になりつつも釜石の町へ降りた。










雨の中、道のわからない俺を傘をさしてまで迎えにきてくれたのは、酒蔵「浜千鳥」の蔵人さん。


これが岩手県1発目だ。


この蔵人さんは大学を卒業してすぐ入社してまだ2年目の奥村さん。


2000石いかないほどのホントに小さな蔵だが、手作りにこだわった良い蔵だ。



「在学中に利き酒師はとりました。結構簡単です。でもお金かかるんですよねぇ。」



利き酒師って俺も興味はあったけど、テスト受けるのも年会費みたいなのもなかなか高くて、その割に何かの役に立つのかっていったらあんまりそうでもないみたいだ。


試飲させていただいた純米はスッキリしていたが、ただスッキリしてるだけじゃなくてしっかりバランス取れてて旨みを口に残してくれる。



「10年後、お酒仕入れに来ますね。」



「ええ、その時には僕も偉くなっておきます。」












蔵を出て、釜石の寂れた町を散歩した。


軒先で椅子に座ってボーッとしてるお爺さんがいたので声をかけてみる。



話では、さっき峠にあった巨大な廃墟は新日鉄っていう会社のものらしい。

あの辺一帯、昔は鉄鉱石が採れる山だったそうで、昭和の中期にはそれはそれは栄えていたらしい。


あの廃墟にも1万人ほどの労働者が住んでいたらしく、あの場所にボウリング場や飲み屋街まであったそう。


昔はこの釜石の町も、盛岡と同じくらいの人口がいたみたいで、金曜土曜の夜はものすごい人が飲み歩いてホントに活気があったんだよとお爺さんは昔を思い出していた。


時が流れ、工場が閉鎖され職を失った人々は名古屋や千葉の工業地帯に移り住んだみたいだが、そうした先で釜石の人たちだけの町まで出来上がってしまうほどの大移動だったとのこと。




こんな田舎町も、多くの人たちの故郷なんだよな。















霧に覆われたリアス式海岸沿いを北上していく。


並の半島くらいの大きさの陸地がデコボコに飛び出しており、その引っ込んだところごとに入江の町が形成されている。


綺麗な地形だな。














今日の寝床である宮古市に到着。


情報を集め、浄土ヶ浜という三陸の代表的な海水浴場に車を止めた。




車の中で日記を書いていると、いつものように警察がやってきた。


もう職務質問にもだいぶ慣れて、何にも感じない。



「あの、写真撮ってもいいですか?」



「おおー、いいよー。」



「ホームページ載せてもいいですか?」



「あああ………それはまずいなぁ…………勤務中だからなぁ。」



というわけで警察の写真は撮れずに、日記を書き終えて電気を消した。












翌日。


目を覚ますと穏やかな砂浜が広がっていた。





白い巨岩と松の緑。


浄土ヶ浜、綺麗な浜だな。


でも夏休みになったらすごい海水浴客で溢れかえるんだろうな。





近くに潮吹き穴という場所があった。


宮城の岩井崎が比べ物にならないくらいの水量を噴き上げるそうなんだけど、



んー…………波が穏やかすぎて何も見えず。




ローソク岩という高さ40メートルの柱のような岩があるようだが、遊歩道をかなり歩かないといけないようなので先を急ぐことに。


本州最東端の岬もあったんだけど、まぁ別にいいや。











106号線で3度目の山越えをしていく。


山の中、新里村ってあたりにさしかかると、なんか木で組み上げた家ぐらいの大きさの骨組みがたくさん目につく。




あれなんだろう?



次の村、川井村の民俗資料館で聞いてみた。



「ああ、ハセだべ、ハセ。」



どうやら収穫した穀物を結び、二股にして引っ掛けるためのものらしい。

上段は家の2階くらいの高さがあるので、上によじ登って引っ掛けるんだそう。


山の中の穏やかな原風景だな。









週末は登山客で賑わう早池峰山。

土日はシャトルバス専用の道になる25号線を登っていく。


またしても霧で何も見えない中、標高は1250メートル。


そこから登山口があるんだが、素通りして峠を降りていく。




早池峰山は山岳信仰の山で、山自体が御神体になっているんだそう。

近年まで女人禁制だったみたいだ。



信仰の中で生まれた神楽が2種類あるそうで、今月の30日に早池峰神社で奉納があるらしいが、その頃は青森だ。









途中なんだかんだ足を止め、山道をのらりくらり走ってきたから、町に降りてきたころには17時になっていた。


岩手デカすぎて移動に時間かかるわぁぁぁ。


今は花巻の少し上、南部杜氏発祥の地である石鳥谷町の道の駅にいる。



町中に南部杜氏にまつわる名所があり、もちろん酒蔵もある。


明日は忙しくなりそうだ。








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