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インドネシアってどんな国



こんにちは!神田です。



いろんな国に、再会できる友達がいるってうれしい。

そんなことを実感したインドネシアでした。



やっぱりインドネシアは私にとって特別な第二の故郷のような場所。


そんな場所に旦那さんといける日が来るなんて思ってなかったなー。




おわり







2017年12月13日(水曜日)

【シンガポール】 ~ 【インドネシア】 ジャカルタ





汚れっちまった悲しみに

今日も小雪の降りかかる








この時の気分。






はぁぁぁ……………ワインオープナー……………



オーストリアのバートイシュルでカンちゃんと買った思い出のワインオープナー……………



木目のデザインが気に入ってこれから一生使っていきたいなと思っていたのに実際使ったの5回くらい………………




X線検査で俺のバッグが別テーブルによけられてて、まぁそんなのいつものことなのでいくらでも全開けしますよーって鼻ほじりながらチャック開けて中からワインオープナーが出てきた瞬間、指が鼻を貫通するかと思いましたよね。



もうマジでオシッコ漏らしましたよね。ヨユーで。




ダメだよこれ、ここにナイフついてるだろって真顔で言うスラッとしたインド人検査官。



ヒイイイイイ!!!!これアレです!!!僕のお父さんが僕が10歳の時に病気におかされて過酷な闘病の末にいまわの際に僕に、夢を叶えろ……って言いながら託してくれた命よりも大事なワインオープナーなんですぅ!!!とホモサピエンスみたいな顔で懇願しましたよね。



申し訳なさそうな顔でソーリーと言う検査官。




「ぎゃあああああああああ!!!!か、勘弁してください!!!ホラ!!これ!!こんなのワインボトルのビニールを切るためだけのミニナイフですよ!!?全然鋭くないし、こんなの喉にブッ刺したって全然痛くな、痛い!!すごく痛い!!許してくださいいいいいいい!!!!」






いくら頑張ってもどうにもならず。




目ん玉ひんむいて人間とは思えない動きでダッシュで搭乗ゲートに行き、ソッコーでスクートエアラインのスタッフをふんづかまえて、さっきの同情を引くエピソードをさらに3割増しくらいの切なさで語る!!!!


そうなのね………と理解してくださった女性スタッフさん!!


それにしても目の下のメイクがパナい!!




ちょっと待っててね、とすぐにどこかに電話をかけてくれ、マネージャーらしき人に事情を説明している女性スタッフさん。


俺のチケットナンバー、フライトナンバー、預け荷物ナンバーも全部伝えてくれる女性スタッフさんの横で、魂の抜けたウンコみたいな顔して女性スタッフを見つめ倒す!!!



頼むうううううう!!!








そして!!!!!







奇跡は起きた!!!!













「もう預け荷物はコンテナに積んだから今から入れるのは無理だわ。残念だけど、どうしようもないわ。」





汚れっちまった悲しみに今日も小雪の降りかかる











大丈夫、あんなのたかが25ユーロくらいだったしどうせまたオーストリアにはそのうち行くし、なんならアマゾンあたり調べたらすぐに売ってるの見つかるかもしれんし、そもそも瓶口にかける部分にプッシュって書かれていたのもダサいなぁって少し思ってたし、ケバブ食べたいし、旅中にワインオープナー持ち歩くとか重いなぁって思ってたし、物に囚われるような人生とかやっぱカッコ悪いっていうかミニマリズム?断捨離?本当に自分に必要な最小限の物だけを持ってシンプルに生きていきたいっていうか愛が買えるならその涙のわけを聞かせてってハマショーが歌ってたような気がしないでもないっていうかだいたいマネーチェンジエブリシング、マネーメイクスミークレイジーやし、思い出はプライスレスやしいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!


ぐああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!






はぁ…………インド……………


ハーモニカとカポ返して……………



今回のはただ俺が悪いだけだけど……………




ゲキ凹みしてると、ちょうどそこにカデルからメールが来る。





すぐ新聞載る。






そして超無表情で飛行機に乗り込んでシートベルトをしめる。




ハマショー好きです。



























夜中の1時半に飛び立った飛行機は、朝の8時にシンガポールに着いた。


飛行機から降りると、ムワッとした、インドとはまた違った湿った空気が体を包む。


気温はインドより上がったんじゃないかな。





うおお、東南アジアの空気だぜー…………


飛行機を降りただけなのに色んな思い出がよみがえってくる。


東南アジアもヨーロッパに負けないたくさんの思い出がある地域だ。
















シンガポールはただの乗り換えなので次の飛行機の出発ゲートを探す。


それにしてもアレですね。



チャンギのクオリティすげすぎる!!!!










もう隅から隅までピッカピカのツッルツル!!!


床にそのままカレー盛りつけて食べてもいいくらい汚れ皆無!!!


床が絶対インドの食堂の皿より綺麗!!!!




そして建物自体も壊れてるところや割れてる部分なんかどこにもなくて、完璧なまでに手入れが行き届いている!!!


もう文句のつけようがないくらいラグジュアリーの極み!!!!



先進国アジア人の清潔さ、確実に世界トップクラス!!!!




「うわあああ、綺麗だねぇ…………カンちゃんすごいねぇ……………」



「そうだねぇええ……………天国みたいだねええええ……………」




いやぁ、やっぱり清潔なところで生きていきたいもんです。


町中にゴミが溢れてて、生ゴミの腐った臭いが立ち込めていて、その横の普通の歩道でオッさんがまるで世界の摂理について考えてる哲学者みたいな顔して野グソしている。



やっぱり神経やられます…………

人のお尻から今まさにウンコが出ている光景を人生で1番たくさん見ました…………




でもシンガポールにはそんな人いません。

いたらソッコージェイルです。多分。



あぁ、日本人的常識が通用するエリアってなんて居心地がいいんだろう……………







この機械にチケットのバーコードをかざしたら、ターミナルの地図に搭乗ゲートが出るという神のシステム。










もうちょっと早くあって欲しかった…………










「カンちゃん、とりあえずなんか食べとく?せっかくシンガポールやしー…………おおお!!カンちゃん!!中華料理屋さんある!!ラクサ屋さんとかあるよ!!!」



「うわああああ!!!タイ料理もある!!!やっば、ウケるやっば、どうしようウケる。」



「そうだよねぇ!!もうここはあのシンガポールなんやもんね!!アジアの食べ物がすべて集結しているあのシンガポ、え……………?ちょっと……………………あれって……………?」
















『これは一体どうしたことだ。まろやかな豚骨スープ、喉越しの良い極細麺、シャキシャキとしたネギとゴマがとてもよいアクセントとなっている。柔らかいチャーシュー、コリコリしたキクラゲ。私は涙があふれていた。』

林芙美子 放浪記より。嘘です。すみません。




もう奇跡です。


空港の中に一風堂ですよ?


空港の中で豚骨ラーメンですよ?


米がパラパラのインド米じゃなくてちゃんとしたもちもちのやつですよ?



しかも値段、8シンガポールドル、630円。
日本より安い。




もう泣きたいです。

デブ確定で。



インドで壊滅的な下痢におかされてやつれまくるという計画がもろくも崩れ去って毎日めっちゃタミルご飯を食べまくってしまいました。



インドで太りました。

もう終わりです。

こっから先はご飯美味しい天国続き。




カンちゃんも絶望的な顔になってる。幸せすぎて。


帰国した時にブーデーだったら友達に会えない!!と嘆いてます。







はぁぁぁあああ…………………

もう一気に日本に近づいたな………………



周りを見てみると全員アジア人。中華系が多いのでほとんど東洋人顔。


もうチャイナ~!!って人種差別を受けることもない。



2年近くアジアから離れていて東洋人がマイノリティの地域で過ごしていたので、こうして住んでる人たちが全員東洋人という場所に戻ってくると、なんて不思議な場所なんだろうって思える。


ヨーロピアンがここに来たらそりゃもう異国感を感じられるだろうなぁ。


いつもチャイニーズレストランで見てた人たちばっかりやんって。


世界って広いなぁと思うはず。



チャイナ~!!って言ってくるやつらも、そういう顔の人たちが世の中の3分の1くらいを占めているのかということを知ったら、少しは人種差別がアホらしいってことを学ぶのかな。



アジアは世界の立派な一部だ。





ああ、久しぶりのちゃんとしたコーヒーがめっちゃ美味しくて泣ける…………





インド、甘ったるいインスタントばっかりだったもんなぁ…………













ラーメンに大満足して搭乗ゲートに向かい、飛行機に乗り込む。


すると飛行機の中に東南アジア顔が増えた。


日本人よりも少し浅黒い肌で、眉毛が濃く、目鼻立ちがしっかりした幼い感じの雰囲気。


フィリピンとかタイとかに近くて、インドの要素もわずかに入っている。


そんな顔の女性たちが頭にカバーを巻いている。

イスラムのヒジャブだ。



これだよこれだよ。






いつも不思議に思っていた。


イスラムといえばあの中東の、アラブ顔の人たちのイメージ。

彫りが深く、毛深い、エキゾチックな顔立ちの彼らが、ヒジャブやターバンをしてアッラーに祈りを捧げているのは遠い遠い異国の文化としてマッチする。


なのに、俺たちとほとんど同じアジア顔の人たちがヒジャブをしている様子は、いつもなんかしっくりこなかった。


このアジアにイスラム?って。




そう、今からあの謎の国に行くんだ。


ずいぶん久しぶりの初めて訪れる国。





うー、ドキドキするな。


ヨーロッパはいっても初めての国でもだいたい想像はつく。

でもこの東南アジアの、しかも無数の島で構成された島国。さらに宗教もバラバラ。


どんな初めての風景が待ってるんだろう。



異文化が楽しみっていうこの感覚。


旅はやっぱりこれがなくちゃな。






その時、飛行機の中で前のシートに座っている若者たちの話し声を聞いてカンちゃんがソワソワしだした。



「どうしたの?」




「だってだって、久しぶりのインドネシア語なんだもん。何言ってるかわかるもんだもん。」




「じゃあ今なんて話してるの?」




「ティダアパアパーって言ってる。」




「え?なに?タイガーアッパーカット?」




やべぇ、サガットじゃん。


ていうかサガット、タイじゃん。




カンちゃんは8年くらい前に2年間バリ島に住んでいたことがある。


その当時は英語よりもインドネシア語のほうが話しやすかったって言うくらいペラペラだったみたい。


インドネシア語なんて俺にとってはもはや宇宙の言語くらいの感じだけど、それを理解できるカンちゃんすげぇなぁ。


英語もかなりペラペラなのにさらにインドネシア語までいけるんだから、頼もしいことこの上ないよ。



いやー、インドネシア楽しみ!!!!




ちなみにティダアパアパっていうのは、なんでもないよ、っていう意味らしいです。


ノープロブレムみたいな感じ。



























というわけで87ヶ国目、インドネシアに到着!!!



うおお…………未知の南国の島国…………


熱帯の湿気がジメジメと肌にまとわりつく…………


空港ターミナルもチャンギに比べると古びた田舎っぽさが漂っている。



ここはインドネシアの首都、ジャカルタ。






オシッコのハネ防止。初めて見た。






「おおーい!!久しぶりー!!来たなー、インドネシアにようこそー。」



「うわー!!高原さんー!!」



空港まで迎えに来てくださっていたのは、カンちゃんがウェディングの会社で働いていた時のお友達であるカメラマンの高原さん。


フリーランスでやっており、ウェディングも雑誌も商品撮影もなんでもこなす凄腕カメラマンさんだ。


現在は活動の拠点をジャカルタにうつしており、1人この異国で戦ってるとのこと。


すげぇ。




高原さんはもともとインドネシアが大好きでよく行ってたらしいんだけど、日本にいる時に仕事関係でカンちゃんと出会い、インドネシアの話で盛り上がって意気投合。


それ以来何度も飲みに連れて行ってもらったみたいで、俺も1度大阪の福島で一緒に飲ませてもらったことがある。


背の高い、シュッとした、頼りになる兄貴って感じだ。




「よっしゃ、ホナ行こうか。荷物かしやー、疲れたやろ。」



荷物を持ってくださる優しい高原さんの後ろをついて駐車場に歩くと、なんとそこには運転手付きの黒塗りワンボックスカー。


めっちゃピカピカで窓にスモークが貼られて、ただのVIPの専用車!!!


高原さんマジですか!!!



「いや、俺のじゃないんやけどな。友達の車なんやけど、友達がヨーロッパ出張行ってるからその間好きに使っていいよって言われとんねん。さぁ乗って乗って。パ、アヨブランカット。」



「ヤ。」




知らん国なのに着いていきなり空港に運転手付きの高級車でお迎えですよ。


完全に調子乗りますよね。


信じられんくらい威張り散らかしましょうか。


1ミリも僕の力じゃないですけど。




うふおおおおおおおおお!!!!

人のフンドシ使ってアジアの途上国で神さま気取りするううううううううう!!!!!













というわけで車の中で高原さんとカンちゃんの久しぶりの再会の邪魔をしないようにひっそりと微笑みを浮かべながら気配を消します。



とりあえず人々が車線を守って運転していることにウルトラ感動。





な、なんですかこの行儀のいい運転は!!!


車線を守ってる!!!

ちゃんとみんなラインの中を走ってる!!!



奇跡!!!



そして車線を変えるときにウィンカーを出している!!!




ただの奇跡!!!!




つい昨日まで人殺し上等くらいの運転をする車に乗ってたから、インドネシア人の運転がジェントルマンすぎてもうこの国の人たち大好き!!!

ていうかインド人なんなの!?クラクション鳴らしてれば全部許されると思ってる感覚どうにかしたほうがいいよ?!?












そんな快適安全な運転にリラックスしながら窓の外を眺める。


とにかく街がデカい。





ジャカルタは大都会、とは聞いていたけど、どうせ途上国のごちゃごちゃした、人口が多いだけの都会なんだろうって想像していた。


それがインドから来たせいか、ちゃんとした新しい建物が並ぶ近代的な雰囲気だ。


しかも遠くにはとてつもない数の高層ビル群も見える。


マジですっげぇ規模のビルがズゴンズゴン乱立しており、それがスモッグで白く霞んでまさに摩天楼って感じ。



こりゃ予想をはるかに超える発展ぶりなのかも。




「ジャカルタってこんなに大都会なんですね。想像以上です。」



「そうなわやわ。今めっちゃ経済成長しててね、人口2億5千万人で世界4位やで。中国、インド、アメリカ、インドネシア。」



「ええええ!?マジですか!?こんな目立たない島国が4番目だったんですか!?予想外すぎる!!」



「世界最大のイスラム人口国やからな。しかも国民の平均年齢が27歳だからすごいやんやわ。ほとんど消費世代で国が構成されてるから、これからまだまだ伸びるで。」




半端じゃねぇ。


もういろんなことが想像以上すぎる。俺が無知なだけだったんだろうけど。


インドネシアってそんなに伸び盛りの国なんだ。





でもそんな急激な成長のせいでインフラ整備が全然追いついておらず、このジャカルタは世界1の渋滞都市と言われているみたい。


街の規模に対して道路や公共交通機関がひ弱すぎて毎日毎日渋滞の嵐なんだそう。


数キロの通勤に2時間かかったりとか、そんな感じ。

こんだけの大都会だってのに地下鉄もまだ通ってないらしい。





そんなジャカルタ市内なので、国もなんとかして渋滞を緩和させようと色々やってるみたいで、有名なものにスリーインワンというものがある。


特に混雑するエリアに入る際は、3人以上乗ってる車でないと通行が許可されないという決まりで、これによって1人で運転してる車とかが入れないので渋滞も緩和される、ということ。


しかしこの決まりが施行されると、道端に相乗り屋が発生。


あなたの車に乗って人数を3人にして通行できるようにしますよー、というサービス。

赤ちゃんを抱えたお母さんなんかが道端に立って手を上げ、人数合わせで車に乗り込みお金をもらうんだそう。



おかげでまったくもって緩和されずに終了。



今はナンバーが偶数の車しか通行できない日と、奇数の車しか通行できない日を分けているんだそう。

これはまぁまぁ効果あるみたい。






そんなウルトラ大都会のジャカルタ。


高速道路はカード支払いのみだそうだし、イオンモールがあるみたいだし、なんなら丸亀製麺まであるんだそう。


マジでこれまで覇権を誇っていたシンガポールやバンコクなんかの東南アジアの主要都市に肩を並べる勢いだ。


なんせアジアの主要国が参加するASEANの盟主でもある。















排気ガスで空がかすんでいる。


そんなかすんだ空に、赤と白の旗がゆれている。

インドネシアの旗だ。


あの国旗にはちょっとしたエピソードがあるとのこと。



70年前に戦争が終わり、インドネシアがオランダの植民地支配から解放された時、ある若者がオランダ国旗を剥ぎ取ろうとしたところ、青い部分だけが破れてそれが今のインドネシア国旗になったんだそう。


そうだ、あの赤と白に青を足したらオランダの国旗だ。





歴史の新しい国旗だけど、それと同じくインドネシア語という言葉もつい90年ほど前に作られたものらしい。


インドネシアには13000を超す島が存在する。



ジャカルタのあるメインのジャワ島、
津波があったことで有名なスマトラ島、
世界屈指のリゾートアイランドであるバリ島、
アルファベットのKの形をしているスラウェシ島、
フィリピンと半分半分になってるカリマンタン島、
パプアニューギニアと半分半分になってるパプア島、
東ティモールと分け合っているティモール島。



これらの主要の島々の周りにマジですさまじい数の小島が散らばっている。



そしてそれらの島がそれぞれに独自の文化と言語を持っているそうで、宗教も違う。


すぐ近くなのにジャワ語もバリ語もスマトラ語も全然違うんだそうだ。



なので1920年代にひとつ公用語を作りましょうということになり、マレーシア語ベースで英語とオランダ語を混ぜてインドネシア語というものを作ったらしい。


表記はアルファベットだ。



わずか90年前に作られた言語が国の共通語になってるってことに驚いてしまう。






今いる大都会ジャカルタは様々な文化が混ざり合った先進的な地域。


これがそれぞれの島に行けば未だに独自の文化が色濃く残っているんだそう。

それがインドネシアの最大の魅力なんだろうなって思う。


島だからこそ守られ続けてきた伝統や風習にどれだけ出会えるかな。


うー、インドネシア楽しみだわー。



















「俺今から撮影があるんやけど、ショッピングモールの中で2時間くらいで終わるからその間モールの中で時間潰しといてもらってええ?」



というわけで高原さんの今日の現場であるリッポープリインダーモールというところにやってきた。


ドライバーさんにモールの入り口までビチッとつけてもらって中に入ると、もうそこはただのスーパーラグジュアリー空間。





高級ブランド店やモダンな店舗がひしめいており、ショッピングしている人たちもみんなすごくオシャレで綺麗な格好をしている。


ヒジャブを巻いたムスリムの人たち、短パンで足を出しまくってる中華系人たち、男の人たちもカッコよくスーツをキメているし、みんなものすごく品がある。






うおおお…………

ウルトラ栄まくってるやん……………


金持ってる人はとことん持ってるって感じだ。









高原さんのお仕事までもう少し時間があるので、とりあえずご飯食べようかということに。





ついに!!!!



ついにです。




ついに!!!!




旅行者の間でめちゃくちゃ美味しいと言われるあのインドネシアご飯初挑戦!!!!




あ、もしかしたらシンガポールでちょこっとそれっぽいのは食べたことあるかもしれんけど、でも本格的なやつはこれがはじめて!!!!!




いやー、インドネシアご飯、めっちゃ楽しみにしてたんだよなぁ!!


ナシゴレンとかそういうやつだよね!!


ナシゴレンにナシチャンプルーにナシアヤムについでにカイショーもナシ!!



「フミ君どんなのでもいい?」



「もう僕はインドネシアでは何ひとつ考えません!!全て神田さんにお任せです!!神田さんについていくだけの金魚のフンです!!神田さんの経験で僕を楽しませてください!!フンと呼んでください!!」















ほう?


見た目だけはイッパシじゃないですか?




「フミ君どう?これがナシゴレンでミーアヤム、クエイティアウゴレンだよー。」



「まぁここはチェーン店やからな、標準的な味やわ。これ、辛くしたかったらサンバルな。どう?美味しい?」



「いやー、高原さん、僕って自分で言うのもなんですかどかなりのグルメ?みたいな?アレなんですよね。この前なんかナメクジ食べましたからね。コマッチャイますよね!!?クスリ。旅人がみんなインドネシアご飯はマジでヤバいとか言ってますけど、そんな前情報があるから先入観でなんとなく美味しいって言っとかないとダメみたいな心理は神の舌を持つ僕には通用しないっていうか、僕なんてもう麻美ゆまちゃんマジ応援しちゃってますからね。ハンパじゃないですよ。あれ?どうしたんだろう不思議だな、オシッコが漏れちゃってるや。」











もう本当美味しい。

これ嫌いっていう日本人いないと思う。



ナシが米、ゴレンが炒めるっていうそのまんまの名前であるナシゴレン。


焼き飯みたいなもんなんだけど、味が濃くて甘辛い味つけにすごく食がすすむ。



クエイティアウゴレンは平べったいきしめんみたいなやつをこれまた甘辛く炒めたもの。


ミーアヤムはアッサリしたスープ麺で、優しいダシの上に甘辛い鶏肉が乗っかってるもの。




全部甘辛いやん。


そう甘辛いのがインドネシアご飯!!


だから日本人にはたまらない!!!




「高原さん!!めっちゃ美味しいです!!」



「最初は結構感動するよなー。でもしばらく経ったら飽きてくんで。味のパターンがめっちゃ少ないからな。」



いやー、これはヤバいわあああ…………



確実にデブる。


しかもカンちゃんがだいたいのことは知ってるのでハズレを引くこともない。


アジアの中でのインドネシアのポジションが俺の中でどんどん上がっていくわー。







感動していると、突然目の前で高原さんが女性店員さんに向かってマ◯コーって言った。



ちょ!!!な、なんてこと言うんですか高原さん!!!


この人ただの変態の人だ!!!


ヒジャブかぶったうら若き女の子にそんな卑猥な言葉を投げつけるなんて変質者だ怖い!!!!




今から撮影がある、ってもしかしてそういう系の…………!!!







と思ったらマ◯コっていうのはインドネシア語で器のことだそうです。


取り分けの小皿をもらうためにマ◯コくださいって言ってたみたい。


超ヤベェ。




ちなみに指輪のことをチンチンって言うらしいです。



指輪が器に入ってるってどうやって言うですか?




すっごい大きな指輪が入ってるってどうやって言うんですか?



ホラ、黒くてゴツゴツした大きな指輪が器に入ったり出たりしてるよ?恥ずかしがらないでちゃんと言ってごらん?


ホーラ、ちゃんと言えるじゃないか、よくできたね、それじゃあご褒美にもうひとつの器にも指輪をブチ込んであげ、やめよう。







というわけで変態の人はインドネシアに行きましょう。


可愛らしい女の子に面と向かって堂々とマ◯コと言っていい国です。


でもインドネシアって日本と近い国だから言葉の意味知ってる人もいるかもしれないので、ニヤニヤしながら言ってたら警察に捕まるかもしれんので責任は取れません。















大満足のご飯を食べたら高原さんはお仕事に行き、俺たちはモールの中を散歩することに。


まずは地下にある換金屋さんへ。





ここでスイスフランを換金したんだけど、1フランが正規で13723ルピアに対してここのレートは13630ルピア。ほぼ等価。


45000円分くらい両替したんだけど、減ったのはわずかに300円というスーパー良心的なレート。



ただここで注意すべきは、インドネシアのお札って単位が大きいから混乱してしまうことと、紙幣の額が低いので枚数が多くなること。


この前旅するにこいちがインドネシアの換金は油断したらいかんって身をもって教えてくれましたからね。


面倒くさがらずにちゃんと数えて確認しましょう。







お金をゲットしたら飲み物を探してモール内にあるスーパーマーケットへ。









もうすごいです。


ただのアジア屋さん。


ヨーロッパでいつも探し回っていたあのアジアスーパーマーケットですよ。超規模のでかい。



だってここアジアだもん。


ヨーロッパで高いわー!!って言いながら買っていたアジアの食材がうなるほどなんでもある!!!!


だってここアジアだもん!!!!



うおおおおお!!!!もう当たり前に日本の食材が並んでるうううううううううう!!!!!


辛ラーメンとか買いだめする必要なし!!!
どこでも買えるから!!




いやー、もうここってアジアなんだよなぁ………………








ヌルくて、埃をかぶって汚れまくってるインドのコーラとは違って、ちゃんと清潔なボトルのコーラを買い、歩いてみるともう驚きまくり。



日本の店ありまくり。


















「カンちゃああああああああん!!!!牛角だあああああああああああああああああああ!!!!!!」



「ふ、フミ君!!!す、すす、すす、すき家がある!!!!!」



日本のお店めっちゃ進出しまくってるやん。

もう食べ物何ひとつ困らんやん。



日本の食べ物いくらでもある上にローカルのご飯もウルトラ美味い。





そしてさらにビビったのは値段。



すき家の牛丼、なんと3万ルピア。250円。






日本より安い!!!!!!!!!!





マジで!!????!!?

なんで!!???!????


外国で日本食を食べようと思ったら日本の倍はするっていうあの決まり、どこに行ったの!?!?!?


1杯1500円のラーメンを死ぬほど悩んで食べていたあのヨーロッパはなんだったの!???



牛角にしても、40アイテムの食べ放題が1890円とかだもん。


めっちゃ安いやん……………



はぁ、もう日本はすぐそこなんだなぁ。











そして念願だったファストファッション屋さん巡りも。






















ザラめっちゃ高い。


ヨーロッパのザラは安かったもんなぁ。

こっちだとあんまりファストファッションって言えん値段だ。ズボンもシャツも普通に5000円くらいする。











「いやー、ザラ高いねー。フォーエバー21はちょっと安っぽいし。H&Mはまぁまぁかなぁ。」



「ではあそこに行きましょうか、金丸さん。」



「そうですね、行きましょうか。」







ユニクロ、マジ素敵。


ザラの半額以下で日本クオリティ。


インドみたいに1日でズボンが分解してチンチンが丸出しになるような終わってる縫製じゃないし、シルエットもバッチリ。



着心地最高。


デザインカッコいい。


もう一度、ユニクロ最高。




というわけで俺もカンちゃんも色々買い込んだ。



インドが終わったんだからこれからはちゃんとオシャレしていかないとな。


周りの人たちみんなオシャレだもん。


ジャカルタのシティーボーイシティーガールに笑われないようちゃんとしよう。



シュッとした人。





たれパンダな人。















それにしてもモールの中はクリスマスの飾りつけですごくきらびやかだ。


ヨーロッパと同じように、街がクリスマスに沸き立ってるのを感じる。


デコレーションでキラキラしたクリスマスツリーの横を歩いているヒジャブの女の子たち。



面白いなぁ。

ジャカルタのムスリムはかなり世俗的なんだな。

そんなに宗教で固苦しく制限されたりしてないのかな。



かと思えば高原さんの話によると、インドネシアでは結婚する時に婚姻届に自分の宗教を明記しないといけないらしく、さらに旦那と嫁が同じ宗教じゃないと結婚が認められないんだそうだ。


めっちゃ厳しいやんそれ。


そしてイスラムは基本的に改宗が禁じられているので、もし異なる宗教のカップルが結婚しようと思ったらイスラムじゃないほうが改宗するしかないので、ムスリムがどんどん増えているみたい。


厳しいんだかおおらかなんだかわからんけど、とにかくこの国にも日本人的な常識が通用しない、この国だけの掟が存在するようだ。


















昨日の朝からほぼ寝ずに徹夜で飛行機乗って来たので、さすがに意識が朦朧としてきてちょっとベンチで仮眠をとり、それから仕事を終えた高原さんと合流。


車に乗り込んでジャカルタの街の中を渋滞に巻き込まれながら走り、高原さんの住むタワーマンションにやってきた。





ここで1人暮らししながらカメラ1個で戦ってるんだなぁ。


すげぇなぁ。





ベランダからジャカルタのものすごい夜景が見える。


インドほどではないけどクラクションも聞こえるし、そしてアザーンも聞こえてきた。


東南アジアの無数に散らばる島のひとつに、こんなものすごい大都会が存在するんだもんなぁ。


まだまだ知らないデカイ街が世界中にたくさんあるんだよなー。












今夜はまだ終わらないぞ。


少し休憩したら、またドライバーを呼んで夜の街を移動。


そして大きなモールに到着し、そこで待ち合わせしていたのは、




カンちゃんの昔からの友達、アユミちゃん!!!




「いやあああ!!久しぶりー!!」



「久しぶりいいい!!元気にしてたー!!?」




カンちゃんのバリ島時代の友達で、住んでた2年間いつも遊んでいたというめっちゃ仲のいいアユミちゃん。

カンちゃんはあれからバリを出たけど、アユミちゃんはそのまま住み続け、インドネシア人の旦那さんをもらい、ジャカルタにある日系企業で働き始め、今やスーパーバリバリのビジネスウーマンになっているんだそう。


キビキビしてて、はっきりものを言って、でも周りに気をくばる仕事のできる女性!!って感じだ。しかも美人。



そんなアユミちゃんは俺の世田谷のライブにわざわざ旦那さんのポーちゃんと一緒に来てくれ、そこで1度だけお会いしたことがあった。


アユミちゃん!!あの時は本当にありがとう!!









というわけで4人が揃ったら近所の屋台に晩ご飯を食べに行った。





車が行き交う道路沿いに雑然と屋台が並んでおり、いかにも東南アジアっていう雰囲気にワクワクしてくる。


そんな屋台からは煙がもくもくと上がっており、近づいて見てみるとそれはサテーだった。

あぁ、懐かしのサテーだ。


カンちゃんとの思い出のサテー。









「いやー、本当にカンちゃんと金丸さんが結婚したんだよねぇ。前にカンちゃんがインドネシア来た時に金丸さんのブログの話したよねー!!」



数年前、カンちゃんは前に働いていたウェディングの会社を辞め、1人で半年間のアジアバッグパック旅に出た。


旅の中でカンちゃんは思い出のバリも訪れ、もちろんジャカルタでアユミちゃんとも会ったそうなんだけど、その時にすでに俺の話をしててくれたんだそう。


こんな人がいてねー、もしかしたらタイミングが合ったらどこかで会えるかもー、なんて言ってたみたいだけど、その1週間後くらいにカンちゃんがクアラルンプールの街を歩いていたら、路上のサテー屋で見覚えのある男が1人でサテーを食べていた。


カンちゃんが思い切って声をかけると、その男は、あ、よかったら一緒にサテー食べますか?と言った。



それが俺だったんだよなぁ。




俺の知る前のカンちゃんの記憶が、たくさんこのインドネシアには詰まってるんだよな。






































サテーがめっちゃ美味しい。


俺はチキンにピーナッツソースのサテーしか食べたことなかったけど、高原さんやアユミちゃんがオススメするのはヤギ肉のサテー。


でもなぁ、あんまりヤギの臭い得意じゃないんだよなぁ………と思いながらも一応食べてみたらこれがめっちゃ美味しい。


鶏肉よりもジューシーで、柔らかくてクセもほとんどない。

臭いを消すためなのか、めっちゃ濃いタレがかかっていて、でもその甘辛い味がたまらなくビールに合う。




っていうか屋台だけど持ち込みビンタン!!!


ぐあああああああああああ!!!!



酒は毒とか言われてめっちゃコソコソ飲むしかないっていうかほとんど飲めなかったインドからの開放感ハンパない!!!!


暑くてむしむしするこの熱帯の夜に冷えたビールが尋常じゃなく美味しい!!!



そして公衆の場所ではタバコを吸ったらいけないインドだったけど、ここでは当たり前にテーブルに灰皿が置かれている!!!


タバコと酒との距離がマジで近い!!!


あああ!!こういうところにも日本を感じる!!!


文化がどんどん日本に近づいていってる!!





















周りの屋台に行っては色んな食べ物を調達し、汗をかきながらビールを飲む。


蛍光灯のあがりがこうこうと光り、めっちゃアジアを感じる。





するとそこになにやら1人のオッさんが近づいてきた。


オッさんはおもむろにペッドボトルに米かなんかを入れた手作りマラカスを振り始める。


そしてその謎のリズムに合わせて謎のインドネシア語の歌を、蚊の鳴くような声で歌い始めた。







ま、まさかこれ………………




バスキングか!?




屋台でご飯食べてる人のテーブルをまわり、演奏を披露してチップをいただくというレストランバスキングか!?!?




おい!!オッさん!!!


とりあえずもっと声を張れ!!!!


マジで聞こえるか聞こえんかくらい小声!!!!


呟いてるくらい!!!


クソやる気が感じられない!!!!




しかしこのジャカルタでのバスキングというもんがあまりに新鮮でチップをあげた。



すると金を受け取った瞬間、歌をやめて去っていくオッさん。





おい!!!!


せめて最後までやりきって!!!!








ビビることに、2時間くらいの間にそんなバスカーが5組くらいやってきて演奏をしていった。


正直かろうじてパフォーマンスと言えるようなのは1組だけで、あとはごっつええ感じの子連れ狼の西川君くらい声が小さいオッさんやおばさんがペッドボトルマラカスとか、手拍子のみとかで歌を歌ってくる感じ。



それは稼げんわ…………


一応そういう文化はあるみたいだけど、ちゃんとやらないと物乞いの域を出られないよ……………



そう考えるとメキシコのマリアッチさんとかめっちゃ素敵だったよなぁ。









とにかく、インドネシア初日からめっちゃ濃厚!!!


高原さん、アユミちゃん、ご飯とお酒ご馳走してくださってありがとうございます!!



早くもこの国のこと好きになりかけてるぞー!!






~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


ベトナムのホテルをアゴダでとってくださったかたがいました!!


ベトナム!!これから先に待ち構えるベトナム、めっちゃ楽しみです!!
フォー!!ロック!!アジアも面白いなぁ!!


どうもありがとうございます!!




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