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人生の重み



こんにちは!神田です。



影響を受けやすい人間です。


映画を見ても、本を読んでも、素敵な人に出会っても。



影響を受けやすい分、ふわふわしてしまうこともたくさんだけど

素敵なものを素敵って言えるひとでありたいっていつも強く思っています。




おわり









2017年11月7日(火曜日)
【オーストリア】 シュタイアー ~ クレムス





「えーっと、かき揚げはなぁ、ゴボウがないけどかまんやろ。」



「そんな大丈夫です!!庭の草むしってきます!!」



池田さんち、最後のご飯は天ぷらうどんだった。






ちゃんと出汁をとった優しい関西風のスープがふわっと香る。


手打ちのうどん、エビ天とかき揚げ、ネギの風味。




綺麗だなぁ。

うどんってこんなに綺麗な食べ物だったんだよな。














「ホナおにぎり作っていきー。具はここにあるから自分らでやりや。おかずは作っといたからな。」






そしていつものように出発前におにぎりを作らせてもらった。


これで夜にも美味しい美味しいお弁当が食べられる。




何から何まで、本当に俺たちのことを心の底から思いやってくれてる池田さん。


2度目にお邪魔させてもらったとき、池田さんが、もう家族扱いやからな、と言ってくれた。


すごく嬉しかったけど、まだどこまで甘えていいかわからなくて、遠慮して、家族のようになんてとんでもないって思っていた。


それが今は親戚のおじちゃんみたいにものすごく距離が近くなった。


とても他人だなんて思えないほど。











部屋の中の布団をたたみ、荷物をまとめながら考える。


この前ノリ君たちと池田さんの家にお邪魔させてもらった後、ある日突然池田さんからメールが来た。


なんだろ?と思ったら、それはいつもの感じとは雰囲気が違っていて、池田さんの過去の話に触れたものだった。



池田さんはあまり自分の過去について多くは語らない。


そこがまた池田さんの謙虚で魅力的なところなんだけど、そんな池田さんからこんなメールをもらえてかなり驚いた。


ほとんどの人には話していないという池田さんの本当の思いが、少しだけだけど書かれていて、ゆっくりと読んだ。




「大阪を出て40年はあっという間に過ぎました。」




その言葉の重みが半端じゃなく色んなことを物語ってた。


メールを読み終えた後、俺はなんてバカなんだろうと自分を責めた。


なんて浅くしか池田さんのことを見てなかったんだろうって反省した。


1人の男がどうやって生きてきたか、そこには数え切れないほどの葛藤と選択があって、様々な出来事を経て今の池田さんがある。


なのに俺は白髪になった今の池田さんのことしか見えてないまま、ずっとお話させてもらっていた。





メールを読んだ後、池田さんのことが30倍魅力的に見えた。


もっともっと、真剣に人の人生に想いを馳せることができる人間にならないと。



この旅で池田さんに出会えて本当によかった。


出会いの奇跡に感謝しかない。










荷物を持って家を出る。

小雨が降っていて、周りの山々は霧に煙っていた。


池田さんたちにはもしかしたらあと一度だけ、オーストリアにいるうちに会う機会があるかもしれないけど、もうこの家には戻ってこない。




車に乗り込んでエンジンをかけた。


窓から見た池田さんの笑顔が、たまらなく素敵だった。

人生がにじみ出てた。







池田さん、何から何まで死ぬほどお世話になりました!!!!

また必ずどこかでお会いしましょう!!!!


どうかお元気でいてください!!!!





















別れの余韻にひたりながらゆっくり車を走らせた。


先日までのいい天気が嘘のように最近はずっと雨だ。

天気予報を見ると今週はずっと雨マークになっている。


週末のラストスパート路上ができるといいんだけどな。



これまでバカみたいにヨーロッパで歌いまくってきたんだ。

最後まで歌い尽くして締めくくりたいな。








2時間かけてクレムスに着いたころにはすでに暗くなっていた。


ヘッドライトをつけていつもの修道院横のパーキングにやってきて、車を止める。


そしてテキパキと荷物を移動して寝床を作る。


パジャマに着替え、カンちゃんは化粧を落とし、俺はペットボトルの水で手足を洗い、そして落ち着いたらパソコンで動画を見る。


ビールで乾杯し、池田さんのお弁当を食べ、リドルでいつも買っていたピーナッツをつまみ、ひとつのブランケットを2人で肩にかけながら。






いつものこの時間。


どれくらいこうしてカンちゃんと過ごしたかな。




通算したら1年と2ヶ月もこうして車中泊旅をしていたことになるのか。


人生の中の、なかなかの時間を車の中で過ごした今回のヨーロッパ。


間違いなく、人生を振り返ったときに強く思い出す日々になったはず。




いつも自分で考え、決断し、進んできた道に俺は誇りを持てているだろうか。


うん、間違いなく誇れる。


この道だったらからこそ、今の周りにいる大好きな人たちに出会えたんだもんな。




語ることの多い人生にしよう。






車道を走る車のヘッドライトがたまに光っては消えていった。




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