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誰のための旅か


こんにちは!神田です。



もうすぐ自炊生活から脱出ーーーーーー!!!!!!!


トータル1年2ヶ月でした。この車旅。



そりゃあもう作りました。毎日。



日本での快適キッチンで料理するのとはやっぱりかなりわけが違うので、
めんどくさく感じることも正直たくさんありました。



そんな自炊生活ともしばらくばいばいです♪


いえーい。




おわり










2017年10月16日(月曜日)

【オーストリア】 フェルトキルヒ








今日も素晴らしい天気。

でも心は晴れない。


なぜかジャクソンブラウンのレイトフォーザスカイが頭に浮かぶ。











色々考えてしまう。

俺は何が欲しくて旅をしていたのか。

どこに行きたくて旅をしていたのか。


今の状況が、本当に俺が望んだものなのか。


こうなってまで何になりたいのか。






やりたいことはある。

カンちゃんとこれから生きていく上での楽しそうな計画がたくさんある。


でもそれでいいのか。

もちろんそれでいい。

それが最優先。

でもやり残したこともある。


それなりに長く生きてきて、いつの間にか自分で自分の道を、広げてきたようで狭めてる。


人の目を気にして、傷つきたくないから傷つけないように周りを気にして、誰のためかもわからんような作り笑いしていい子ぶって、色々考えているとズシッと心が重くなる。




俺は誰だ?

誰のための俺だ?



カンちゃんと過ごせているこの何にも代えがたい貴重な時間。

俺たちが心から楽しんでいるはずのこの旅。

でもそこに、旅を有意義なものにしないといけない、誰かを楽しませないといけない、っていう責任感がなぜか混ざり込んでいる。


そんな旅だったけか。

いや、そんな旅だったよな。





色んなことを投げ出して、カンちゃんと2人だけの何にも縛られない旅を楽しんだらどうなるんだろうって思う。

それってなんて自由なんだろう。


目の前の新しい誰かとの出会いをどれほど新鮮に楽しめるかな。


目の前の絶景に心の底から色んなものを解放できそうな気がする。




でもそんなことできない。

やると決めたことは、できる限り最後までやりきろう。


俺が望んだことだけど、最近ちょっとだけモチベーションを保つのが難しくなる時もある。
















フェルトキルヒでの最後の路上をやった。





警察署にライセンスを取りに行くと、土曜日にいたオペラのお兄さんもライセンスを取りに来ていて、挨拶してまたあとでーって別れたんだけど、それからずっと兄さんの歌はどこからも聞こえなかった。


もしかしたら電子ピアノがスピーカーを使うからダメだったのか。

それとも兄さんの声がデカすぎたのか。

それともライセンスは取れたけど、電子ピアノの電源をどこのお店からも貸してもらえなかったのか。



色々あるよな。








心は晴れないけど、歌っているところに人々がチップを入れてくれ、そんなみんなの笑顔に励まされる。

優しい笑顔は心を元気付けてくれる。


俺の悲しみなんかに誰もわかりゃしない、なんてひねくれたところまで行く人間じゃなくてよかったと思う。

人々の笑顔に温かい気持ちになれる。



大丈夫、周りはなんも変わらない。

結局は自分の心次第。

風景も、人の目も、自分が周りを受け入れられるかどうかなんだよな。






可愛い子供が親から渡されたコインを持って恐る恐る近づいてきて、それをギターケースに入れてニコーッと笑って走って戻っていく。


俺もできるだけ優しくいなきゃ。

そうしてないと悪循環から抜け出せなくなる。





















夜のチロルを車を走らせ、山の中のだだっ広いパーキングに寝床を決めた。


カンちゃんが作ってくれたご飯を食べ、ビールを飲みながら曲の練習をした。

今週末にちょっと人の前で歌わせてもらおうと思ってる。


選曲、曲順からMCまで、構成をいつものライブハウスでのライブの時くらいの感じでめっちゃ真剣に決めた。


そして練習、練習、練習。


いいライブをして喜んでもらおう。



カンちゃんが横でギター聞いて泣いてた。


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