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雨の中、謝りに行こう



2017年7月26日(水曜日)
【ドイツ】 ケンプテン






朝起きるとめっちゃ雨が降っていた。





うん、わかってた。


天気予報で今日は1日雨ってなってた。



とりあえず週末に向けて回復していきそうな感じなので、上手くミスらないように町のチョイスをしていけばなんとかなるだろう。





来週からはあのスイス。


アルプスの山々を駆け抜けるのも楽しみだけど、あのスイスの路上で今やったらどんだけ稼げるのかも正直めっちゃ楽しみ。



今までの路上最高記録である65000円を超えてくるのはこのスイスなんじゃないかとかなり期待してるんだよな。






それにしても寒い。


冬場に車中泊すると車内が温まって窓が結露するんだけど、まだ7月でこんなに結露するなんて寒すぎるぞ。


また寒い寒いヨーロッパの冬がはじまるなぁ。




窓を拭いたらエンジンをかけて走り出した。

















というわけで今日は雨なので路上は休みにしてしっかりネット作業をすることに。



でも、マクドナルドにこもる前にひとつ大事な用事がある。


このケンプテンにもう一度戻ってきた大きな理由。





スーパーマーケットに行き、チョコレートとかクッキーなんかのお菓子の詰め合わせをいっぱい買いこみ、それを持ってケンプテンの町の裏通りへと向かう。


1年前のことなので記憶も薄くなってるけど、確かこの辺りだったような……………






すると路地にひとつのクリーニング店を発見した。


あ、これだ。間違いない。




ドキドキしながらお店を覗きに行くと、中でおばちゃんたちがシーツやタオルのアイロンがけをしていたんだけど、こんなところにアジア人なんかやってくること皆無なのか、みんな怪訝そうな顔をして驚いている。



その中に見覚えのあるおばちゃんがいた。



あ、この人だ。





「こんにちは、あのー、えーっと、オート。オート。」



「………………あーー!!オート!!ソーセージソーセージー!!シュトロハイム!!」




おばちゃんは俺たちのことを思い出すと、ニッコリと笑って近づいてきてくれた。







あれは1年前。


まだヨーロッパレンタカー旅を開始して数日目くらいの日だった。


左ハンドルに慣れていなかったこともあって車右側の感覚がつかめておらず、路駐していた車のサイドミラーに俺の車のサイドミラーを当ててしまった。



すぐに横に車を止めて見に行くと、路駐していた車のサイドミラーにほんの小さく塗料がついていた。


小指の爪の半分くらいの大きさかな。



ピカピカの高級車というわけでもなかったし、ああ、これくらいでよかった…………と一瞬思ったんだけど、ドイツ人ってめっちゃ車を大事にする国で、持ち主のおばちゃんは、こりゃオオゴト!!といった感じで顔をしかめていた。




おばちゃんは英語が1ミリも喋れず、その時たまたま周りに英語を喋れる人もいなかったことでコミュニケーションが全然とれず、俺たちもドイツ語でゴメンナサイも言えなかったんだよな。



今ならちゃんとエンチュルディグンって言えるのに。





おばちゃんは、今100ユーロを払ってくれたらそれで全てナシにするわと言ったんだけど、こんな小さな傷に1万2000円も!?って正直思ったし、なにより俺たちはレンタカーの保険に入ってる。



これは保険の対象内だったので、まずはケーサツを呼び、調書を取り、保険会社に申請をするという段取りにすることにした。



しかしおばちゃんは、こんな外国人、今帰らせたら逃げるかもしれない、といった感じで信用してくれず、何度も身分証を見せて、英語の喋れるケーサツにも説明をしてもらい、ようやくその場は落ち着くことができた。









俺たちは旅中だったので先に進まなければならず、翌日におばちゃんが働いてるクリーニング屋さんにフルーツを持って謝りに行き、それからケンプテンを出て北欧を回りながら保険の手続きを進めた。



保険会社から送られてきた申請用紙をコピーし、書き込み、それをケンプテンのおばちゃんのところに送る。



おばちゃんにも書き込んでもらわないといけない欄があったので、それを書き込んだ上でこちらの保険会社の住所に郵送してくださいと、お金も同封して送った。



これで修理費用が保険会社から出て、すべてが丸く収まるはずだった。








が、その保険の申請用紙は保険会社にではなく、なぜか日本の俺の実家に届いた。



え!?なんで!?



めっちゃ驚いて、お母さんに書類の写メを送ってもらったんだけど、そこには一通のドイツ語の手紙が同封されていた。



ドイツ語の分かるヨーロピアンの友達に訳してもらったところ、そこにはこう書かれていた。




「車は友人にリペアしてもらったからもう気にしなくていいわ。2人の旅を楽しんでね。」





おばちゃんはもう修理代の請求は諦めていた。


そして迷惑をかけた俺たちに対してこんな優しい言葉を言ってくれるなんてと、嬉しい気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいになった。




おばちゃんからしたらいきなり車を当てられて、それを修理し、面倒くさい警察とのやり取りをして、書類を書いて郵送して、っていい迷惑だよなぁ…………


ただ修理代だしてもらっても、使った時間と労力に対する補償はないんですか?って俺も思うはず。




それを、もういいわよ、旅を楽しんでねって言ってくれた。




あのおばちゃんにはもう一度必ずちゃんと謝りに行かないといけないって思ってた。




よかった、今日おばちゃんがお店にいてくれて。








「アラアラ~、ソーセージカリーワースト~、シュトロハイム~。ハハハ~!!」




何言ってるかわからないけど、ニコニコしてカンちゃんのことをナデナデしてくれ、元気にしてた?と言ってくれてるようだった。


あれからドイツ・オーストリアにしばらく滞在していたことで、なんとなくドイツ語の単語も少しは想像がつくようになっている。



ゴメンナサイ、エンチュルディグンと言っておばちゃんに持ってきたお菓子を渡すと、驚きながらフィーレンフィーレンダンケ~~!!と言ってくれた。






すると、どうしたのどうしたの?と店の奥からおばちゃんやらおじちゃんやらがワラワラ出てきて、みんなで集まって説明会が始まった。


1人英語の喋れるおばちゃんがいて、その人のおかげでコミュニケーションも取ることができた。




「あらまぁ~、こんなにお菓子をたくさん持ってきてくれてねぇ~、マリアのお腹がまた大きくなっちゃうわ!!」



「アヒャヒャヒャー!!」



「ヒッヒッヒッヒー!!!」




日本のおばちゃんたちがスーパーの前とかでやってる井戸端会議みたいに大笑い。


おばちゃんの笑いは世界共通だよなぁ。


可愛いなぁ。











本当にもう気にしないでいいからね、お菓子ありがとうねとマリアおばちゃんはニコニコしながら言ってくれ、安堵してお店を後にした。


よかった、これで俺たちもスッキリできたし、シコリなく今回の事故を終わらせられたと思う。



海外で事故なんてとんでもないオオゴトのように思えたけど、日本でやるようにちゃんと誠意を持って対応すれば、どこの国の人でもだいたいは分かってくれるはずだよな。



マリアおばちゃん、ご迷惑おかけして本当にすみませんでした。

















それからはマクドナルドに行き、ひたすら作業に没頭した。


ワイファイは早くはないけど、まぁブログも投稿できる。



もう少しで作業も追いつくから、そしたらレパートリー増やしとかもやっていこう。




最近サウンドオブサイレンスがやりたいんだよな。

ハモる人いないけど。





さぁ、ずっと気になっていたことを終わらすことができた。

これでドイツはもういつ出発してもいいぞ。








~~~~~~~~~~~~~~~~~~


滋賀のホテルをアゴダでとってくださったかたがいました!!


信楽に武蔵っていう美味しい串カツ屋さんがあるんだけど、そこめっちゃ行きたいです。

ナスがマジ美味しいです。



どうもありがとうございます!!

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