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後悔しないためのパリ



2017年7月5日(水曜日)
【フランス】 アンデーヌ森 ~ パリ




木漏れ日の中で目を覚ました。





ここはアンデーヌの森という名前らしい。




グーグルマップを見ると、基本、町の名前も観光地の名前も現地語で表記されているんだけど、モンサンミッシェルとかルルドの泉なんて有名な場所は日本語で表記されている。



そういった日本語表記されている場所には、なにかしら日本語で書かれるだけの突出した由緒があるということ。



ということは、この北フランスの田舎にポツリとあるアンデーヌの森にも、なにか秘密があるんだろうな。


とりあえず寝心地は最高だった。



車の整理をして森を抜け出した。























さてえええええええええええええ!!!!!!!


パリの約束間に合ったぞコンチクショオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!







日本人の友達との約束は夜の18時!!!


ここからパリまでの間にガードレールからダイブして羊をひき殺しまくらない限りもう大丈夫だ!!!!



ていうか俺いつもパリに向かうときに急いでる気がする!!!



4年前は友達のハネムーンサプライズのために、スペインのアンダルシアからかっ飛ばしてパリまで北上した。


道中で出会ったみゆきさんとなぜか一緒にパリを目指すことになり、2人で野宿したりヒッチハイクしたりして、こりゃもう間に合わないかもしれない、というところで最後に奇跡の大逆転が起きてパリにたどり着くことができたあの日々は、前回の旅の中でも5本指に入る最高の日々だった。



パリでは画家の伊藤親分の家に転がりこませていただき、そこでカッピー、ナナコちゃんと再会し、仕事で来ていた大阪フラワーの植松さんにも再会し、みゆきさんも一緒にみんなで俺の友達のハネムーンサプライズをした。



みんながいたからこそ、素敵なサプライズを成功させることができた。



そういえば、その当時パリで活動していた写真家のショータ君と会ったのもこの時だっよなぁ。



このパリで出会ったメンバーとは今もすごく仲良くさせてもらってる。


俺にとって、とてもとても大きな思い出のある街。





いやぁ、なんかパリが思い出の街なんてベタすぎてちょっと嫌だけど、でもパリにはそれだけの魅力があるよなぁ。


内陸ヨーロッパ最大の都市で、世界で最も観光客がたくさん訪れる憧れの花の都。





次第に建物が多くなってきて、車が入り乱れだした。


4年ぶりのパリに入ったぞ。























パリの街中なんて、それ宮崎の月極め料金ですか?くらいの駐車場代だろうから、いつものように郊外のだいぶ外れまで離れたところで駐車場所を探し、そこから地下鉄で中心部を目指すことにした。



まぁこれまでずーーーーっと麦畑とヒマワリ畑しかないど田舎を走ってきたので、フランスって農業ばっかりやってる田舎の国ってイメージになってるけど、パリは違う。



ウルトラ大都会で、経済、金融、文化、アート、ファッション、食べ物、あらゆる面に置いてヨーロッパの中枢だ。



なので相当郊外まで行かないと駐車するような場所が見つけられない。





あ、あと気をつけないといけないのは、パリでは18区、19区、20区にはあまり近づいてはいけないということ。


パリは東京みたいに区で分かれているんだけど、この20区あたりは黒人や移民などの低賃金労働者が住むエリアで、したがって治安も悪い。



この辺りに路駐なんてしようもんなら、なんか起きても文句はいえない。



場所的にはだいたいパリの東南部分がそのエリアにあたる。





というわで北西あたりで探そうかなーと街に入ったら、間違えて都市高速に乗ってしまった。





あああああ!!!こういうのものすごい腹立つ!!!!


だから都会嫌い!!!!




高速料金は7.4ユーロ、960円。


早速金のかかる街やわパリ…………


























なんとか郊外のウイユっていう地区の裏路地に路駐ポイントを発見。


穏やかな住宅地って感じで、みんなそこらへんに止め放題のエリアだ。



パリでもこれだけ街から離れれば無料の駐車ポイントを見つけられるみたい。











荷物をまとめて準備したら、そこから20分ほど歩いて駅にやってきた。






えー、パリまでのチケット代はいくらかなぁと券売機へ。


確か前回パリに滞在していた時の印象ではそんなに高くなかったと思うんだけど……………





えーっと…………パリまで…………




3.55ユーロ。460円。





高え………………





2人で往復したら2000円近くしてしまう……………




郊外に止めてる意味ねぇ………………






ええええ!!!!こんなに高かったっけ!??!?


前回、伊藤親分のアパートに転がり込んでる時も毎日街に行っていたので、こんなに高かったら覚えているはず!!!!



ちょっと待ってよ!!と、そこらへんにいた職員さんに聞いてみた。




「ソンソンソン、ソソソンジュジュ、ジューテム。」





ぐうう!!!英語皆無!!!


フランスの人、英語喋れるはずなのにパリに入った瞬間、みんなフレンチオンリー!!!



他の人に聞いてもみんな英語まったくダメで、マジでラチがあかない。



これだよ…………パリの人ってパリ人ということに誇りを持ってるのか、まったく英語を喋ってくれない。


これまでのフランスで出会ってきた人たちはみんなそこそこの英語を喋ってくれたのになぁ。



パリはフランスの中でも違う国みたいだわ。










でも英語は喋れなくても親切なことに変わりないのがフランス人。


お高くとまって外国人を小バカにしてくるような感じは全然なくて、なんとか言葉が通じないなりに助けてくれようとしてくれる。



すると、券売機のモニターに、10枚綴りのカルネというチケットで14.5ユーロってのが出てきた。



どうやらこれはパリ市内ならばバスもトラムも地下鉄もどれでも使える共通のチケットみたい。



おお、だったら1枚1.45ユーロ、180円やん。


さっきの460円とは大違いだ。




そうだそうだ、確か前回もこれを買って地下鉄に乗ってた記憶がある。


職員さんも、それよーそれそれー、と笑顔だ。





というわけで10枚綴りのカルネを購入。







よっしゃー!!それじゃあパリの中心部に向かうぞー!!!





「ソンソンソン、ジュジュソン、ジュジュソン、ジダン。」




改札を通ろうとすると止めてくる職員さん。



え?なに?なんで?





するとそんなやりとりを見かねた人が声をかけてきてくれた。




「これはパリ市内のチケットよ。」




「あ、はい、だから今からパリに向かうんですけど。」




「ここはパリ市内の外よ。」












……………………………………………………














おい!!!職員テメェこの野郎おおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!



俺たち今からパリに行くって言ってるのになんでこのチケット買わせたんだオラァ!!!!!



意味ねぇじゃねぇかチクショウ!!!!!




「え?じゃあ払い戻ししたいんですけど。」



「それは無理だと思うわ。パリ市内でバスに乗る時とかに使うしかないわね。残念だけどソーリー。」





なんで払い戻しできねぇんだよ…………


そこそこの金額やん…………




英語が喋れない職員さんも責任を感じてそばで申し訳なさそうな顔をしてるけど、どうしようもないもんはどうしようもない。



ていうかここってパリ市内の外なんやね…………


そんな遠くに止めてたんや…………




かといって今からパリ市内で駐車場を探すのも至難の技だし、つまりパリは金のかかる街ってことですね……………



おとなしく片道3.55ユーロの2人分往復、14.2ユーロ、1850円で切符を買った。



パリ高ええええええ……………



















釈然としないまま電車に乗り込み、15分くらいでパリ市内にやってきた。


懐かしいパリ。


相変わらずのスーパー大都会で、どこまでも豪壮な石の建物が敷き詰められている。




















前回に1週間くらい滞在したので、なんとなく地理は頭に入ってるので、一直線にあの場所へと向かう。



ものこの時点でゾンビです。



ふぅふぅぅうう………!!と目を血走らせて俺に噛まれたらお前もゾンビだぞおおおおおお!!!!と人混みをかき分けていくと、街の中にこんな店が。







ふぅふぅぅうう…………!!!!!













もう我慢できなフシュルフシュルーー!!!!













ウグアアアアアアアアアアア!!!!!!














ヴオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!












ウヴァアアアアアアアアアアアイアアアアアアアア!!!!!!!!!!!



「きゃああああああああ!!!!!なりたけ様あああああああ!!!!!死ぬほど濃いやつくださいいいいいいい!!!!」







もうこの日をどれほど待ちわびたことか!!!!



内陸ヨーロッパ最大の都市、パリにはデカい日本人街があって、ここではマジの日本クオリティのラーメンが食べられるのだ!!!!!




あああああああああ!!!!


気が狂うううううううえええ!!!!!



ラーメンだけじゃなく寿司屋はもちろん、うどん屋やらなんでもありのこの界隈!!!!



無数にあるラーメン屋から選んだのは、なりたけ!!!!




ここは味はもちろん美味しいんだけど、尋常じゃないくらいのゴッテリ背脂ニンニクまみれ味噌ラーメンが食べられる!!!



この海外でラーメン欲が暴発しそうになってる今、あっさり醤油なんか食ってられるか!!!!















「いらっしゃいませー。ご注文は何しますかー。」



「後頭部が麻痺するくらい頭おかしいレベルのこってり味噌ください!!!!フシュルフシュル!!!!!」












ごとり。











「あ、美味しい。こってりだけど美味しいね!!」



「ぬべええええああああああああ!!!!美味ええええええあばばばばばばば!!!!!ぶふぉう!!!ああ!!鼻から背脂が!!!!」







めっちゃ美味しいけど最後きつくて調整スープもらって薄めました。



根性なしです、すみません。









はああああああああああああ………………ラーメン最高………………



さすがに日本のお店なので、テーブルごとに水が置いてあるのも嬉しいし、なんせ値段が10ユーロ。


パリでラーメンが1250円とかマジで相当な奇跡。



パリって違う惑星くらい物価がヤバくて、普通にカフェでビール飲んだら、小さなグラスで10ユーロを余裕で超えてきたりする。


メインの食べ物とか20ユーロとか普通。



ベルリンとかロンドンとか、ヨーロッパでも首都に行けばラーメンは食べられるけども、こんだけクオリティの高いラーメンはなかなかないよ。



それが10ユーロとか最高です。なりたけさんマジでありがとう。





これで当分ラーメン欲も解消されそうだ。





















ゾンビから無職に戻ったところでのんびりパリの中を歩いた。


















オペラ地区から南にくだり、ルーブル美術館の前を通ってセーヌ川を渡る。



懐かしいこの辺り。


あの楽しかったみゆきさんとの最後の日もこの辺りを歩いたよな。



夕日に染まるセーヌ川を眺めながら、2人旅のことを振り返っていた。




俺のブログが一気に読者さんが増えたのも、このパリのあたりからだった。


すごい素敵な日々だったなって、自分でも思う。











川沿いに歩いて行くと、少ししてエッフェル塔が見えてきた。





ここもまた思い出がたくさん詰まった場所。


この大きな大きな鉄塔を見上げていると、胸が締めつけられる。


















観光客で溢れかえるエッフェル塔の横を通って、少し離れたところにある鉄橋に付随した橋にやってきた。


橋の真ん中には大きな像が立っており、少しスペースが広がって展望場所になっている。


綺麗にエッフェル塔とセーヌ川が見晴らせるこの広場では、4年前と同じくウェディングフォトを撮影している中国人のカップルがいた。







ここで歌ったなぁ。


大好きな友達の川田君夫婦のハネムーン旅行。



奥さんの朝ちゃんに内緒でここで待ち伏せし、2人が約束の時間にやってきたところで隠し持っていたギターを取り出し、川田君のオリジナル曲である東京タワーを歌った。



広場には観光客のフリをして何食わぬ顔で配置されていたナナちゃんとカッピー。



ナナちゃんのバイオリンが加わり、カッピーのサックスが加わり、広場に3人の演奏が流れた。




そして忘れちゃいけない、演奏が終わったらなぜかパティスリーフラワーの社長である植松さんが2人にシャンパンを注ぐというサプライズも。




え!?誰!?ってなったよなぁ。



あんな大社長にあんなことさせて、本当すみませんでした…………









広場は4年前と何も変わってなかった。



エッフェル塔とセーヌ川、銅像、そして中国人のウェディングフォトも一緒だ。



4年前にここにいたんだなぁ。



あそこからまた旅は続き、死に物狂いでアメリカ大陸をくぐり抜け、アジアを回っていった。



ものすごく昔のように思えて、ほんの少し前の出来事のようにも思える。




どんな過去を送ってきたか。どんな過去を作り上げてきたかで、その後の人生は豊かになっていくんだろうな。


懐古趣味でもいい。昔を振り返るのは、人生の大きな喜びだ。






川田君も朝ちゃんも、カッピーもナナちゃんも植松さんも、みゆきさんも、今お笑い芸人やってるショーゴも、ここにはいない。



でもカンちゃんがいる。


川田君に遅れて、俺たちもハネムーン気分だな。
























さて、友達と待ち合わせをしている凱旋門まで、このエッフェル塔から歩いたらちょっと距離がある。


時間もあんまりないのでここはせっかくカルネチケットを買ったんだから活用しよう。





地下鉄に乗ってピューンと凱旋門へ。


あの有名な凱旋門の真下に地下鉄駅があり、簡単にアクセスすることができる。




地下道から地上に出ると、そこにはもの凄い数の観光客がいた。














見上げると壮大な凱旋門が頭上にそびえている。


おお、何回見ても大迫力だな。



友達とは凱旋門の真下で待ち合わせしていたんだけど、なにやら式典かなにかをやっていて柵が置かれて中に入れなくなっていた。



4年前はこんなのなくて自由に歩けたんだけどな。













そんな観光客でごった返す凱旋門の下で、可愛らしい小柄な女の子がいた。




「Aちゃん久しぶりー!!」



「お久しぶりですー!!新宿以来ですね。あ、結婚おめでとうございますー。」




今日待ち合わせしていたのは、日本に帰っていた間に東京でよく一緒に飲んでたAちゃん。


タレント事務所でマネージャーとして働いてて、業界に精通した女の子。



日本人なら誰でも知ってるような女優さんのマネージメントをしてきたやり手なのに、俺たちと会うときはいつもいたって普通の女の子だ。



「今回のパリはどんなお仕事だったの
?」



「あ、今パリコレクションやってるからその関係で来てたんですよ。」




数日間、パリで撮影とか打ち合わせで忙しくしていたというAちゃん。


Aちゃんも明日のフライトで日本に帰るみたい。




「どう?パリ満喫してる?」



「いやいや、そんなんじゃないですよー。ずっと建物にこもってて観光なんかひとつもしてないし、食べ物もケータリングだけです。なので今日みんなでお会いできるのすごく楽しみにしてましたもん!!」




そっかー、なんか海外ロケなんて、毎晩みんなで有名レストランとか行ってワイワイやってるのかと思ってたけど、ずっとお仕事お仕事なんだ。


裏方さんも大変だなぁ。




よっしゃ!!そういうことなら今夜は思いっきりいこう!!!



俺もこの日のためにかっ飛ばしてきたんだ!!!




「私、なんにも調べてないですけど、どこかいいとこ知ってます?」



「オオオオオラアアアアォア!!!!誰にものを言ってんだこの小顔幼な系お嬢ちゃんは!!!任せときんしゃい!!!パリィ!?パリただの庭!!なんかもうパリとか俺にとって美々津と同レベル?みたいな?あー、5丁目のクロワッサン食べてー。」




とか言いながらパリに住んでた写真家のショータ君からもの凄い勢いでオススメのバーを聞きだし、全部俺の手柄ですシクヨロみたいな顔で地下道に乗ってやってきたのは、なんかどっか知らんけど路地裏。

















「いやー、昔よくここで飲んでたんだよね、芸術家仲間たちとさ。みんなで毎晩のようにアートの在り方ってやつを語り合ってたんだよね。あー、ジミーとか元気にしてるかな?」



「そうなんですねー。」



「いやぁ、俺ほどになるとフランスパンのことヨユーでバゲットとか言っちゃう系なんだよね。シルブがプレ、つって。あ、ビール下さいー。」



「ウィ。」



「はぁあ!!ジャンとマリア、あれから仲良くしてるのかなああああああ!!!!」



「おい、金だ。」



「はい?」



「オンキャッシュだ。」




クソ慌てて財布からお金を出そうして手を滑らせて、連日の路上でたまりたまったコインを床に散乱させて泣きながら拾う無職 in パリス。





パリで自分たちだけで飲んだこととか1回もありません。


ジャンとか知りません。






ていうかビールがパイントでなんと3.3ユーロ、420円。




やっし!!!!!この店やっし!!!!!

ショータ君さすがすぎる!!!!




でも水が300ミリの小さいボトルで3ユーロします。390円。



やっぱりパリ怖い。


























それから3人で色んな話に花を咲かせた。


お互いの近況、業界のこと、結婚生活、もちろん旅の話も。



Aちゃんは相変わらず、というか以前よりも忙しくしており、バリバリに業界で奮闘している。



日本にいたころ、Aちゃんのアドバイスや業界の話を聞かせてもらいながら、カッピーとかショータ君たちと三茶でよく飲んでたなぁ。



あの1年半、俺も少しだけ業界のことを覗かせてもらって、本当に勉強になった。



東京で色んな偉い人に会ったりして、なんかすごい特別な日々だったなぁ。




























1日歩き回って疲れていたこともあってアルコールがめっちゃ効いてきて、フラフラになりながらバーを出た。



そんでもう1軒、路面の小さなバーのテラスに座った。



夜のパリは昼間の麗しい雰囲気からガラッと変わって、ゴミゴミした古めかしい街に姿を変える。



ヨーロッパの、どこにでもある生活感のある都会の空気だ。



通り過ぎる車のヘッドライトがワイングラスにうつる。

















どんな過去を作るかで人生の豊かさは変わってくる。


ということは今、何をするかだ。


何をすれば後悔しないかなんて、きっと誰だって分かってる。



後悔しないよう、自分の信じる道を進もう。





Aちゃん、久しぶりに会えて色んな話できてめっちゃ楽しかったよ!!!



また帰ったら三茶で飲もう。



その時はカッピーもショータ君も一緒に。






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