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そこそこの毎日にそこそこのご飯

2017年1月14日(土曜日)
【スコットランド】 ダンバートン





ダンバートンの町の真ん中には大きなビルの廃墟が立ち尽くしていた。





町の真ん中に広い空き地があり、そこになぜかこの町で1番高いんじゃないかという大きなビルがあるんだけど、それが崩れた廃墟になっている。


なんの建物だったのか、割れた窓からは風が吹き抜け、屋根はガラ空きになっており、壁も一部崩れて寂しげに放置されている。


その異様な建物はまるでこの町のランドマークのように存在感を放っていた。









リーブン川とクライド川という大きな川に面したこの港町は、河口の丘の上にお城があり、かつて水運で栄えた雰囲気が多少見て取れたが、中央の廃墟が物語っているように寂しげだった。


たくさんのお店が並ぶメインストリートもあるにはあったんだけど、久しぶりに路上をしてみようかとギターを持って出てきたものの、いいポジションもなく結局ケースからギターは取り出さなかった。

これじゃ他のパフォーマーがいないのもわかる。


メインストリートは車道に面しており、人もまばらに歩いているだけだ。









しかたなくコスタコーヒーに入ってラテを飲みながらネット作業をした。

イギリスのカフェのコーヒーの値段はだいたい平均2.2ポンドくらい。310円。


昨日は一度もネットに繋いでなかったのでメールもちょっとたまっていた。











さぁ、これからどう進もう。

スコットランドも北西部の自然エリアを終えて南に下ってきて、このままイングランドに戻っていくことになる。


あとはウェールズをちょっと見に行って最後にリバプールでビートルズ巡りをしたらフェリーに乗って北アイルランドとアイルランドだ。


そしてフェリーまではまだ20日以上ある。




これまでイギリスの町を回ってきて、なんとなくどの町も雰囲気は似ていると思えてきた。

路上の反応もどこも同じだ。場所探しに躍起になるのにも疲れた。


だったらもうチマチマと色んな町を回るんじゃなくて、残りの日数はこれまで訪れた中でお気に入りだったところでのんびり過ごしてもいいような気もしてきた。



大好きなウィットビーにまた行ってみたいという思いがムクムク湧いてくる。


イングランド北東部のヨークシャー州は本当にゆるやかな空気が流れるいいところだった。



それに州都であるヨークにも行ってない。


出会う人のほとんどがヨークには必ず行ったほうがいい、どうしてヨークに行かなかったんだい!?と絶賛するほどの町を見ていないのもずっと引っかかってる。


まだあんまり深く入り込めていないこのイギリスだったら、いっそのこと一点集中でひとつのエリアを掘り進めていったほうがいい思い出ができるような気もする。





でもスコットランドを出る前に、楽しみにしている約束がある。


明日、グラスゴーに在住されている日本人女性とお会いすることになっている。

スコットランド人の旦那さんとご結婚されてこちらに住まわれているかたで、ブログを読んでお誘いしてくださった。


ここ最近、それなりにやることもやってきてはいるんだけど、どこかずっと手応えのない日々を送っていたので、こうした約束がすごく大きな楽しみになっていた。




どうにか充実した日々にしたい。


まだ旅は続くんだし、今は次に向けてゆっくりする時間かもよとカンちゃんは慰めてくれるけど、貴重な旅の日々を無駄にすることはできない。


心が、この町の真ん中に放置されたあの廃墟のビルみたいに空っぽになってしまったらと思うと怖くなる。



充実した日々を過ごさないと。

やるべきことならいつだって目の前に山積みなんだから。



















明日はお誘いくださった日本人女性のかたのご自宅でお昼をご一緒させていただくことになっているので、手土産を探しにショッピングモールにやってきた。









町の中心部はあんなに寂しい雰囲気だったのに、モール内はものすごい人でごった返していて、誰もが買い物袋を手に歩いている。


オシャレな服屋さん、靴屋さん、雑貨屋さん、ジュース屋さん、美容品のお店、子供用品店、


クリスマスが終わって今度はすでにバレンタインの文字があちこちにある。


ピカピカの床で子供がはしゃいで転げ回っている。


どこのお店にもセールの張り紙がしてあり、レジ前には人々がお会計の行列を作り、誰もが必死にお金を使い切ろうと物を握りしめていた。

みんな色んな服を着て、髪を綺麗にセットし、お化粧し、笑っている。








そんな人たちに混ざると、俺たちも忙しい社会の一員になれたように気になってざわめきが少し紛れた。

ここにいることをみんなに知ってほしくもあり、誰にも構ってほしくない気持ちもある。



でもやっぱりその土地の人間にはなれない疎外感はいつもどこかにあって、だから旅人はみんな出会いに慰めを求める。












夜はチキン&チップスを食べた。




フィッシュ&チップス屋さんに行けばだいたいどこにでもこのメニューはあるし、魚よりも鳥のほうがかなり安い。


味はまぁ、そこそこだ。


そこそこの毎日にそこそこのご飯だ。





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