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魔女焼きと日本酒

2016年6月23日(木曜日)
【デンマーク】 オーデンセ






カンちゃん特製朝ごはん。





ソーセージ炒めたやつ。





「いやあああああ!!特製とか書かないでええ!!こんなの誰でもできるから恥ずかしいいいい!!」



カンちゃんが作るだけで俺には特製!!


美味しいミネストローネと一緒にパンを頬張ったらいい朝昼兼用ご飯になった。















さぁ今日も張り切って歌おう。


久しぶりのこのオーデンセ。


デンマークでは3番目かな?に大きな町で、前回来た時は路上で歌っているところで日本人の男の子と仲良くなって彼の家に泊まらせてもらい、その彼とツーリストインフォメーションで働いていた可愛らしい日本人の女の人とどっちが先に仲良くなるかという超くだらない勝負をしていた。



とても綺麗な町で、アンデルセンの故郷としても知られており、特段何かあるというわけでもないけど、とても印象に残っている町。


今夜はこの町でお知り合いの人たちとお酒を飲む約束になっている。


それまでキッチリ歌うぞ。


















オーデンセにはあんまり無料のコインパーキングがなく、やっと見つけた駅横の駐車場は、1時間が12デンマーククローナという値段。180円。

おお、かなり高いな…………


まぁ仕方ないのでここに5時間分のチケットを買って止め、ギターを持ってメインストリートへ。







オーデンセのショッピングストリートは道幅はそんなに広くないけど長く枝分かれしながら続いており、たくさんの人が歩くホコ天だ。

デンマークの国旗が吊り下げられ、とても賑やか。


ここでもやはり物乞いが一切おらず、路上パフォーマーもいない。

不思議だなぁ。こんなにいい町だったら角ごとに物乞いが座り込んでいそうなものを。






それはともかく、昨日あんまり稼げなかった鬱憤がある。

なんとかこのデンマークでしっかり稼いでやるぞと、通りの中で1番良さそうなアイス屋さんとH&Mの横の空き店舗前のポジションで集中してギターを鳴らした。
























うん、やっぱり反応が薄い。

パラパラとは入るけど、ドイツでのあのウケかたからするとどうにも寂しい。


お金を入れてくれる人もどことなく素っ気なくて、サンキューって言ってもサッと立ち去っていく。


でも1人が入れると立て続けに入るというところを見ても、先陣を切れないシャイな人種なのかなって思った。




後から地元のデンマーク人に聞いた話では、デンマーク人は財布の紐が固いらしく、路上パフォーマーにお金を出す人はあんまりいないよ、とのことだった。

だからこんなに町にパフォーマーがいないのかな。




まぁそれでも一応3時間ほど歌って今日のあがりは582デンマーククローナと1.5ユーロ。計9400円。




















さて、ちょっと早いけど路上を切り上げて今夜の約束をしているメグミ姉さんの家に向かった。


前回のオーデンセの時、ツーリストインフォメーションの前で歌っていると、建物の中で働いていた日本人の女の人がフェイスブックに、「今外で日本人が歌ってる!」という投稿をした。



それのおかげで現地在住の日本人のかたたちに俺の存在が知れ渡ったわけだけど、メグミ姉さんもその1人で、わざわざ町に俺のことを見に来てくださり、家に招いていただいた。



ちなみにフェイスブックに投稿したのは、なんとか仲良くなろうと試みていた恭子さん。


笑顔の素敵な清楚系可愛い人。



あの時仲良くなったみなさんとまたこうしてお会いできるのがすごく嬉しかった。





















メグミ姉さんの家に着くと、メグミ姉さんが帰ってくる前に他の日本人女性がやってきた。




「あらー!ブログの人だわー!!ようこそー!!さ、入って入って!!」




元気いっぱいの明るいこのアヤコさんもまたオーデンセに15年住んでいる在住のかただ。

メグミ姉さんの家なのにいつものことのように入っていき、キッチンでお米を炊き始める手際の良さ。


在住の日本人同士、みんなすごく仲良くされているんだろうなぁってのが伺えて微笑ましい。




「おーい!また来たねー!!あれからほとんど4年かー!!」




豪快な声が聞こえて勝手口を見ると、これまた豪快な笑顔のメグミ姉さんが帰ってきた。


メグミ姉さんお久しぶりです!!



ていうかTシャツが山本恭司の直筆サインて!!



なんかもうどう突っ込めばいいんですか!!













「懐かしいねー!もうちょっとしたら恭子も来るから、それまでちょっと隣の公園に行こうか。魔女焼きやってるから!」




へ?ま、魔女焼き?




どういうこと?と思いながら、隣の公園に行ってみた。

日の長い北欧なので19時を過ぎていても昼間のように明るい。











公園にはこの住宅地の住民たちが集まっており、小さな子供たちがキャーキャー言いながら走り回っていた。


大人たちは椅子を持ってきてみんなでビールを飲みながらおしゃべりしており、この地域の行事といった雰囲気がすごく懐かしくなった。






地区の運動会とかあったよなぁ。

お月見会とか、バザーとか。


小さな頃、そんな行事に行くとテンションが上がってはしゃぎ回ったもんだった。



あの頃の広場は今では草で覆われてしまっている。


子供が減ってるんだよなぁ、田舎は。















そんな芝生公園の真ん中に木の枝が積み上げられていた。






その枝の山の上に何か変なものが見える。



お、これが魔女か。





どういういわれか聞き忘れたけど、デンマークではこの6月23日は魔女焼きの日になっており、こうして地域ごとに火をおこして魔女の人形を焼く風習があるみたいだ。

















おじさんがガソリンを巻いて火をつけると一気に燃え、乾いた枝葉はすごい火柱を上げた。







「ウヒャアアアアアアアア!!!!」


「キャアアアアアアアアアアアア!!!!!」




そのデカい炎に興奮して転げまわる子供たち。








ていうかもう北欧の子供の妖精っぷりがハンパなさすぎる!!!!






色、白っ!!!


髪、金っ!!!



服脱いだらそのまま羽とか生えてそうやわ!!
























炎が落ち着き、なにやら全員でデンマーク語の歌を歌ったら、今度は子供たちが竹竿を持って1ヶ所に集まりだした。

そこでは地域のお母さんたちが何か餅みたいなものをコネコネしており、適当な大きさにちぎって竹竿の先っぽに巻きつけてあげている。




どうやらこれもまた行事の一環らしく、人々はこのパン生地を竹竿に巻きつけ、魔女焼きの残り火でパンを焼いて食べるんだそう。










あなたたちもどう?とおばちゃんが言ってくれ、俺たちもそのパン生地をちぎってコネコネして竹竿に巻きつけた。


小麦粉を手にまぶしてサラサラにして生地を掴むと、昔家族でやっていた餅つきを思い出した。


あの頃、まだ爺ちゃんが生きていた時は毎年正月に親戚が集まって餅つきをしていた。



お父さんたちの兄弟が軽快にリズミカルに杵を振るのを端で見ながら、俺たちもそのうちこんな風に上手くなれるのかなって思っていた。


きっとお父さんたち兄弟は子供の頃からこうして餅つきをしていたからこんなに上手いんだろうなって。




でも俺たちが大人になる前に爺ちゃんは死んでしまい、それから親戚が集まって餅つきをすることもなくなった。


あの時、手に小麦粉をつけてお父さんたちがついた餅を丸めていた記憶がふわっと蘇った。

























妖精みたいな子供たちに混じってパンを焼いていたら、そこに恭子さんがやってきた。




「うわー!文武くん久しぶりー!!元気ー!?」








懐かしの恭子さんとはデンマーク以来というわけではなく、俺が一周を終えて東京でライブをやっていた時にデンマークから帰国したタイミングで見にきてくれたことがあった。


お酒好きの恭子さんはあの時も日本酒を差し入れしてくれた。




「今日は文武くんたちのお祝いのお酒を持ってきたからね!!」



メグミ姉さんの家に戻ると、恭子さんが日本酒を出してきた。














松竹梅の祝彩、大吟醸金箔入り!!

す、すげぇ!!このデンマークでこんなものにお目にかかれるなんて!!!


もうひとつもまた大吟醸の山廃。もうたまらん!!!!




「プロポーズが成功して本当におめでとう!!」




ただプロポーズをしたってだけで、別に俺としてはそんなに変わったことはないんだけど、こんなにも周りからお祝いしてもらえるものなんだって驚いた。

これで結婚式なんかしたら、それはもうたくさんの人にお祝いしてもらえるんだろうなぁ。




















晩ご飯はメグミ姉さん特製のカレーと牛すじの煮込みという殺人的なメニューだった。





食べた瞬間、吐血して憤死するかと思った。



海外で食べる日本カレーの美味さはマジで昇天レベルだ……………




そこに金箔入りの大吟醸とか、もうとりあえずトイレの場所教えてもらっていいですか?漏らしてしまったみたいです。大きいほうを。
















「え?スピード違反でカメラを撮られた?あー、ドイツではわからないけど、デンマークでは自動のカメラはないから安心して。写真を撮られる時はポリスのバンが止まってて、その中から撮られるからすぐわかるから!」




そう、ドイツで3回もスピード違反の写真を撮られたというのに、デンマークに入ってからもパシっと道路脇でフラッシュが光った気がした。


でもその時俺はまったくスピードを出していなかった。


それなのに光ったので、なんで!?って思ったんだけど、どうやら光をチカチカやって、スピード出てますよーっていう注意をしているだけだったようだ。


よかった……………








コインパーキングについても教えてもらったんだけど、デンマークではだいたい、1タイマー、2タイマーという看板表示がパーキングスポットに立ててある。


これはやはり時間のことらしく、1時間、2時間が無料で、それ以降はまた止め直さないといけないとのこと。





そしていつも気になってた、8~18、という表示。


このパーキングはこの時間帯だけやっていますよーって表示だと思っていたので、18時以降はみんな一体どこに車止めてるんだ!?って謎でしょうがなかった。



しかしこれは、この時間帯以外は無料ってことだったようだ。マジか!!それはすげぇ!!



しかも日曜日はだいたいどこのパーキングも無料みたい。


おお、いろんなシステムがあるなぁ。


看板の文字が読めないとそれだけで損したり、知らないうちに違反したりしてしまうから怖い。










さらにすごい情報だったのがガソリンについて。


なんとデンマークでは午前10時まではガソリンが安いらしい!!

10時を過ぎると値段が上がるのだ!!!


それはすげぇ!!!!


しかも火曜日か木曜日が特に安いとのこと。


いやー、こういった現地に住んでる人からの生の情報ってマジで有益だよなぁ。





「オーデンセの動物園ではね、キリンをライオンの檻に入れて食べさせるところをショーにして見せて大バッシング受けたことがあるのよ。」



「コペンハーゲンの動物園ではライオンの個数が多すぎて殺さないといけなくなって、どうせならってことで観客の前で解体ショーをしたらしいわよ。」




デンマークの動物園のエゲツない話を聞いたりしながらお酒を飲み、夜はふけ、縁もたけなわのところで恭子さんがキッチンの奥に入っていった。



そして戻ってくるとその手には大きな大きなケーキがあった。




「すげぇ!!なんですかこれ!?」




「文武くん、奈緒ちゃん、おめでとう!!2人のために作ってきたのよー!!」





き、恭子さん……………

俺たちのためにこんなこと………………



本当に本当にありがとうございます……………





「ケーキ入刀しましょー!ささ!2人で持って!!」





ケーキ入刀なんて照れくさくてしょうがない!!

でもあんまり嬉しくて、カンちゃんと一緒にナイフを握り合ってケーキに差し込んだ。


よく披露宴の中で見るあのお決まりのやつを自分たちがやってるかと思うと、結婚式が怖くなった。


いつかこれをたくさんの人の前でやらないといけないんだな…………

恥ずかしいだろうな……………




カンちゃんはきっとしたいだろうから、文句は言わないけど!!












美味しいケーキを食べながら日本酒を飲み、遅くまでみんなで語り合った。


とてもとても楽しい夜だった。











~~~~~~~~~~~~~~~~~




福岡の宿をアゴダでとってくださったかたがいました!

もつ鍋で飲み会したい!!


どうもありがとうございます!!





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