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写真家が写真撮るとこうなる

2016年3月21日(月曜日)
【インド】 アラコナム






なんでインド人が片付けができないのか不思議に思ってたんだけど、驚きの事実が発覚。




掃除ができないんじゃなくて、



なんと掃除をしたらいけないのだ。






正確に言うと、掃除はそれ専用のスタッフさんがするものという位置づけ。


家だとお手伝いさんとか。


なのでカデルファミリーは一切掃除をしない。


飲み物や食べ物をこぼしても、そのままほったらかしだ。



俺が拭こうとしたら、すごい勢いで止められる。

ゲストにそんなことをさせるなんて一家の恥くらいの勢い。



そしてお手伝いさんが後片付けをする。




俺がトイレ掃除でもしようもんなら、逆に超失礼にあたることだ。



掃除はお手伝いさんがするもの。
きっとカーストが影響してるんだと思う。











そして学校でもそうだ。

生徒たちは掃除をしない。

学校の清掃スタッフがやる。



これって政府が決めていることなんだそう。

子供に掃除なんて汚いことはさせてはいけませんよってな具合だ。



そりゃ子供のころからそうやってれば、そこらへんにゴミを捨てるわなぁ…………









日本の子供たちは学校で毎日自分たちで掃除をしてる。
そうして自分の身の回りをいつも整頓し、清潔に保つ習慣がついていく。


インドが何かひとつを変えようと思ったら必ず宗教にぶち当たる。


それくらい生活に密接してるものなんだよなぁ。










ところでこれカデル。




ゲロ男前。










そして今のカデル。




可愛い。










キメ顔カデル。











今。










この男前写真を撮ったの、あの天才写真家です。


俺が撮ったらこんなふにゃふにゃにしかならない。





そんな天才ショータ君のイベントが東京の三軒茶屋であるから遊びに行ってみてーー!!




ショータ君の講演会ライブ!!











カデルも写真上手です。


この前生徒たちの写真を撮っていたのがこうなりました。













































カデルは写真も上手いんだけど、加工もすっごい上手。

合成とか修正とかやらせたらマジで見た目じゃわからない。


それにデザインもやるので、アート系の写真家であるショータ君とすごくいいコンビだと思う。



















さて、そんなカデルの学校で今日は数日ぶりの授業。


木曜日から来ていなかったので、少しは子供たちもリフレッシュしてるだろうと思って校舎に入ると、子供たちがフミイイイイイ!!!と叫んで手を振ってきた。


ただ歩くだけであちこちから名前を呼ばれて、もうすっかりこの学校にも馴染んできた。




「フミー!!ベロールはどうだった!?」



「ベロールには何しに行ってたの!?」





やはりカデルの学校の生徒たちはベロールの村の子供たちに比べて英語がキチンと喋れる。

そして躾もそれなりにされているので、狂ったように群がってきたりもしない。



ベロールに行く前まではこの子たちにもイラってしていたけど、あっちの村の理性がほぼない子供たちを相手にした今なら本当可愛いもんだと思える。

















今日はイマジングループと翼をくださいグループに授業をしたんだけど、村での経験を活かしてカデルの学校でもリコーダーを取り入れることにしてみた。


楽器に親しんで、自分で正しい音階を繰り返し出していれば、自然と音感が養われるはず。













リコーダーをくださった皆さん、本当にありがとうございます!!










このリコーダーで何を演奏するかはまだ決めていないけど、とりあえずはドレミファソラシドを正しく吹けるようになればいい。






なればいいんだけど……………








まぁ難しい。

みんな全然吹けねぇ……………



高いほうのドから、ひとつずつ音を下げていくように教えるんだけど、最初のドが出せない。




オオオオイ!!!リコーダーをひっくり返して吹くな!!

ちゃんと俺が吹いてる形をよく見ろ!!




もうほんと……リコーダーの裏の穴がひとつしかないほうを上に向けて、他の穴がないのに指を動かしてる女の子がいる。



マジでやってんのか………?

ふざけてんの?






そしてすぐに思いっきり吹くからピイイイイイイイ!!という金切音が教室に響き渡る。




「ストップーーーー!!!!強すぎる!!吹く息が強すぎる!!もっと優しく!!そーっと吹くだけで音は鳴るんだから!!!」





根気よく教えて、なんとか数人はドシラソまでは吹けるようになってきた。


でも右手を使ってファミレドまで行こうとすると、音がオクターブ上になってしまう。



確かにレとドあたりはなかなかコツがいる。

確実に穴を塞いで、それでいて優しく吹かないとキチンと低い音は出てこない。


































今日はイマジングループも翼をくださいグループも、この低いレとドを出せた子は1人もナシ。




まぁ最初だからそんなもんか。



でもリコーダーを吹いた後にみんなで合唱をしたけど、どちらのグループも心なしか音程が少しマシになってる気がした。







何度も何度も正しい音階を耳で聞くこと。

これによって必ず体に染み込んでいくはずだ。




すぐに結果は出ないと思う。


それこそ何年もかけて養われていくものなのかもしれないけど、体にキチンと音階が馴染んで、いつでも音程をとって歌えるようになったらきっと毎日が少しは楽しくなるはずだ。


カデルのところにもいくらかリコーダーを寄付していこうかな。















使い終わったら、みんなで水場に行って洗うことも忘れたらいけない。


インドでは子供たち自身が掃除をしないのが普通かもしれないけど、俺の授業では話は別だ。

ちゃんと自分で使ったものは洗ってもらう。





俺が率先して洗いに行くと、みんながゾロゾロついてきて、自分で洗うという行為を楽しんでいた。


みんな偉いぞ!

でも褒めないけどね!!当たり前のことだから!!
















そんな感じで結構手ごたえのある充実した時間が過ごせて、やっと音楽の授業っぽくなったみたいで嬉しかった。

カデルもパパも、スーパーミュージックティーチャー!!って褒めてくれる。


楽譜もしっかり読めない俺ごときが音楽の先生だなんてよそだったら鼻で笑われてしまうけど、マジでインドではリコーダーどころか音楽の授業すらやってない学校がほとんどなので、俺レベルでも教えられることは多い。




本当にリコーダーっていう武器を日本から持ってきてよかった。

それもこれも協力していただいた多くの方々がいたからこそ。

心から感謝します!!
























最初の目的としては、このリコーダーは明日の飯が食えないインドのストリートチルドレンのために持ってきたものだった。


それが今、インドで1ヶ月滞在して、俺の中でストリートチルドレンにリコーダーを教えて金を稼ぐという方向性はほとんどなくなってきている。


それよりも音楽の授業が行われていない貧しい学校に寄付して使ってもらったほうが確実だと思うようになってきている。







インドの就学率はどんどん上がっている。


私立であるカデルファミリーの経営する学校でも、20パーセントの生徒が無料で通っている。

貧しい家庭に向けて学校としてできる地域貢献だ。








そうした受け入れはカデルのところだけでなく各地で行われている。



学校に寄付して回るんだったら100本ではとても足りない。


マジで1000千万本くらいいる。インド人多すぎ。










この102本、絶対に無駄にしない。

学校に寄付して、授業をし、その学校に定期的に訪れ、また授業をするということをやっていけたら、と思うようになってきてる。

訪れるたびに生徒たちが成長しているのを見られたらこんなに素敵なことはない。






あー、こんなにインドに関わるようになるなんて思いもしなかったなぁ…………


よりによってこんなに暑くて酒飲めなくて牛がそこらじゅうにいるような国かー…………


でもこれも巡り合わせなんだよな。






「カデル、来週からまたコルカタに行っていいかな。」



「え?また行くの?あんなにボロボロになって帰ってきたのに?」



「うん、まだやるべきことが残ってるからね。」



「そうか、わかった。また卒業式の前に戻ってきてね。」




カデルは賢い男だ。ストリートチルドレンに音楽を教えるということに理解は示してくれてはいるが、共感まてはしていない。


でも俺がこんなに意地になっているのを止めないでいてくれている。


カデル、ありがとうね。

本当にいい友達だよ。

















「ヘイフミ!!サラバナンが犬に噛まれたんだ!!」



放課後にいつものように校庭でみんなでバレーをしようと集まると、バラムルガンがそう言った。

サラバナンは国語の先生だ。




「マジで?それヤバいんじゃないの?」




「サラバナンは犬に噛まれた。でもサラバナンも犬を噛んだんだ!!そしてサラバナンは注射を売って助かったけど犬は死んじまった!!サラバナンはとんでもないウィルスを持ってるんだぜ!!」



「うるせーコノヤロウ!!」



「おーい!バレー始めるぞー!!」






居心地のいいこの学校。

いつまででもここにいられそうだ。




でも俺はやることがある。



はっきり行って今コルカタに行くのは金銭的にもキツい。
シンガポールで稼いできたお金は着実に減ってきている。

このままだとインドを出る頃には4万円くらいになってるだろう。

節約しないといけない。







でもコルカタには行く。

リコーダーを下さったかたがたへの責任のため、そして俺自身の中の答えを見つけるため。


まだ納得できてないことだらけだ。






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