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シンガポールの学生たち

どうもです!現在地、写真家のショータ君とバラナシです!!

インドはやっぱハンパじゃない!!!!








2016年2月16日(火曜日)
【シンガポール】 シンガポール






パパイヤズっていうファストフード屋さんでランチを食べてみた。



シンガポールは様々な人種が入り混じっているので色んな料理がある。


中華が1番ポピュラーだけどマレーフードも人気だし、インド料理も多い。


駐妻さんが多いので日本料理屋さんもいっぱいある。
ラーメンが1杯15ドルくらいするけど…………






そして若者の間でよく食べられるのはやっぱりウェスタンフード。

ハンバーガーとポテトとコーラだ。



ここのとこずっと中華とマレー料理が続いていたのでたまには欧米風のやつもいいかなと思ってたっていうか家系ラーメン食べてええええええええええええええええええええええええええて!!!!!!!!!!












すみません、心の叫びが出てしまいました。





そう、たまには欧米風の食べ物もいいかなと思ってパパイヤズっていうチェーン店でハンバーガーとポテトとコーラを頼んで、たった1ドルの追加でドリンクとポテトをLサイズにアップグレードできますよーって言われて、お、それなら是非アップグレードよろしくお願いしますっていうかラードの浮いたこってりスープにホウレン草の乗った家系いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!












あぁ、インドで家系とか無理だろうなぁ……………

ホウレン草カレーでも食べるか…………







パパイヤズ、普通だった。

ポテトは美味しかった。

















さて、ご飯を食べたら今日もいつものドビーゴートで路上。

安定のこの石段は誰にも注意されずにのびのびと歌うことができる。


ただ車道の音がうるさいので声を張りすぎてすぐに喉がへばってしまうんだよな。


根性根性………これくらいの騒音で喉潰してたらインドのあのクラクション地獄ではとてもやっていけないぞ。











「あー!金丸さーん!!はじめましてー!!」



日本語の声が聞こえて顔を上げると、向こうの方から松葉杖をついた女性が歩いてきていた。


あ、ミエコさんだ。














駐在員である日本人の旦那さんとシンガポールに来ていらっしゃるミエコさん。

シンガポールに来たら是非お会いしましょうと前回の一周中にご連絡をいただいていたんだけど、あの時は俺のメール不精のせいで会うことができなかった。

そして数年越しに今回初めてお会いしたんだけど、松葉杖て!!




なにやらちょっと前にこけて足を骨折してしまったんだそう。




そ、そんな大変な状況で来ていただいて申し訳ありません!!!





「いやー、飲み行きたいですねー。でも子供たちの習い事があってあまり時間がなくて………」





可愛い子供2人は学校帰りみたいで綺麗な制服を着ていた。

今はインターナショナルスクールに通ってるらしいんだけど、少し前までは現地の学校に行ってたんだそう。




「英語はしゃべれる?」




「うん!」




「中国語は?」




「ちょっと!」




そう元気に返事してくれる素直で可愛い子供たち。

8歳と6歳らしいんどけどこの歳で英語はペラペラ、中国語も多少イケる、しかも男前の帰国子女だなんてもう日本帰ったら激モテだろうなぁ。



ミエコさんは英語が苦手らしく、学校の先生と面談なんかがある時は子供たちが翻訳してくれるんだそうだ。
可愛い!!




「もし時間ありましたらご飯とビール行きましょうね!!はい、これチャイニーズニューイヤーのお年玉!!」





そう言って素敵な笑顔でまたタクシースタンドに歩いて行ったミエコさん。


うおお…………恐縮すぎる…………



本当にありがとうございます!!

こちらこそお時間ありましたら、ビール飲みながらシンガポールライフの話とか聞かせてもらえたら嬉しいです!!

早く足治るように祈ってます!!























それからも中華系の人たちからお年玉の赤い封筒をギターケースに入れてもらいながら歌い続け、太陽が沈んで汗をかかなくなったらラストスパート。


シンガポールは暑いので、日中よりも日が沈んだ19時くらいから人が増え出す。

現地のストリートパフォーマーたちもだいたいこのくらいの時間から路上に出て演奏を始める。


街灯がともり、シンガポールの洗練された奇抜な高層ビルディングがまたたき、光の造形が街を包むころ、東南アジアのねっとりとした夜風が肌を優しくなで始める。


女の人たちの美しい髪の毛、マレーシア人のスカーフが揺れ、インド人の民族衣装が怪しくたなびく。





セグウェイの進化版みたいなやつでスィスィ走っていくイケてる中華系の若者。
どこからか聞こえるチャイニーズニューイヤーのドラやシンバル、太鼓のけたたましい音。


なにか退廃的とも感じさせるこの夜風が東南アジアの不思議な夕暮れを満たしていた。



















「わお!!63ヶ国!!めっちゃクールだ!!すげー!!」



そろそろ終わろうかなと思っていたところに、現地の若者たちが話しかけてきた。

シンガポールの学生は日本の学生たちとは違い、俺みたいなバックパッカーに興味津々だ。













「フミさんはこのシンガポールをどう思いますか?みんな毎日同じように働いて、同じように生きている。こんな現代社会をフミさんみたいな自由に旅してる人から見るとどう感じます?」



結構、この質問をシンガポールの若者からされるのは、シンガポールも日本も同じストレス社会だからだろうな。

経済の発展にはこの影がつきまとうし、若者たちからしたらその歯車のひとつになることが正しいことなのか疑問なんだろう。






「羨ましいよ。幸せはどこででも見つけることができるからね。」




「んん……すごい!!自由に旅してる人なのに、あくせく働いてる人たちを否定しないんですね!!その答え素晴らしいです!!」






俺が浅はかに現代社会の歯車を否定していたら彼らはなんと言っただろう。


その反応も見てみたいと思ったけど、やめといた。


























ビールを買ってきてくれた彼らと石段に座ってお喋りし、しばらくしてから彼らと別れた。


さて、今日もよく歌った。

といっても3時間半くらいか。




今日のあがりは253ドル。とミエコさんにいただいたお年玉。

ここぞという時に使わせていただきます!!






シンガポール残り3日!!!












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