6月19日 木曜日
【タイ】 バンコク
早朝のバンコクのターミナルに到着。
ボーっとしながら荷物を持って歩き、そこらへんにあった屋台のコーヒー屋さんへ。
大きなカップのアイスカプチーノが40バーツ。130円。
周りを見ると、どの屋台も30~40バーツでご飯を売っている。
やはり噂通りバンコクのほうが物価は安いみたいだ。
「あー、とりあえずなにしようか………」
「まずカオサン行きましょ。それで宿見つけて僕は歌いに行こうかな。」
「ウチこの間までカオサンおったから行き方とかわかるでー。宿の値段はだいたいドミトリーが200バーツやで。」
カンちゃんはそう言うけどおそらくディープな裏路地とか怪しげなところに入って行けばもっと安いとこはあるはず。
なんかちょっと前にカオサンに来ていた友達は60バーツ、200円とかでドミトリーがあったと言っていた。お化け屋敷みたいなところらしいけど。
俺とイクゾー君なら必ず見つけられる。
「ウェラーユーゴー!!ウェラーユーゴートモダチ!!」
「ドコイキマスカアジノモト!!」
コーヒーを飲み終えて歩き出すと、タクシーとトゥクトゥクのオッさんたちがすぐに群がってくる。
「カオサンロードに行きます。」
「ソウ!!カオサンロードハバスナイデス!!オンリータクシー!!」
「ココカラハタクシーシカイケナイアジノモト。バスハナイデス。ワタシナラ300バーツデイイナーアジノモト。」
はいそうですかとオッさんたち無視して、その5歩先でカオサン行きのバス発見。
1人13バーツだったかな。たった40円。安すぎる。
こっちよ!!来なさい!!
とかっぷくのいい可愛いおばちゃんに連れられてバスに乗り込む。おばちゃんはバスの中で料金の回収をする人だ。
タイでも運転手と料金係りの2人で運行するスタイルみたいだ。
木の床で昭和感丸出しのオンボロバス。
エアコンはなく、開け放たれた窓から熱風が吹き込みそれでも汗を乾かしてくれる。
ほら!!食べな!!
とおばちゃんが何か差し出してきた。
ピーナッツだ。茹でピーナッツみたいな感じで、甘みがあってすごく美味しい。
美味しいというタイ語がわからないので親指を立てると、フン!と自慢げな顔をするおばちゃん。
運転手のおじちゃんがニコニコしながらコニチハ~、アジノモト~と言ってくる。
やばい、バンコクめちゃくちゃフレンドリーやん。
「フン!ここで降りな!あそこの角を曲がったらカオサンだよ。」
ニッコリ笑うおばちゃんにコップンカーップ!!とお礼を言いバスを降た。
周りはどこにでもあるただの都会の街中。
古いビルが並び、こんなところにそんな一大観光地があるなんて思えないようなただの道路。
しかも街の中心部からは結構離れており、下町のような雰囲気のエリアだ。
マジかよ?と思いながら言われた通り角を曲がった。
思わず声が出た。
どでかい看板が頭上に無数にせりだしたその一本の裏通り。
古びたビルがズラリと隙間なく並び、宿、レストラン、カフェ、バー、土産物屋、マッサージ屋、ファストフード店、
ぐちゃぐちゃー!!っと凄まじい数のお店がひしめいている。
タイ料理を売る屋台が道路に散らばり、客引きが通行人に声をかけ、バーでは欧米人たちがビールを飲みながらサッカーを見ている。
驚くのは客引きたちが話しかけてくる言葉がほぼ日本語だということ。
ほとんどの客引きが日本語を喋れる。
下手したら英語は喋れないけど日本語はペラペラという人もいる。
通りには見渡す限りたくさんのバッグッパッカーたちがザックカバーをかけた大きなバッグを背負ってウロウロと歩いている。
タイで買ったであろうタイパンツやシャツを着て、みんな旅人仕様だ。
みんなこのカオサンにどんな想いを抱いてやってきたのだろう!!
世界中からバッグパッカーたちがここに集結するんだ。
マクドナルドに入り荷物をカンちゃんに見ててもらい、俺とイクゾー君で安宿を探して歩いた。
カオサンロードにはもちろんうなるほど安宿があるんだけど、その横の道や裏通りにもまた無数の宿がある。
値段はだいたいドミトリーが200バーツから250バーツ。700~800円てとこ。
もっと安くていい場所があるはず、と裏通りへ行き聞き込みを続けていると、さらに小道を入った奥まったところに本当にローカルなボロボロアパートが並ぶ小さな中庭みたいなスペースがあった。
お、ここいいんじゃない?と思ったら、
発見。
ドミトリー100バーツ。300円。
しかもこの中庭、ここだけで5軒ほどの安宿が集中してる場所だった。
静かで雰囲気もいい。観光地観光地した表通りから入り込んだ場所でとても落ち着く。
一瞬でフレンドリーな欧米人たちに絡まれるし。
とりあえずここキープでもう少し見て回ることに。
たまらなく懐かしい気持ちにさせてくれるような路地裏が蜘蛛の巣みたいに張り巡らされていた。
これぞ下町の風情といった生活路地には洗濯物が干してあり、トタン屋根や錆びた扉の前には何かの神様が小さく祀られている。
細い道におばちゃんがやってる屋台が植物みたいに根をはってそこにあり、その横をバイクがブイーンとすり抜けて行く。
「うわー、これヤバイね。」
「ヤバイっす。俺こういう道とか大好きっす。」
人の生活の見える町って素敵なもの。
なんだかバンコクって大都会で観光客もわんさか来るところだけど、こう地元の人たちの生活エリアと隣り合わせに観光客がいられることにすごく親近感が湧く。
子供の頃に走り回った町工場の裏の路地。
電信柱の向こうに夕日が沈んでも遊んでいた。
近所のおばちゃんの笑顔とか、破れたフェンスの隙間とか、あの頃のそのまんまの光景があるみたいだ。
うわ、ここめちゃくちゃいい町だな。
カンちゃんがカオサンの入り口の反対側のあたりに日本人宿が2軒並んでるところがあるでーと言っていたので値段だけ見にいってみた。
「イクゾー君、日本人宿でなにするんだっけ?」
「とりあえず全裸で入って行って宿のWi-Fiのルーター叩き壊しましょうか。」
「面白いけど俺も困るな。」
そんな話をしながら日本人宿に到着。
張り紙や注意書きが日本語で書かれているこの感じ、懐かしいな。
宿の中に入っていくとレセプションの周りのスペースで日本人たちがウツむいてiPhoneをいじっていた。
もくもくと。ぱっと見7~8人いるんだけど静寂。
「ちょ、え、嘘マジですかこれ………うおっ、ここにもいる……」
暗がりのソファーに座ってパソコンを凝視している兄さん。
もちろんここまで目が合うことはなし。
静寂。
「ちょ、行きましょう、自分無理っす。」
一応値段聞いたけどさっきの中庭のところのほうが安い。それにこの雰囲気はやはり耐え難い。
「やっべぇ!!なんすかあれ?日本人宿では全員インターネットしてるって言ってたの、ちょっと大げさでしょって思ってたけど説明のまんまじゃないですか。」
「あれで漫画とか置いてるとこあるよ。ワンピースの最新刊とか。NHK映るとことか。」
「うわー、自分ナシっす。いくら安くても行きたくないっす。」
「でもケータ君とかナオちゃんとかエビちゃんヨシコさんとか、日本人宿に泊まったらやっぱり気の合う人と仲良くなれるもんだよ。合わない人とは究極合わないけど。」
いつかどっかの国でふと日本人宿に流れ着いたときのイクゾー君の反応が楽しみだな。
ちなみにカオサンには5~6軒の日本人宿があるそうです。
てなわけでさっきの中庭のホステル路地へ。
いくつかのホステルが並んでるんだけど、どれも民家を改造したようなボロアパート。
最安はドミトリーで100バーツ、300円なんだけどエアコンがない。
このクソ暑いバンコクで蒸し風呂みたいなドミトリーに男臭いバッグパッカーたちと詰め込まれるなんてマジで眠れないのでエアコン付きの部屋を探す。
隣のホステルに450バーツでツインの部屋があった。
カンちゃんもダブルじゃなくてツインならええでーと言ってくれるのでそこにすることに。1人700円てとこ。
ベランダから中庭を見下ろせるし、これで快適なカオサンライフゲットだ。
「さてー、そんじゃホテルも決まったことだし何しようか?」
「うーん、歌いに行こうかと思ったけどやっぱり暑すぎるからやめようかな。ゆうべほとんど寝てないし。」
「じゃあ観光しようよ。すぐ近くにワットポーっていう有名なところあるみたいだよ。大きな寺院。イクゾー君もたまには観光とかしたらいいよ。」
「えええー……寺院て………仏像見に行って何が楽しいんですか?観光とかまったく興味ないです。」
この男は……(´Д` )
口では観光とか興味ないんだよねーっていう人って結構いるけど、そういう人に限って有名観光地は抑えたりしてる。
イクゾー君はマジで本気でゼロ。
観光意欲1ミリもない。
そういった意味ではよその国をもの珍しさで訪れるのではなく、人の生活する場所と捉えてるイクゾー君は生粋の放浪者なのかもしれんな。
でもさ!たまには観光もいいもんだよ!!タイ仏教って日本とはまた違った歴史と趣のあるものだからすごく興味深いと思うよ!と強引に連れ出した。
歩いているとトゥクトゥクのオッさんが声をかけてきた。
良さそうな人だったので話を聞いてみると、もしワットポーに行くならうまい話があるという。
なにやら政府が運営しているツーリストセンターなるものがこの近くにあるそうなのだが、そこはタイの観光情報からチケットのブッキングまで全部やってくれる便利な場所とのこと。
ワットポーに行くなら他のお寺も連れてってやる、そしてこのツーリストセンターに寄ればバスチケットも買える、このバッチリなルートをトゥクトゥクでたったの60バーツで回ってやるぜというドライバー。
200円。1人70円。安すぎる。
このルートなら平気で500バーツとか言ってきてもいい距離。
おいおい、甘い言葉並べて日本人なら簡単に騙せるとか思ってたら俺のタイガーアッパーカット出ちゃうよ?ホアジャイみたいな顔しやがって。
な、なに!?ホアジャイを知らない!?
パワーゲージが半分切ったら観客から酒が投げられて飲んで真っ赤になって凶暴になって攻撃力がめちゃ上がる餓狼伝説のホアジャイとか誰も知らないですね。
あいつ強かったな………
「これあれやねん。ツーリストセンターに観光客連れて行ったらドライバーにガソリン代が出んねん。だから安いんやで。」
「オネエサンシッテマスネー。ソウデスダカラヤスイカラダイジョウブ!!」
へー、そんなもんなんだ。
そういうことならお言葉に甘えて観光地巡りしてもらおう。
カオサンでトゥクトゥクに乗るなんて揉め事に飛び込むような行為ってイメージだけど、実際はそうでもないのかな。
というわけでトゥクトゥクがいろいろと回ってくれた。
最初は立ってる大きな仏陀像がある寺院。
名前わからないけど結構大きくて観光客も参拝客も多い。
境内はまさしく日本のお寺のように大小いくつかのお堂が散らばり、その合間合間にお香やお札などの売店が並んでいるというとても懐かしい雰囲気。
修学旅行を思い出すなぁ。
でも日本のそれと確実に違う色彩や建物のフォルム。そして仏像のデザインもまた細かい部分が異なる。
仏教の発祥はもちろんインド。
それが中国から日本にもたらされたのが500年代。
1500年の月日の中で日本は神道と仏教の密接な関係の中で独自の宗教を熟成させてきた。
宗教美術が好きで日本中の社寺と宝物館を見て回り、お坊さんたちからたくさんのことを話してもらい、宗教というものへの心構えを教えてもらった。
あれから自分なりに宗教というものを考え、日本で見なかった形をした仏像に手を合わせて般若心経を唱えてみることに不思議な感覚を覚える。
キリスト教の地で十字を切り、イスラム教の地でカーペットに額をつけて祈ってみた。
どれもとてもしっくりきた。
祈りのポーズに決まりなんてないのかなと思った。
今こうして合掌をして、他の宗教では感じなかったマッチングを得られるかなと期待してみたけど別にそうでもないようだ。
かつて仏教とはなんて哲学的で科学的なんだろうと思ったことがある。
宗教は大きな鏡。
祈りは自分と向き合う行為。
人間というものを知ろうとする行為こそ本質だと思う。
でも暗い堂内で一心不乱にお経を唱え続ける坊さんの姿には全てを超越したような深遠な恐ろしさがある。
彼らはどんな境地を見ているんだろうな。
そう考えると悟りを開いたと言われる仏陀の穏やかな無表情に凄まじい人間の業を想像させられるな。
「…………金丸さん、楽しいですか?」
この上なくつまらなさそうで仏像みたいな顔になってるイクゾー君が言う。
「だってすごいじゃん。こんな仏像の表情とかそれを信じる人たちの歴史とかさ。面白いよ。」
「ふーん。俺仏像よりゴーゴーバーがいいっす。」
「あ、あれなんやろ。鳥がカゴの中に入っとるで。みんな買っとるで。」
お堂の横でカゴに入れられた小鳥を買っている人たちの姿がある。
看板に、彼らに自由を与えて下さいと書いてある。
どうやらこの鳥を買い、お堂の前でカゴから出して逃がしてあげるというものらしい。
「へー、自由を与えてあげてくださいって、じゃあ鳥たちをカゴに入れたのは誰だ?って話ですよ。勝手なもんですよ。」
イクゾー君にはイクゾー君の哲学がある。
待っていてくれたトゥクトゥクに乗り、それから約束通りツーリストセンターを回り、最後にメインのワットポーへ。
大きな寝仏陀がいることで有名なこの寺院。
入場料は100バーツ。300円。
カンちゃんは前回来ているのでパス。イクゾー君もなんで寺見るのに100バーツも払うんですか!?と言っているのでパス。
1人でのんびりと境内を回った。
とても広大で、無数の伽藍が規則正しく配置された境内は曼荼羅の世界。
迷路のような中に線香の匂いがあちこちから漂い、とても落ち着いた心地にさせてくれる。
有名な観光地なので欧米人の姿もとても多い。
アジア人はもちろん手を合わせているんだけど、欧米人はさすがに合掌する人はほとんどいない。
俺がキリスト教の教会に行き、イエスに膝をつかないことを彼らはこんな気持ちで見ていたのかな。
もちろん、嫌な気分になんてならない。
宗教は誰にでも自由に開かれているものだ。
巨大な寝仏陀を見て、しばらく徘徊して入り口に戻るとカンちゃんとイクゾー君が待っていた。
もう満足しましたー?というイクゾー君。大満足!
ていうかワットポーで1番驚いた光景、これ。
一寸の狂いもねぇ寝仏陀。
裏手にある大きな川に行き、河原の公園に座ってのんびりと行き交う船を眺めた。
木陰で休んでいた地元のオッちゃんに絡まれながら座っていると、向こうのほうに日本人らしき人が見えた。
「あの人ずっとこっち見とるでー。なんやろなぁ。」
確かに歩きながらずっとこっちを見ている。
通り過ぎると振り返りながらまだ見ている。
するとこちらに歩いてきた。
あ、いやー参ったなぁ、あれだね、きっと僕のこと知ってくださってるんだね。また声かけられちゃうみたいだな、てへ。
金丸さんですか?ブログ読んでますってなっちゃうよね。ホラ、もうすぐそこまで来ちゃった。いやー有名人はこま、
「あ、あの、イクゾーさんですか?」
「あ、はい、そうです。え?てか俺?」
「わー!すごい小林イクゾーさんだー!!ブログ読んでました!!嬉しい!!」
「金丸さんなんかすんません、チュっす。」
イクゾー有名人んんんんんんんんんん!!!!!!!!
小林イクゾー君、今世界で1番世界一周できなさそうなレア旅人。
話しかけてくださったのはイクゾー君と同じ静岡出身のケンゴさん。
男前で背が高く、とてもナチュラルな柔らかい空気の持ち主。
5ヶ月の弾丸世界一周をしてるところで、このアジアが最後の地なんだそう。
じゃあせっかくですからみんなでご飯食べましょうかということで、ぼちぼち歩いてカオサンまで戻り、テキトーに賑わっている屋台に決めて路上に置かれたテーブルに腰かけた。
たくさんの料理が並ぶ屋台。
あそこにはタイ風たこ焼き屋さん、向こうにはタイラーメンの屋台、あっちには焼き鳥屋台。
路上に無数のテーブルが並べられ、みんなそれぞれに好きな屋台から料理を買ってきてコンビニで買ってきたビールを飲みながらガヤガヤと食事している。
そんな屋台でタイ料理を食べながらビールで乾杯。
暑い夜の屋台、キンキンのビールが死ぬほど美味い。
そしてどの料理もタイ独特の味つけがたまらなく刺激的だ。
「あー、やっバイ、タイやっバイ。」
「ここ最高ですね!!いやー、こんなところを金丸さんパンツ1枚で歩くのかー。スゲっす、チュっす。」
「……………」
「忘れてたとかそういうのナシっす。あ、ていうかやめときます?そうですよね、やめといたほうがいいっす。まだタイのデモも終わってないみたいですからね。警察捕まったら俺マジで爆笑して影から見てます。」
「……あー!!やるよ!!やるやる!!今からやるわ!!よし、いくぞ!!」
屋台通りから歩いて夜のカオサン通りへ。
そこには信じられんような光景が広がっていた。
またたくネオン、道路を狭める屋台の列、ひしめくものすごい数の人人人人人。
レストランやバー、クラブからの爆音が通りを埋め尽くし、今まで見てきた中でもトップクラスにスーパーやかましいクラブ街が出来上がっていた。
昼とはまったく違う。
カオサン通りは夜の町だ。
恐ろしいほどのお祭り騒ぎ。
しかもクラブ目当ての欧米人たちだけではなく、ただの観光で来てる大人しそうなアジア人たちもわんさかいる。
日本人の姿もかなりある。
ま、マジか………
「いやー金丸さん!!たーのしくなってきましたねええ!!!」
「全然楽しくねぇわ!!うぅぅぅ………もうどうにでもなれ!!」
歩きましたよ。
カオサン通り、端から端まで。
赤いパンツ1枚で、ウェスタンブーツ履いて。
これだけは頼むってイクゾー君にお願いして、メキシコで買ったルチャリブレのマスクはかぶらせてもらいました。
ルチャリブレがパンツ1枚でカオサン通りを歩きました。
モヤシみたいな体で。
ひょほほほほほ!!!ひょほほほほほ!!!ルチャリブレがパンツ1枚で歩いてる!!ひょほほほほほ!!!
って後ろから爆笑してるイクゾー君の声が耳にこびりついていますね。
この恨みはらさでおくべきか。
まぁていうかぶっちゃけ別になんてことなかった。
23時すぎのカオサン通りはもうただのクレイジーお祭り騒ぎ状態になってるので、パンツ1枚で歩くとか別に珍しくもなんともない感じでしたね。
警察もいたけど俺のこと無視だったし、多分もう少し遅い時間になったら全裸のやつとか普通にいるんでしょうね。
もう途中で慣れてきてビールと焼き鳥買って食べながら歩いてました。ルチャリブレで。
ルチャリブレが焼き鳥食べてるとか結構面白いなって思いながら歩いていたら、客引きのオッさんに、ヤスイヨ!!アジノモト!!って声をかけられました。
な、なんでマスクかぶってるのに日本人てわかるの!?
そんな感じで、
カオサン、満喫中。