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地球で1番太陽に近い場所

1月1日 水曜日
【エクアドル】 キト






あけましておめでとうございます。


今頃みんなコタツでお雑煮でも食べてるんでしょうね。

正月の特番を見ながら御節とかつまんでオトソを飲んでストーブがチンチンいってて上に乗っけたヤカンで熱燗がそろそろいい具合でやっぱり酒には魚だよね、うん、ブリの刺身を甘めの醤油でワサビをたっぷり乗せて、うん、頭がおかしくなりそうなのでこの辺でやめておこう。







photo:03




はい、エクアドルの正月は普段となんの代わり映えもしない静かなもんです。

テレビもないし、オトソもないし、御節も蕎麦も餅もついでに女っ気もないし、あるといえば赤道くらいですよ。



赤道?

えぇ!?セキドウ!!?


よし、赤道行こう。







赤道ってなんだっけ?

暑いとこだよな?

とりあえず北緯とか南緯とかがゼロのとこですか。

地球の円周の1番広いところですね。

南半球と北半球を分けている線。



たいていの旅行者はエクアドルに来ると、必ずキトの赤道ポイントに行きます。
それほど観光地として有名な場所。



それって別にエクアドルじゃなくてもいいんじゃねえ?って思うけど、他に赤道が通っている陸地ってそれほど多くなくて、しかもここキトの赤道ポイントが1番標高の高い場所に位置しており、つまり地球で1番太陽に近い場所になるのかな?
わかんない。多分そういうことだと思う。テキトーでごめん。








というわけで有名な場所なら一応行っておこうってなことで、ナオちゃん、ユータ君と宿を出発。


本当なら新年早々の路上一発目といきたいところなんだけど、まぁ見事なまでに街はゴーストタウンと化しており、完全に全ての機能が停止して、ゆうべのお祭り騒ぎの残りカスのゴミが路上に散乱し、人っ子1人歩いていない。

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こんなんじゃ路上はできないので、今日は観光に充てるのがベストだ。











みんなでトロリーバスに乗り、まずはオフェリアというターミナルを目指す。
トロリーバスの値段は25セント。25円。




30分もしないでオフェリアのターミナルに到着。

今日赤道に行くメンバーはこの3人ではない。

ユータ君が中米で会って仲良くなった世界一周の旅人も一緒に行くことになっている。



そこで待っていたのは…………








ユキンコさん。

ランキングのビール姉さん。



うっひょう!!ヒッチカケルさん、ケータ君に続いてブログランキング上位の人に会うとドキドキする!!

イメージではもっと弾けた、俺のビールが飲めねぇのかコノヤロウ!!みたいな姉さんを想像していたんだけど、実際はおしとやかで人当たりのいい美人さんでした。

あ、おしとやかは言い過ぎた。






ちなみにランキングの13位あたりにいる吉崎ふみさんからもコンタクトのメールが来ています。

もしタイミングが合えばふみ&ふみという紛らわしい2人の邂逅となるかもしれませんので、その時はどうやって名前を呼び分ければいいか教えてください。








ユキンコ姉さんと一緒にホームステイしているモモさんの5人で、赤道行きのバスに乗り換えて出発。

乗り換えなので追加料金なし。


うん、女3人、男2人とかマジで恨まれても仕方ないメンバーですね。
新年早々縁起がいいですね、股間的な意味で。
うん、今年は下ネタ少なめでいこう。














あ、あ、あ、あ、赤い筋の上に豆的なものがああああああああああ!!!!!!!


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あれが赤道モニュメントです。

キトから20キロくらい北に行ったところにあるサンアントニオ村という場所にあります。

雄大なアンデスの山々が連なる澄んだ空気の中に豆的なものがそびえ立っています。


実はGPSが開発されてからキチンと計測したらちょっと赤道の位置ズレてたらしくて、この公園の横に正しい赤道の場所があります。


でも一応大きなテーマパークなのでみんなここにも入るみたいです。
入場料3ドルだったかな。


俺は正確なほうにだけ行ければいいので、他の4人が入場している間、寒風吹きすさぶ中、ロンティー1枚で凍えながら待ってました。

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みんなはこの豆的なものの前で赤道の線の上でジャンプをして写真を撮っていました。


いつも思うけど、なんでみんなジャンプするんだろう。大人数で。

観光地に行ったらみんななぜかジャンプして写真撮りますよね。

そして、タイミング合わなくて1人遅れてる!てへ!まで含めてのあの感じ。


いや、全然いいんですよ。
突っ立って撮るよりいいと思います。


こんなこと言うと、いつもナオちゃんに、もーまたそんなこと言ってぎゃーと叱られます。

そんなナオちゃんの身長は154センチです。チビ。










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ブルブル震えているとみんなが戻ってきたので、さぁ本物の赤道ポイントへゴー。


200メートルくらい離れたところの、こんな脇道を入っていく。
1人じゃ絶対見つけられない。

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そして奥に小ぢんまりとしたテーマパークがある。
入場料4ドル。

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パーク内はなぜか中南米中の有名なモニュメントが無秩序に配置されてる謎の空間になっており、そのB級観光地的な雰囲気が逆にワクワクさせてくれる。


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まずは英語を喋れるガイドさんによる案内で園内を見て回る。

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アンデスやアマゾンに暮らす人々の風習、風俗についての展示を解説してくれます。


これなんだと思います?

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人間の首です。

御守りや勲章的な意味合いで作られていたそう。

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日本にも即身仏というものがあるけど、こいつは人工的に作るというからなかなかエグい。

まぁ即身仏もここら辺の人からしたら、なんだそれ!?って信じられないものなんだろうけど。




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そんでこれが、インカ帝国以前にここに住んでいた人々のお墓。
死んだ人と一緒に、食べ物や生活に必要なものを埋葬していたみたいだけど、驚きなのが旦那さんが死んだら奥さんも一緒にお墓に埋めていたそう。
生きたまま。


寂しがり屋にもほどがあるよ。



俺が死んだら彼女も一緒に埋まってくれるかなぁ。

フミくんを1人にさせられないよ、私がご飯作ってあげないといけないもんね、ってなるわけねぇ(´Д` )








っていやあああああああああああああああ!!!!!!!

ち、チンチンがあああああああああああああ!!!!!!!

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チンチンを上に縛り上げることがマジ凛々しいみたいな感じなんですかね。


確かに獲物を追いかける時、ブラブラして邪魔かもしれないですよね。

もうほんと僕くらいの大きさになると紐で縛っててもゆまちゃんのせいであまりの男らしさに紐がちぎれて大変なことにな…………









マジでやめよう。
2014年は上品に…………









そしてようやくメインイベントの赤道ポイントへ。

この線が赤道です。

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赤道というやつは北極点と南極点をつなぐ軸にした地球の自転の1番外側になるわけですね。
なので重力的な何かがアレするわけです。




そんなアレの実験をここで見せてくれます。

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まずはこの容器に入った水。
これの栓を抜くと、普通水は渦を巻きながら下に落ちていきます。

当たり前のことですね。




これがなんと赤道の上では渦を巻かずに落ちていくそう。

んなバカな。




はい、巻かない。


全然巻かない。





そして今度は容器を北半球側に移動させて同じように栓を抜く。


はい、反時計回りに渦巻き。


今度は南半球側に移動。


はい、時計回り。



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えー、赤道の線からそれぞれ1メートルくらいしか離れてないのに綺麗に結果が出ます。

北極点、南極点を軸に地球が回ると、北極点側は反時計回り、南極点側は時計回りになっているからこうなるらしい。

ちなみに台風やハリケーンもこの通りに渦を巻くんだって。


さらに北半球生まれの人と南半球生まれの人では頭のツムジの巻き方も違うらしい!!

ごめん!!これは嘘!!





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他にも赤道の真上では真っ直ぐ歩けないとか、力が入らなくなるとか色んな実験をしてくれ、最後がこれ。



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これナオちゃん何してるとこだと思いますか?

顔真面目すぎ。








卵を釘の上に立てよう実験。




んなバカな。
卵が釘の上に立つなんてそんなこと生のポールマッカートニーのレットイットビーを聴いた後に至近距離で手を振ってもらうくらいあり得ないようなことだか……………











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立つ。




ボストンで会ったポールマッカートニーはとても気さくな人でした。


まぁ俺は立てられなかったけどね。
ものすごくモヤモヤするからね。
なんで4ドルも払ってこんなにモヤモヤして帰らなきゃいけないんだろいね。

ユータ君は3回やって3回とも立ててたけどね。



グオオアオラアアアアア!!!チックショオオオオオオオ!!!!





まぁ結構楽しかったです。
色んな不思議を目の当たりにすると、自分がいるこの地球という星の営みをほんの少し感じることができる。








南半球と北半球。

南半球では季節が逆になって、これからが夏本番になるんだそう。



俺たち日本人は北半球に住んでいる。
12月には雪が降るし、夏には汗だくの暑さだし、渦はもちろん反時計回り。


これから数ヶ月間、人生初の南半球。
32年間の常識がくつがえる場所。


でもそこにだってもちろん人は住んでいて、オーストラリアみたいな先進国だって存在する。

同じ地球。同じ人間。






2014年、南半球からのスタート。

そして北半球に戻るころにはアジアだ。


地球は広い!!

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