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へこたれそうになる時に

4月15日 水曜日
【スペイン】 ブルゴス







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早朝6時、ブルゴスに到着。


バスターミナルの中には汚いバッグを持った巡礼者がベンチで居眠りしている。







ふらつく体、頭が重い。


バスの中ではロクに眠れない。

疲れ果てた体に荷物がずっしりとのしかかる。




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2人で白んでいく町の中を歩く。

ひと気のない路上では、清掃員のおじさんがキビキビとゴミをはいている。


まだカフェも開いていない朝のひとときに、信号機が無人の交差点てパッパッと変わる。

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疲労限界。

もうダメだ。

宿泊まろう。


「そうだよー、泊まろう。私もシャワー浴びたいし。ゆっくり休まないといい歌うたえないよ。」




優しいミユキさん。
ごめんね、3日もシャワーなしに付き合わせて。









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地元のおっさんたちが朝飯を食べているカフェに入り、ネットで安宿を探す。


2人とも宿の探し方の下手なこと………



ホステルブッカーズっていう安宿のサイトで探すが、どうやらこの町にはこれまで泊まってきたような安宿はないみたい。

どこもシングルとかツインとかのビジネスホテルみたいな感じ。


人のブログを読んでもバッグパッカーはほとんどこの町に来てないようで情報が少ない。


なんとか見つけたツインで35ユーロというのが最安だった。

1人17.5ユーロ。
2000円。

エジプトは250円。







高え!!

しかしもう限界だ。
一回ここで思いっきり休もう。
シャワー浴びたいし。







町から少し歩いたところにある安宿、ハッピーホステル。

スタッフも部屋も35ユーロの価値のあるサービスかな。


部屋に入り荷物をおろしてベッドに倒れこむと一瞬で眠りに落ちそうになる。

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おおお、いかんいかん。

ここで寝たら1日が終わってしまうぞ。


歌いに行かないと。


ベッドから体を引きはがしてギターを担いでホテルを出た。










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綺麗な新市街を歩き、旧市街へ。

川が街の中を流れ、美しく整備された遊歩道にはたくさんの人々が歩き、カフェやバーが並ぶ。

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色鮮やかな古いビル、
細工のこった窓の鉄格子、

ヨーロッパならどこにでもあるありふれた街並みだけど、見る度に魅了されてしまう。

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そんな建物の向こうには………












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こんな大聖堂まで。

世界遺産。

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飽きたといえば飽きた。

でもいつだって新鮮な驚きに胸が踊る。

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何よりもまずは路上だ。

響きの良い石畳の街に、今日もギターを鳴らす。







が、



うおー、きつい………

体がだるくて声がのびない………

もう何日も歌い続けて、ゆうべはほぼ寝てない。

ストロークする腕にも力が入らない。

腹筋がふにゃふにゃだ………






気合いだー………


気合いだぞー………




尽きそうな根性を雑巾みたいに搾り出すが、そんなふにゃふにゃな声では反応も悪く、お昼のあがりは19ユーロどまり。


まぁなんとか宿代はでたか………



ふぅ……きつ。













天気もいいので、それからミユキさんと街の散歩をした。

暖かい日差しに包まれながら、ゆっくりゆっくりと歩く。



ブルゴスは銅像が多い。

ブルゴス銅像特集!!




アゴすげえ

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まだまだここもスペイン!

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おばさんもオシャレ

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子どもが遊ぶ自然な光景

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ヨーロッパの爺ちゃん婆ちゃんは腕くんで歩いてる

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ここブルゴスも巡礼道

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なんかムカつくからこのアイス屋で食べたくねえ。

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巡礼道なので巡礼者の姿も多い

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お城が見えたので山の方に向かった。

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半分崩れて風化した城門の上に、何か大きな鳥が巣を作っている。

山の階段の脇には野花が揺れ、優しい風が吹いている。



「この青い花、なんて名前か知ってる?」


「知らない。なんて言うと?」


「オオイヌノフグリっていうんだよ。なんでこんなに小さいのに大きな犬のタマタマなんだろうね。」

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なんてことない会話がとても心地よく感じられるのはこの天気のせいだけじゃないよな。


気の合う人との時間は何をしていても楽しいもの。




「じゃあ七草はわかる?」


「えー、なんだっけ。ゴギョウ、ハコベラ、なんとかなんとか。」


「ゴギョウ、ハコベラ、セリ、ナズナ、だよー。」


「あとみっつは?」


「えー、なんだっけ?」


「え?そっちから質問ふっといてわからんと?」


「ゴギョウ、ハコベラ、セリ、ナズナ、んー………なんだっけ?」


「ゴギョウ、ハコベラ、セリ、ナズナ、父さん、母さん、ごめんなさい。」


「やめてええええ、それヘコむ………」






城山からはブルゴスの街を見渡すことができた。

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眼下には低い建物の密集する旧市街が広がり、その真ん中に巨大な聖堂の塔がいくつもそそり立ち、後ろに新市街の近代的な建物、緑の丘陵地には風力発電の風車が見える。

はるか向こうには、残雪をきらめかせた山並みまで望むことができる。



自然と人の営みの共存。

文明はいかに自然に回帰するかに流れを変えている。


どこにでもある景色。

しかし人生に飽きることは一度たりともないな。

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山を降りてカフェに行き一息つくと、ドッと疲れがのしかかってきた。


はぁー、もうホテル帰ってシャワーも浴びないですぐに寝たい。



そうしようかな……

今日くらい休んだって大丈夫だよな………

お昼に宿代は出たし………







その時、Facebookにメッセージが来た。


川田君からだ。

サプライズの件についてだ。










金丸くん
元気してますか?
色々と考えてみました。
以下にパリパリ計画をお知らせします。

・日時:4月20日(土)19時00分
・場所:ビル=アケム橋(Pont de Bir-Hakeim )の真ん中の銅像の前
・住所:Quai de Grenelle, 75015 Paris, フランス


・時間と場所の理由:
この橋からのエッフェル塔の景色を見たいため。
パリの日没が20時位らしく、日没後にエッフェル塔が点灯するとの事。
夕暮れから点頭の時間を過ごしたいため。
この橋にはアーケードがあり、雨よけも出来る。4月は雨が多いとのこと。

・内容:19時に橋の真ん中の銅像前で金丸君と会う。
⇒金丸君と会話一切なく、金丸君がソロで東京タワーを弾き語りし始める。お願いします!
⇒金丸君が唄い終えたら、陽介にギターを貸してほしいです。
⇒陽介が朝子に新曲を一曲唄う。


説明が雑すぎてごめん(汗)
こんな感じはどうでしょうか?

川田陽介

















……………うおおおおおおおお!!!!!!


ギターを担いで店を飛び出す。
路上へ。

パリに遅れることは何があっても許されない。

俺にできる最高の1曲を歌うために、必ずパリに行くぞ。



体のどこかから力が湧いてくるのがわかる。
喉が枯れるまで根性で歌った。


夜のあがりは28ユーロ!!

合計47ユーロ!!!

おし!!

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ケバブ食べてビールを買って宿に戻り、シャワー浴びてビール飲んだら一瞬でベッドに倒れて幽体離脱。


明日もまた移動だ。

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