3月7日 木曜日
【エジプト】 ダハブ
「なに?今日出発?なに言ってんだっぺやー。今日セブンヘブンのみんなでバーベキューあるんだっぺよ。いればいいじゃーん!!ダハブなんだからいればいいじゃーん!!」
あぁ!!出られない!!
ダハブ怖い!!
青い空と海と、暖かい風、美味いビール、楽しい仲間、
楽園だもん!!
出らんねー(´Д` )
フレンズでコーヒーを飲んでいたら、何の約束もしてないのに勝手にいつものみんなが集まってくる。
「あー、風が気持ちいいねー。」
「気持ちいいねー。チョメチョメより気持ちいいかも。」
「いや、それはないよ。多分チョメチョメの方が気持ちいいよ。」
「ナナちゃんはゴム無しとゴム有りどっちがいいの?」
「何言ってんのあんたたち、バカじゃないの。えー、ゴムがあるとそんなに違うかな。」
話の内容が1mmも中身がない(´Д` )
ソファーに寝転がってそんな下らない話をダラダラ。
ナナちゃんの太ももがセクシーで触りたいけど、ナナちゃんいい子だからやめよう。
「ナナちゃんの太ももなめたいなー。」
「ちょ、何言ってんだっぺや!!あー、俺顔うずめてー。」
「あー、俺のバイオリンを弓でこすって欲しいー。」
「はいはい。あー、ナナコこのメンバーで旅したいなー。」
「旅してー!!旅してーよー!!でもダハブ出られねーよぉ!!」
「旅してぇよお…………」
「あー、このランキング1位のカツオって人、死なねーかなー。」
「ちょ、ぶーーーー!!!!何言うんだっぺよ。ウケる。」
「だっていきなり出てきてすぐ1位だよー。ダイスケさんが帰ったら1位になれると思ってたのにー。ブログ気合い入りまくりだし、面白いし。」
「そっすねー。でも死ぬのはダメだっぺよー。」
「そうだよねー。死ぬのはダメだよねー。」
「あー、ダハブ出れねー。」
夜になり、バーベキューへ。
仕込み班、火おこし班、ビール買い出し班に分かれてそれぞれ準備。
前回やった時、なかなか火がつかなくて悪戦苦闘したそう。
俺はこの前まで、イスラエルでカオルさんと毎晩火を起こしていた。
サッと火をつけると、すごい!!と言われてしまった。
今いるメンバーはみんな東京の大学生とか。
みんなバーベキューとか焚き火とかの経験ないのかな。
火のつけるくらいでそんなにすごいと言われるとは。
セブンヘブンともうひとつの日本人宿、ディープブルーに泊まっているカッピーとナナちゃん。
でも最近ではすっかりセブンヘブンに入り浸っている。
セブンヘブンとディープブルーで派閥があるって言う人もいるけど、愛想良くしていればみんなフレンドリー。
俺だって実際セブンヘブンに泊まってるわけじゃないからね。
それでもみんなこの謎の居候と仲良く接してくれる。
泊まってる宿なんて関係なくみんなで盛り上がり、そして3人で火を囲んで演奏した。
「明日、ディープブルーのシェア飯にくればいいじゃん。こっちもみんないい人ばっかりだよ。」
明日、行ってみるかな。
ああ!!ダハブ出られねーーーーー!!!!!!!