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トルコでヒッチハイクすると……

1月14日 月曜日
【トルコ】 キャハタ ~ アドゥヤマン







宿にオカマがいて、一緒に寝よう、一緒に寝ようとモジモジしてきたんだけど、完全に無視。





俺がテントに入ってからも、ジャリ……ジャリ……とテントの周りを徘徊している音が聞こえていた。

さすがに中にまでは入って来なかったけどね。







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起きてテントをたたんでいると、おじちゃんたちから紅茶をお呼ばれ。

紅茶飲み過ぎ。

今日1日だけで何杯飲むか数えてみようかな。

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そんな穏やかなキャハタなんだけど、ネムルットダーに行けないならもはやここには1mmも用はない。

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アドゥヤマンに戻る道は一本だし、天気も良いので今日は久しぶりにヒッチハイクしようと道端に立つ。

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さぁ、親切大国トルコでヒッチハイクしたら一体何分でつかまるのか!!!


勇んで親指を立てる!!!!



はい、ゲット。

2分。


すげえ(´Д` )
やっぱトルコ期待を裏切らない(´Д` )

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「あ、ちょっと寄るとこあるんだけどいい?」


車のオイル交換に整備工場へ。

なんだか久しぶりの暖かい日差しの中、のんびりと紅茶タイム。
2杯目。

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これからの予定では、どんどん南下ということになるんだけど、問題なのがシリア。


そうです。
ドンパチ真っ最中のシリアが大きな壁となって立ちはだかっています。

シリアの横はイラクなのでこれまた行きたくない。

どうにかしてこの危険地帯を通過しないと先に進めない。





中東は危ない。
あくまでこれは日本人としてのイメージ。

日本のメデイアが報道する偏ったニュースによるイメージ。

実際はトルコもイランもイスラエルもヨルダンもサウジアラビアも全然問題ないというのが、こっちに来てみてわかったこと。

これらの国なら今まで通り普通に行くことができる。




のだが、シリアは話が別。

これまで出会った人々がみんな口を揃えて、シリアだけは絶対にダメと言っていた。


その忠告の口調はシリアに近づくにつれ激しくなる。
絶対にダメだよ!!!と。



現在シリアがかなり近くなって来て、予想では現地が近づくにつれ、そんなことないよ、という言葉が聞けることを期待していたんだけど、まぁ現実を思い知らされてます。


テロリストが支配しているだの、市民が暴徒と化しているだの、つけいる隙がまったくない。




別にシリアに滞在するつもりはないよ。

トルコから入ってレバノンに抜ける。なるべく急ぎで。ただの通過。
地図を見ればたぶん4~5時間もあれば抜けられる距離。

大丈夫じゃん?って思ってしまう。



なので、わずかな希望に願いを託してトルコとシリアの国境近くの町、イスカンデルンに行き、そこでシリアの状況をキッチリ調べるつもり。


そこまで行けばかなりはっきりした状況がわかるはずだから。

こんなところで空路は使いたくない。


ハラハラなデンジャラスを期待してるみんなには申し訳ないです!!!
この辺はマジで慎重に行きます。










さて、あっという間にアドゥヤマンに到着。

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早速歌おうと、騒々しい町の中を歩き回り歌えそうな場所を発見。



路上開始!!!




いい感じ!!!
わずか3曲で15トルコリラ!!

しかも目の前のカフェからコーヒーの差し入れ。

この町もいい町だなぁ。

こりゃあ久しぶりに100超えちゃうかー!!?










はい、警察。

そうでした。
忘れてました。

トルコは路上禁止の国でした。

次見つけたら罰金だからね、と言っているよう。






はぁ……なんだよもう。

これさえなきゃ、マジで最高の国なのに…………




「残念だったね。ウチで歌ってくれていいよ。」


そう言って出て来てくれた目の前のカフェのみんな。





カフェに入ると、ステージがあり、ライブができる設備が整っていた。

よーし、ここで歌わせてもらおうかな。

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と、その前にケータイの充電をさせてくださいね。




えー…………









ない。







変換プラグがない。






日本のコンセントの形から海外のコンセントの形に変えるためのプラグがない。





あ、死んだ。
iPhone死んだ。




もう充電できない。
死んだ。

写真撮れない。
日記書けない。













死んだあああかああああああああ!!!!!!!!




え!!ウソ!!どこどこ!!!!ウソだろおおおおおおおお!!!!!!!!


もう歌どころではないくらい焦りまくりでバッグの中をひっくり返して探しまくるがどこにもない。


あ、死んだ。
iPhone死んだ。






終わったああああああ(´Д` )(´Д` )(´Д` )(´Д` )







いきなり慌てふためき、さらにこの世の終わりのように落ち込んでる俺を見て、我がことのように大騒ぎになるカフェの中。







さぁ、こうなった時のトルコ人の対応。


みんなだいたい想像つきますでしょうか?





「なんだって!!?日本人が困ってる!!??」


「どこだどこだ!!!困ってる日本人ってのはどこだあああああ!!!!!」


「変換プラグ!?なんだそれ!!??」




みんなに事情を説明。
とても大事なものだと理解してくれる。




「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!俺が見つけてきてやる!!!!」


「いーーーーや!!俺が先に探し出す!!!」


「オレオレオレオレ俺があああああああ探すからああああおおおおああ!!!!!!」




猛ダッシュで外に飛び出していく人、
知り合いに電話をかけまくってる人、
インターネットで探しまくってる人。




みんなマジですげえ。




そして一瞬で新しい変換プラグが見つかりました。

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日本で買ったやつの値段。
2000円。


見つけてきてくれたやつ。
100円。



大喜びする俺に満足げに微笑む兄さん。

あああ、トルコ人………







それからはもうカフェでの食事も紅茶も全部タダ。

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君は遠くから来た友達なんだよ!!
金なんていらない!!マジでいらない!!
頼むからおもてなしさせてくれ!!!

って感じ。

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チーキョフテ、マジうまい。

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もちろん全力で歌わせてもらいました。




たくさんの人たちと仲良くなり、その中の2人と意気投合し、彼らの家にお泊まり。

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ビールまでおごってもらって、夜中まで語り合った。



「世の中、愛だよ!!」


そう言うニハット。
英語が堪能なアホメット。

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これだけでもビックリするような展開なのに、この次の日がもうわけわかんないような1日になりました。

お楽しみに!!!



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