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肉じゃがだよねえええええええ!!!!

1月7日 月曜日
【トルコ】 コンヤ







ゆうべ朝まで語っていたせいで起きたのはお昼。


超絶男前のジャネルと一緒にJBカフェに出勤して、朝ごはん。

photo:01





ジャネル男前すぎ!!



日本の彼女にスカイプしたらちょうど友達と焼肉してるところで、画面にジャネルをうつしたら友達と一緒にいやああああ!!!!ハンサムーーー!!!と大騒ぎ。

照れながらジャネルがカタコトでアリガトウというのがツボにはまるらしく、さらに興奮して宮崎連れてこいいいい!!!と言うのでムカつくから切りました。



いやー、宮崎の街をジャネル連れて歩いたらスーパーモテるだろうなぁ。

しかも性格もめちゃくちゃ良い奴ってんだから非のうちようがない。





そして大の親日家であるバイランは、心から日本を愛するヒューマニスト。


デニス、イーサン、マグ、カン、マフメット、トゥリア、カート、


この2日間で20人以上の友達がFacebookで出来た。


マジごめんだけど、名前全然覚えられねぇ(´Д` )


これだけたくさんの人たちと知り合ったら、中には気の合わない奴とか俺を面白く思わない奴とかがいてもいいもんだけど、驚くことに全員が全員マジで良い奴ら。
みんなフレンドリー。

心の中で思ってるかもしれないけど一切顔に出さない。

みんな、ハイ、ブローと言ってくれる。

photo:02




photo:03











そんな愛すべきトルコの兄弟たちに今夜は日本食を作ってあげたい。



今までの戦績としては、


★フィンランド……焼きそば。惨敗。

★スロベニア……チキンライス。辛勝。
しかしネドルコというドーピングを使用した疑惑付き。


三度目の正直なるか。



「大丈夫大丈夫!!トルコ人は何でも食べるんだぜ!!」


なんて良い奴らなんだよ!!!








夜まで街を散歩した。
路上を歩いていたら色んな人が声をかけてくれる。

何言ってるかはわからないけど、今日は歌わないのかい?みたいなことを言っている。


いつもの若者たちに出会い、彼らとカフェに行き、そこでも歌わせてもらった。

photo:04




photo:05






みんなみんな笑顔。
なんて街だよ。コンヤ。
ていうかこれがトルコ人の素顔なんだよな。
そう思いたい。

photo:06












JBカフェに戻り、スーパーに食材を買いに行きたいと言うと、俺のこと気に入ってくれてる女の子が連れて行ってあげる!!と俺を連れ出した。





スーパーに到着。

えー、肉じゃがだからな。

何がいるのか。


牛肉、玉ねぎ、じゃがいも、にんじん、

こんなもんか。

あとお米、油、そして欠かせないのがソヤソース!!
醤油!!!!


残念ながらみりんもお酒も手に入らないけど、まぁなんとかなるだろう。


あ、ていうか大事なことわすれてた。




俺料理ヘタなんだ。




怖えええ!!!!


またクソを食わせることになったら恩を仇で返してしまう!!

しかも半年以上、日本食に接してないので味もよくわからんなってるはず(´Д` )


あんな良い奴らにクソを食わせて、日本人はこんなクソを食べてるのかと思われてしまったらエルトゥールル号の乗組員を助けた和歌山県の人々に申し訳なさすぎる!!


お母さんの味を思い出すんだ!!!

photo:07











スーパーを出て帰り道。
暗くなった街を歩く2人。

彼女は英語が喋れない。
なのでコミュニケーションがとれないんだけど、身振り手振りで会話した。

小さくて可愛いカート。

JBカフェが近くなったとき、カートが写真を撮ろうよと言った。
2人、肩を組んで写真を撮った。

ほんの少しドキドキした。

photo:08










JBカフェはタトゥーもやっており、ボスが描いている。

そのボスが俺に手紙を描いてくれた。
さすがタトゥー職人。
上手い!!

ありがとうボス。
こんなに素晴らしいプレゼントなかなかないよ。
日本に帰ってからもずっとずっと一生大切にしたい。

photo:09
















閉店の片付けの手伝いをし、アパートに行き、さぁー、ここからが俺の出番だ。




日本人のソウルフード!!!


肉じゃがを作るぞ!!!!





まずはお米の炊飯。
もちろん炊飯器などないので鍋で炊くんだけど、俺鍋で炊いたことない(´Д` )


水加減がまったくわからない(´Д` )



適当にお米の高さから少し出るくらいの水を入れて強火で加熱。


はじめなんとか、なかなんとかって言うよね!!


ああああああ、大事な部分がわからなぃいいい(´Д` )(´Д` )(´Д` )


電気コンロなので吹きこぼれもしないので適当に膨らむまで待って、いい感じになってからかき混ぜて水分を飛ばしてあとは蒸す。

多分これでいいはず!!!





そして肉じゃが。


調理酒の代わりにワインが使えるってのは知ってるけど、残念ながらジャネルの家にはワインがなかったので、醤油と砂糖のみ。

キチンとアク取りとかやったよ。

photo:10








みんな、
まだ~!?フミまだ~!?
とお腹を空かせている。

photo:12





え!!料理に砂糖使うの!?
と驚いてるみんな。トルコではご飯には砂糖を使わないらしい。



クソを食わせるわけにはいかない!!











そして完成がこれ!!!!

photo:11




いい感じやない?!??


みんなで合掌してから、いただきます!!!

photo:13

























うおおおおおお!!!!!!!

うめぇ!!!

これうめええええええええ!!!!!!!!

みりんもお酒もなしでこの味はすげぇ!!!!
ちゃんと肉じゃが!!!!


そしてお米の炊き加減もバッチリ!!


食べた瞬間、マジで日本がぶわーー!!っと浮かんだ。

ああ、やっぱり醤油と砂糖だよなぁ。



気になるみんなの反応は…………
















おかわり!!


俺もおかわり!!!

photo:14




photo:15




photo:16








やったーーーー!!!!!

三度目の正直、見事大勝利!!!!




「初めての日本食がこれで本当に嬉しいよ!!」


「フミは本当の兄弟だよ。」



食材とビール代で50トルコリラ、2100円くらい使っちゃったけど、彼らの心からのおもてなしに応えるためだったらこんなの少しも惜しくない。


喜んでもらえてよかった!!!








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