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トロールがクロンボー城に!

9月7日 金曜日


「Hey……Hey………Hey.」


揺さぶられて目を覚ました。
寝袋を開けるとおじさんがいた。


「Did you sleep well? You have to move.」


ここはクロンボー城の外堀にある城門の中。目の前には事務所がある。
雨もしのげるし、いい場所だなと思ったんだが、さすがにメイン通路なのでここはマズイよなと思ってゆうべお城の周りを歩き回って寝床を探したんだが、屋根のあるような場所がなかったんだよな。

波打ち際で海の向こうのスウェーデンの夜景を見ながら寝ようかなと思ったんだけど、雨が降ってきて飛び起きるのはもうコリゴリ。

城門に戻り、起こされるの覚悟で柱の影で強引に寝たんだが、朝まで起こさないでいてくれたようだ。

今7時。
お城の公開時間は11時から16時だ。



城門でケータイをいじっていたら、アジア人の団体がやってきた。
あ、日本人だ。
ワイワイガヤガヤ。

「トイレはこちらでよろしくって?」

なぜか貴族風になっている。
北欧を旅行しているというちょっとしたステータスがそうさせてるのかな。
わかるよ!




ゆうべ歩いたお城の周りをもう一度回る。
海に突き出した陸地に築かれている巨大なお城、クロンボー城。
草がはえた高い城壁の上には、いくつもの大砲が海を挟んだスウェーデンに向けられている。

photo:01





冷たい海風が吹きすさぶ。鼻水が出るほど寒い。

1420年代、この海峡の通行税を徴収する拠点として、小さな砦が築かれた。
それがこのクロンボー城の前身。

幾度かの増改築を繰り返し、今の大城郭が出来上がったらしい。

空から見ると、お堀と城壁が三方向に槍のように突き出した形に造成されており、当時の土木技術の高さをうかがわせる。

近代では軍事基地として使われていたようだ。


ハムレットってのはどうやらハムの料理ではないみたいだ。
シェークスピアの演劇の名前だよね。
知ってるよソレクライ!(´Д` )

ハムレットってのはデンマークの王子様の名前で、国王である親父を毒殺し後釜に座った叔父に復讐しようとして色んな人巻きこんでみんなことこどく実りなく死んでいくという救いようのないお話。

その舞台がここなのね。



内堀にかかる橋を渡り、門をくぐると、そこは大きな広場になっていた。このお城は回廊式で、四角形の真ん中が空洞になっている。
高い塔が空を突く。

photo:02







入場料いくらくらいするのかなぁ、と料金表を見てみた。

1コース 50クラウン
バイキング時代の博物館
塔の見学

2コース 30クラウン
城内地下
城内教会

3コース 75クラウン
城内地下
城内教会
王様の部屋
ボールルーム

4コース 95クラウン
全部




北欧のやり口なんだけど、

「2 for 30」

っていうような看板をよく見る。
1つだと20クラウンだけど、2つなら割引でこの値段ですよってやつだ。
こっちではこの売り方が主流みたいで、たしかにそれならお得だし2つ買おうかなって見事作戦にハマってしまう(´Д` )

博物館だけなら50クラウン。
でも3コースに20クラウン足せば博物館が見られる。


うがー!!悩む!!
料金表の前で、白人の観光客たちもどれにするか真剣に悩んでいる。




11時になり、チケット売り場がオープン。
結局3コースのチケットを購入。


優しい土産物売り場のおばちゃんが荷物を預かってくれた。

土産物売り場には子供用のオモチャの甲冑やお姫様の服、騎士のシールなど、歴史をモチーフにしたものが売ってある。
ちょっと欲しい。
外国人が日本にきて刀のオモチャ買っていく気持ちが吐きそうなほどわかる。




そしてガイドのお兄さんに英語で案内してもらいながら、ゆっくり城内を回った。


photo:04



ロウソクで照らされた湿った地下迷路、
デンマークの英雄の像、
王様の寝室、
すごい刺繍のカーテン、
天井絵や歴史画、

そしてやっぱりメインはボールルームってやつだった。
広い部屋にオセロ模様の床。
英語の説明だからよくわかんなかったけど、舞踏会やパーティが行われた場所みたいだ。

photo:03




どれも贅の限りを尽くした装飾品。権力の元には美しいものが集まる。
すっげぇなぁ、とゆっくり見ている横をギャーギャーわめきながらさっさっと歩いていく若者たち。

修学旅行みたいなやつなのかな。
京都と一緒だ(^-^)/



城内教会もまたすごい装飾。

クロンボー城、見応えある。

ここで王族と貴族が暮らしていたのかー。
あのヒラヒラの服着て。白いタイツみたいなのはいて。

日本人はゲームにしてもマンガにしても中世ヨーロッパを舞台にするのが好き。
みんな小さい頃からそれらを見て育っているので、イメージするのがたやすい。

石畳の上を歩く王様の姿が目に浮かぶ。




もうちょっと見たかったけど、腹が減ってお腹と背中がくっつきそうなのでクロンボー城はここまで。
満足!!






楽しみにしていたご飯!!
スウェーデンみたいにチキン国家じゃないのでご飯が楽しみでしょうがない!!

メインストリートに行き、昨日目をつけておいたケバブのファストフード店へ。
ケバブ屋さんってケバブはもちろん、ハンバーガーやホットドッグ、その他色んな揚げ物のプレートがあるんだよね。
似たようなお店がものすごくたくさんあるけど、だいたいランチの値段は50~60クラウン。
このお店は35クラウンで魚のフライとポテトとサラダのプレート。


最高だよ、デンマーク。
同じようなのがノルウェーじゃ100クラウンはしたもんな。



たらふく食べて14時から路上開始。
順調!!


そして今日も新種の路上芸人を発見。
なんかオルガンの大きな音が向こうから近づいてくると思ったら、爺さんが道の真ん中を、木の箱を押しながらゆっくり歩いてくる。

photo:05




かなりでかい音。
爺さんは箱の横についたハンドルをクルクル回している。
なんだあれ!

箱の横にパイプオルガンみたいな鉄の筒がたくさんついてる。
あれで音が鳴ってるのか?それにしてもスピーカーを通してるようなでかい音。

6和音くらいかな。楽しく可愛らしい音楽に人々は振り返り、子供たちが箱の上に座っている猿の人形が持っている缶にお金を入れている。

オルゴールみたいにすでに音楽がセッティングしてあるんだろうな。
あとはハンドルを回すだけってか。
爺さんはお金を入れてもらう缶を猿の人形に抱かせているんだけど、その猿の手をぴらぴら振って子供たちにアピールするだけ。

路上がパッと賑やかになる。
大道芸はこうでないとね。


photo:06



すると今度はマーチバンドがやってきた。たぶん地元の女の子たちによるものだろうな。やっぱり週末は賑やかだなぁ。
人々はみんな笑顔。子供たちにはこの小さな町は色んな楽しみのあるテーマパークだ。

俺も5時まで頑張って今日の稼ぎ、
550デンマーククラウン
40スウェーデンクラウン
2ユーロ

photo:07



海の向こうがすぐスウェーデンということでスウェーデンクラウンが結構入ってしまう。
下関から門司に買い物に行くような感覚なので、普通にスウェーデン人が買い物しているんだよな。
しかも海をまたげば酒税の安いデンマークということで、スウェーデンのみんなはお酒を仕入れにデンマークに渡るんだそうだ。
こんなに近いのに国境をまたいだ瞬間、社会のシステムが変わるなんて国ってのは不思議なもんだ。





歌い終わって、晩ご飯を手に入れるべく、今日も昨日のお肉屋さんへ向かった。
人気店のBAAGØは大混雑。順番待ちのナンバーカードを取らないといけない。

photo:08



精肉はもちろん、焼くだけの味付け肉、調理してあるお肉、そして色とりどりのサラダなど、ここで全部揃う!!!

photo:09



しかもみんな優しく手際がいい。
選ぶのがとても楽しい!




購入したオカズを持って、いつものカルチャーセンターへ。
埠頭にあるこの近代的な建物。目の前にクロンボー城を見ながら、外のテーブルでディナーだ。


豚肉とジャガイモ玉ねぎの煮物。20クラウン。
インゲンと紫玉ねぎとトマトのお酢サラダ。20クラウン。

photo:10



なにこれ(´Д` )
吐きそうなくらいうまいんですけど(´Д` )

そしてハイネケンのビール。



極上です(´Д` )


デンマーク、っていうかヘルシンオー、最高だよ、あんた。



しょっぱなからいい町に来ると、その国が大好きになるな。


デンマークっていったらなんだろう。
ロイヤルコペンハーゲンとアンデルセンと、チボリ公園もあるな。
倉敷のチボリ公園はむなしく閉園したな。俺が最初の日本一周で倉敷に行ったときはまだやってたのにな。

人口は500万人。経済も教育も世界最高水準の先進国。
移民に厳しく、国籍を取るにはいくつもの条件が必要でスーパー難しいデンマーク語のテストもクリアしないといけないらしい。


とりあえず一般的な情報はこんなもんか。
あとはこれからの旅でわかっていく。
てかクロンボー城が良すぎたなー。
このヘルシンオーの町でもうすでにデンマーク満足しちゃってる(^-^)/



ちっちゃい国だからな、結構早く抜けそうだ。

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