8月27日 月曜日
あー！ゆっくり眠れたーー！！
荷物を片付けてバッグを担ぐ。
この時、重く感じるか軽く感じるかでその日の体調がわかる。
今日は………ちょっと重い。
腹減った(´Д` )
coopでご飯を探すが、スウェーデンってノルウェーみたいにお惣菜コーナーが充実していないみたいだ。
いつもチキンしかない(´Д` )
日本みたいなお弁当はないのか(´Д` )
吉野家みたいな激安店はないのか(´Д` )
仕方なくいつものチキン。
もういい加減気持ち悪い。
エネルギーが欲しいので甘いものを摂取しようとコーラの1.5リットルを買った。
16クラウン。激安。
ノルウェーでは500mlが16クラウンだった。
よし！！今日はなんとしても300稼がないといけないぞ！！
曇り空の下、冷たい風が吹きすさぶ商店街で歌う。
日本の商店街っていったらシャッター通りって相場が決まってるけど、こっちの町の商店街ってどんなに小さい町でもけっこう人が歩いてるんだよな。
人が歩いてる商店街は楽しい。
それが町の活気だ。
日本の商店街、どうしたもんか。
みんなはどうしたらいいと思う？
病み上がりの体調で万全とは言えないが、まぁなんとか歌える。
ひたすら頑張って歌い続け、足元にお金がたまっていく。
紙幣もけっこう入っている。
のだが………
紙幣は20クラウン。
コインは1クラウンばっかり。
最後にはコインで山が出来上がっていたが、数えてみれば385クラウンしかなかった。
スウェーデンの人、けっこうケチだな。
ノルウェーでは基本みんな20クラウン硬貨を入れてくれ、たまに100クラウン紙幣が入るって感じだったけど、スウェーデンでは基本が3クラウンくらいで、たまに20クラウン紙幣が入るような感じ。
スウェーデン人がケチなのではなく、ノルウェー人がキップが良すぎたのかな。
だからあんなにジープスがたくさんいたんだな。
しかしまぁそれでも一応目標はクリアーしたぞ。
ゴットランド島行きのフェリーチケットをゲット。271クラウン。
明日の11時に出港だ。
それにしてもサブウェイって役に立たないな。
この小さな港町、ニュネスハムンにも一応サブウェイがあるんだけど、Wi-Fiを持ってないときた。
そろそろ近況報告しないと風邪ひいてたこともあるから心配してる人もいるはずだ。
町中をケータイ片手にWi-Fi探し。
お、入った！
くそ、鍵ついてる。
お、入った。
くそ、有料だ。
お、………これいいんじゃねぇか？
あ！イケた！！
ゲットーーー！！！
最初のころはWi-Fiってものがどんなもんかよくわからなくて戸惑っていたけど、今ではどれがどんな種類のものなのかってのもわかってきた。
1番手っ取り早いのが、マクドナルドやキングバーガーなどの大手のカフェ。鍵なしのフリーWi-Fiを飛ばしているので、別に店に入らなくても近くに行けば受信できる。
一度つないだWi-Fi電波はケータイが記憶して、その電波が近くに来たら自動的に接続してくれるので、いきなり電波が入ると、お、マクドナルドかなんかが近くにあるな、って具合。
図書館や大きな駅、空港なんかもフリー鍵なしが飛んでる。
次に喫茶店やホテルでよくある、鍵付きフリーWi-Fi。Wi-Fiつなぎたい言ったらパスワードが書いた小さい紙をくれる。
そして今回つないだのが拾いWi-Fi。
サーチ状態で歩き回っていたらたまに鍵なしを見つけることができる。
ゲームの隠し宝箱みたいだ。
あとはその周辺の個人的な電波が入ったりするけど、だいたい鍵がついてて接続できない。
有料のやつはまだやったことないけど、1日パスとか1時間パスとかもあるみたいだ。
そしてよくひっかかるのがニセ電波。
鍵なしだー！と喜んで接続してもネットにコネクト出来ない役立たず電波。
とりあえずこんなとこかな。
Wi-Fiって都会にしかないのかなー、って旅に出る前は不安に思ってたけど、世界は日本よりもよっぽどネット社会だ。
かなりの田舎でもゲットすることができる。
もちろんアフリカあたりではどうかわからないけどね。
予想通り、日本の友達、外国の友達、たくさんの人たちが風邪をこじらせて倒れてるんじゃないか？って心配してメッセージを送ってくれていた。
ゴメンね、みんな。
そしてありがとう。
おかげでけっこう元の体調に戻ってきたよ。
体力つけないと！！
って今夜も晩飯、ポテトチップスとパン(´Д` )
朝飯が手羽先2本とパン。
ずっと1日2食生活。
ズボンが日に日にぶかぶかになっていくのがわかる。
これで風邪治ったんだから俺の身体すげー(´Д` )
ゴットランド島の町、ビスビューは地図で見る限りほどよく都会の稼げそうな雰囲気。渡ったら稼いで飯食いまくってやる！！
アラブ人のイハにも会えるし、教会の宿泊施設ってのも希望が持てる！！
あー！！寒い！！
日記を書く指が寒くて感覚がない！！
もう寝る！！
明日はきっといい日になるさ！
