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大自然の川で顔を洗う

8月15日 水曜日


谷に朝が訪れ、ヨンさんのいるペンションへ向かう。
今日も朝から虫も殺さないような笑顔のヨンさん。
泊まってもいないのにコーヒーとパンの朝ごはんをご馳走になった。

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まるで作り物のジオラマみたいなこのレルダルの町。
でももちろん人は暮らしている。
太陽の光を待ちわびて。




ヘイ!兄ちゃんはどこから来たんだい?

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仏様みたいな笑顔と優しさに溢れたヨンさん。
今度はお母さんと来てくださいね、とニッコリ笑った。



よし!ここからは大きな道でベルゲンへ向かうのみ!
西海岸の都市で、国内2番目の大きさのベルゲン!
トロンヘイムが2番目って前に書いたけど、どっちがほんとかわかんないから気になる人は調べて!!


トンネル王国、ノルウェーには切り立つ山々をつらぬいてたくさんのトンネルが通っている。そんな中でも最長の、25kmというクレイジーなトンネルを抜けて、1台目の車が走る。
たくさん枝分かれするフィヨルドが、山の奥まで切り裂いてのびており、その谷間に隠れるように集落が点在する。

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巨大なフェリーが停泊するフィヨルド、どこまでも続く凄まじい断崖絶壁、その崖の上から一気に落下する巨大な滝、ほんと全部スケールが違う!!

そんな大自然の中、きれいな川があったので、道をおりてスボンをまくり上げ、水の中に入ってみた。
清らかな雪解けの水がきらめいている。
指が痛くなるほど冷たい水をすくって顔を洗う。顔を石鹸まみれにして見上げる青空と断崖絶壁。
あー、自然にいだかれる開放感が気持ちを楽にしてくれる。

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もう、ノルウェーいい加減に勘弁してくれよ。


ここからスペイン人のカップル、地元老夫婦の車を乗り継いで、ヴォスの町に到着。
小ぢんまりとしているがメインストリートにはたくさんの観光客が歩き、中心には古い教会があり、すぐ横にはおだやかな湖。
空を泳いでいるのはハンググライダー。

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そんな町で陽気なおじさんに乗せてもらった。
おじさんは誇らしげに声をあげた。

ノルウェーは資本主義と社会主義がパーフェクトミックスした国なのさ!!



無数のトンネルをくぐり抜け、フィヨルドをさかのぼり、一気にバルゲンまでやってきた。

海に面した大きな港町。
岸壁沿いにたくさんのバーやショップ、市場が並んでいる。個性的な古い木造の建物にモダンなお店のショーウィンドウ。
トロンヘイムより都会なんじゃないかな。
有名な世界遺産があるということもあって、21時をすぎた今もたくさんの人々が街を歩いている。


中央にセントラルパークがあるけど、そこはジャンキーたちがいるので寝るのにはススメられない、とおじさんは街から少し離れた、ハーバーの突端にある公園に連れてきてくれた。


夕闇迫る公園のベンチに座ると、目の前に港をはさんだベルゲンの街あかり。
長崎のように、斜面に町が広がっているため、夜景が海に映ってとてもきれいだ。


これまで出会ったたくさんのノルウェーの人々が、みな口を揃えてベルゲンは素晴らしい街だと言っていたのが少しわかる。
明日、ゆっくり散策しよう。

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寝袋にくるまると夜空に星屑が散らばった。
目の前にはベルゲンの夜景。
冷たい夜風が心地よい。


やっぱりは夜は暗くなくっちゃな。

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