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明石から大都会神戸へ







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ここは日本のド真ん中。




子午線の通る、日本の時計の標準地だ。


いやぁ、とうとうここまで来れたんだなぁ。


地味に感慨深い。







昨日、明石に入ってから沖縄で出逢った旅人、秋田さんに電話をかけてみた。


秋田さんは明石出身なので、なにか情報を聞こうと電話をかけてみたわけだけど、それだったらウチに泊まったらいいよ!!という展開に。


え!?マジですか!?


秋田さんは仕事で名古屋に行ってて当分帰ってこないけど、オカンが1人でおるから泊まっていけということに。


というわけでめっちゃ戸惑いながらも住所を教えてもらい、秋田さんのお家にやってきた。



秋田さんのお母さんの話では、秋田さんの旅友がこれまでにも何人か泊まっていったってこともあり、もう慣れたとのこと。


車置けるのはありがたい。

明石すっげー街だもん。

車停めるとこなんてとてもじゃないけどありゃしないし。


これで神戸なんて行ったらなおさらなんだろうなぁ。




当分はここの駐車場を拠点に電車移動かなぁ。


それか、久しぶりにヒッチハイクしてみようかな。











というわけで秋田さんのお家に泊まらせてもらい、早速明石の街の探検スタート。



仕事に行く秋田さんのお母さんと一緒に家を出て、ボチボチ歩いて西明石駅に着いたのが7時50分ぐらいだったかな。


どっか行こうと思っても、こんな朝早くにはまだどこも開いておらず、市場へ行ってみた。



イカナゴという小さなちりめんじゃこみたいな小魚が満杯入ったカゴが積み上げられてあり、それに群がっている人たち。


まだ魚屋さんも店を開く支度をしてる。








天文学博物館にやってくると開館は9時からとのこと。




また8時半。


動くのも面倒なので、入口の前に座ってタバコを吸ってると、館の職員たちが遅い出勤。


俺をチラチラ見ていく。


こんなオープン待ちしてるなんてよっぽど天文学好きと思われたかな。






この天文館は、日本の標準時間の東経135°子午線のちょうど上にあり、人間と時間の関係、天文学についての資料の展示室やプラネタリウム、天体望遠鏡などがある。


プラネタリウムってすごい!!

ほんと夜空。



職員のおばちゃんに宇宙について話を聞いていると、至るところに震災の話が出てきた。


ここら辺の人はみんな、俺の想像もつかないような恐怖を味わったんだな…………























市内に戻り、うぉんたな(魚棚)商店街を見て周り、明石焼きの店、きむらやへ。





明石焼きってのはこの明石の名物で、ソースやマヨネーズをつけないたこ焼きみたいなもの。


このあたりだけでも明石焼きの店が100軒以上もあるらしいが、誰に聞いても「きむらや」がいい、というので行ってみた。





800円で20個。

かつおの利いただし汁につけて食べる。


俺が濃い味が好みなせいか、特別おいしいってほどのもんでもなかった。





はい、天文館と明石焼きを食べた時点で明石での目的が終了。


まだ12時すぎ。

早すぎ。




うーん、何しようかなと思いながら100円ショップで買い物した後、駅前で歌ってる若者「ぽたら」という2人組に会った。




関西に来るとやっぱりノリが違う。


フレンドリーですごくいい奴らだった。




暇だからタワレコ行ってCD見てたらオジーオズボーンのベストを買ってしまった。


実は結構メタル好きです。








「今日も帰ってきなさいよ。」



秋田さんのお母さんの言葉に甘えて家に戻ると、おいしいブタ汁とコロッケを作ってくれた。




マジ美味い。

美味すぎる。


さいこーーーー!!!



優しくて面白いおばちゃんに心からリラックスできて、ぐっすり眠った。















さて翌日。


美香が神戸に着くのは日曜の朝。


あと2日あるので、兵庫の東、丹波を周っておこうと色々用事を済ませてからお昼におばちゃん家を出発。




丹波って何があるのかなぁ。


楽しみだなぁと車を走らせていると、1時間ほど走ったところでケータイを忘れたことに気づいた。


別に取りに行かなくても困らないのに、忘れた自分に腹が立ち、わざわざまた1時間かけて明石へ戻り、ケータイを取って急いで出発したけど、もう1日がほぼつぶれてしまった。



はぁ…………






それでも気を取り直し、まずは国宝に指定されている朝光寺ってところに行った。








森の中に厳かに佇む本殿。

正統派な、ずっしりとした風格だった。









朝光寺の森の中を駐車場に戻る途中、いいカンジの太い木が落ちてたので、また拾って車の助手席の足元に置いた。


この前拾った木もあるので足元が木まみれ。


もはや木の間に足を突っ込んでアクセルを踏んでいる状態。

危なすぎる。










道の駅に行って情報を集めるが、この辺って何にもないんだなぁ。


すでに18時になっていたので、秋田さんのおばちゃんに電話した。



「今日は帰らないです。本当にありがとうございました。」



「えー、気ィ使わんでええのに…………いつでも帰ってきてええんよ。」



「うーーん…………や、やっぱり帰ります。」



このまま丹波にのぼっても、あと1日で周るなんてとても無理だ。


丹波は後にとっておくか。


ああ、計画通りいかない日は心がモヤモヤする…………







おばちゃん家に戻ると、今夜はブリ大根とマグロの山かけを作ってくれていた。


もう、マジで超うまい!!



「おばちゃんこんなにしてもらってありがとうございました。明日からまた出発します。」



「もう帰ってけぇーへんの?お好み焼き焼いたるで。ウチのお好み焼き、めっちゃおいしいんやで。」




んんん…………おばちゃんの料理には離れがたい魅力がある…………



日曜の夜、彼女を連れて戻ってきます、と言うとおばちゃんは嬉しそうだった。












翌日の朝。


ゆうべ美香にプレゼントするための珊瑚のネックレスをヘンプで編んでいて、完成したのが朝の4時でロクに眠れないままおばちゃんと一緒に7時に家を出た。


おばちゃんまた日曜日に来るね!!






そうしていよいよ神戸市へ!!!






もーーーーー街すぎる!!








博物館で見た写真の、あの震災でボロボロの風景は全くなく、ビルや高速が空を狭くしている。


人間の力ってマジですごい。



とりあえず神戸市の中心地、三宮を走るが、人おりすぎ。

車多すぎ。


車内に流れるオジーオズボーンの音量を下げて、慎重に走る。




しばらく走った後、30分100円のコインパーキングに車を停めて歩き回ってみた。


有名な三宮駅、高架下商店街、沖縄の平和通りアーケードみたいに若者の店からおばちゃん服屋さんまでがゴチャゴチャと並び、人もウジャウジャ。


今まで俺にとって福岡が人生最大の都会だったので、初めての土地の大都市がものすごく新鮮だ。








薄暗くなり始め、ネオンが瞬き始めた駅裏の繁華街、東門はとてつもなく広い。


今夜は土曜の夜。

やっぱりうずきはじめた。



車に戻り、ギターを持って飲み屋街へ。



ビルの向こうに見える六甲山の稜線が田舎育ちの俺の心を安心させてくれる。


神戸は山と瀬戸内海に挟まれた港街。







3時間ほど歌い、車に戻った。


お金は1円も入らなかったけど、色々と情報を入手することはできた。



なんとなく、なんとなくだけど、神戸の街は好きだ。


ほんと、別になにかあったわけじゃないけど、街の雰囲気、人の表情。


都会嫌いな俺だけど、この街はなんかすごく暖かい気がする。




埋め立ての島、ポートアイランドの隅っこにあるコンビニで今この日記を書いてる。


どこからともなく聞こえてくる走り屋のマフラー音。



明日、美香に会える。






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