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姫路で可愛いドイツ人の女の子をナンパ







リアルタイムの双子との日常はこちらから







夕べの職質は長かったー。


車の後ろを見せろとか、助手席に置いてる美香の写真を指差してその写真は誰だとか。



「家出じゃないよね?」



21歳で家出もねぇだろ。


最初は職務質問もワクワクしてたけど、こう何度もあるとウザくなってくるわ。








さて今日はまず一宮町から作用町へ。


この町は、武蔵が7歳から13歳まで過ごした町で、武蔵が初めて決闘した土地でもある。


橋のたもとに「我天下無双 誰でもかかって来い。」と書いた札を立てていた有馬喜兵衛っていう剣の達人を、13歳の武蔵が一撃でやっつけたというのは結構有名な話。








それから三日月町を通って赤穂市へ。


赤穂といえば、もちろん赤穂義士。


あの有名な忠臣蔵の四十七士の故郷で、彼らを奉ってる大石神社にまず行ってみた。







 

資料館だの、なんだのかんだの色々あって、宝物殿には討ち入りの際に使った笛や、指揮棒なんかが展示してあった。


忠義の心が美談となってこんなにも後世まで語られるなんて、日本人はそういうの好きだよな。
















そうして暗くなったころに姫路に到着!!!


姫路は街だー!!


久しぶりのでっかい街!!!




とりあえず車を停めて歩いてみると、姫路駅の正面に空に浮かび上がる壮大な姫路城が見えた。


すげぇ…………

綺麗すぎる……………


なんかもう現実味ない。


そりゃ世界遺産なるわ。





今日はもう時間ないのでお城は明日行くとして、テクテク歩いて駅前にやってきた。


ラッシュアワーの人混みの中、路上で歌ってる若者がいたので話しかけてみた。



「こんばんはー。」



「………………」



「いや、こんばんは。」



「はぁ…………誰ですか?」




いやいや、誰ですか?て。


路上やってんだろ?

人に歌聞かすために。



「は?ただの通行人だけど。」



「はぁ…………」



「いや、何か歌ってほしーなーと思って話しかけてみたんだけど。」



「あ、いいですよ。」



なんだコイツ。

冷めたやろーだな。



「繁華街で歌ってるやつはいないですねぇ。怖いことになりますから。」



へー。

まぁこっちはトラブル大歓迎。



「姫路に来たならこれは食べたほうがいいって食べ物とかお店ある?」



「…………そこのアーケードの中に王将ってお店ありますから。」



兄ちゃんに教えてもらった王将に行ってみた。


めっちゃ普通の中華料理屋だった。









腹ごしらえしてからネオン街の中をウロウロ歩き回った。

大きな飲み屋街。

路上場所はいくらでもある。



でもなんか、なんかどうしてもやる気が湧いてこない。


やらなきゃいけない。

そういう旅なんだから、訪れた場所では確実にやっていかないといけない。


なのにギターを路上に置くのが怖い。



迷いながら車に戻り、結局逃げるように街から離れた。






「当分、歌うの控えたら?義務になっちゃってるからつらいんだよ。」



美香が電話でそう言う。

確かにそれもある。


でももっと大きな理由は、自分に自信がないこと。


ここんとこ、自分の腕の未熟さがコンプレックスになってて、周りに頑張ってね、とかサインくれよ、とか言われるのがすごくつらい。


上を目指せば目指すほど、今まで堂々と歌ってた自分が恥ずかしくなる。


あーもー歌いたくてたまらん!!俺の歌を披露したい!!って思う日まで、路上は控えようかな。


あー!!ギター練習しよ!!

















翌日、ますこ山ってところで目覚めた。


夕べ、この山から眺めた夜景はとても綺麗だった。


カップルの乗った車がいっぱいあったもんな。




早速姫路城へ向かった。













とにかくすごい!!!!


お金を取られて満足したお城はここが初めてだ。

しかも600円って安いし。
















外観もすごいけど、内部の木造の作りもすごく迫力があった。


ホント、江戸時代にタイムスリップしたかと思うくらい当時の姿が残されてる。


ここをお侍さんが走り回ってたんだなぁ。













いやー、この壮大さは行かなきゃわからないよ。


半端じゃない規模。


久しぶりの快晴が今日で本当に良かった。


本当に、ラピュタ状態。

浮いてるもん、空に。










    
それからお城の隣にある好古園へ。


ここもものすごく広い。










ぽちぽち歩いてると、「茶室、一服500円」の看板を発見。


面白そうだから中に入ってみると、奥に通され、広間に正座してると、着物のお姉さんが出てきた。


丁寧にお辞儀して茶菓子を置いてくれる。


部屋を出て行くと、しばらくしてお茶を持ってきた。


そしてまた出て行った。





1人きりで取り残され、なんだこれ?と思いながら座ってのんびり飲んでいると、今度は先生らしきおばさんと、お姉さん3人がゾロゾロ出てきた。



「お仕事、あのー、前されていたお仕事当てましょうか。一番に当てた人が勝ちということで。」



え?ええ?


な、なにこれ?


キャバクラ?



「ここに毎日くれば、夜に飲み屋に行かなくてもいいですね。」



「あら、いやですわ。」



「オホホホ。」



「うふふふふふふ。」







キャバクラ!?







いやぁ千利休の功績は素晴らしいですなぁとか思いながらしばらく談笑してると、誰か部屋に入ってきた。


あ!!あの人!!!


さっきお城ですれ違って「うぉっ!!ちょー美人!!」と思って振り返った美人な外国人の女の人がキョロキョロしながらやってきて俺の隣の座布団に座った。



では後は若い人たち同士で………みたいな感じで先生たちは他のお客さんの相手をしに行ってしまい、俺とその外人さん2人で取り残される。






結婚相談所!?




最近のお茶の世界怖い!!!!






(やべぇぇなんか話さないと……………やべぇぇ…………)



お茶を飲み終わって、何とも気まずそうにパンフレットを開いたり閉じたりしている女の子。


俺もその横で気まずさで緑色のゲロを吐きそうなので思い切って声をかけてみた。



「………メ、メ、メ…………May I take your pictures………OK?」



「………It’s me?」



「Yeah.」



「OK!!」





すごくフレンドリーな子で、会話もそこそこ弾み、外に出て庭園の中を2人で話しながら歩き回った。


彼女は22歳のドイツ人。


3週間かけて、京都・奈良・広島、と観光して周っていたらしい。



想像どおりドイツの女の人ってすっっっごく美人。

すっごくかわいい。






謎の写真。





「I can’t speak Japanese. What say Japanese??」



「ニホンゴデキナイ。」



「ニホンゴデキナイ?」



「Good!!Listen, アイシテル、say. 」



「What?アイシテ……ル??」



「Very good!!This word’s most important Japanese. say again!!」



「アイシテル…………What’s mean?」



「I can’t say. 」



「Oh my god!!ハハハハハ!!!」



一緒に姫路の街を歩き回り、駅まで送ってあげた。

今から大阪に行くらしい。



「It was good meeting you!!」



「Nice to meet you, too!!」



鳥取のトムに教えてもらった別れの言葉が早速役に立った。



ていうか、はぁああああ!!!

マジかわいいいいいいいい!!!!





ホームページアドレス教えたけど、見てくれるかなぁ?


っていうか、トムにしてもレヴィにしても、俺日本人の友達ができないんですけど…………





あの子可愛かったなぁ、ドイツとか行ってみたいなぁってぽやぽやしながら歩き、楽器屋でジェームステイラーのギタースコアを買った。


本が擦り切れるまで練習しよう。












温泉に入ろうと、塩田温泉のある夢前町へ。


どこに温泉があるのかわからないので、とりあえず飯食いに行って聞くことに。


「九州ラーメン」って看板に惹かれて店内に入ると、ママとお客さんのおじさん2人が大声でしゃべりながら笑ってる。



その大声に負けじと俺も大きな声で、いただきます!!と言ってラーメンを食べる。



「おっ!兄ちゃんえらいなー!!気持ちええわー。」



またぁ!?

いただきますがここじゃそんなに珍しいのか?


そこからおじちゃんたちに混じってみんなで長いことしゃべりまくる。






「兄ちゃん温泉入りに来たんやろ?はよ行かな閉まるで。22時までやけぇ。」



時計を見るともう21時20分。



「ヤバい!!僕もう行きます!!」



「兄ちゃん、ワイが払ろーたるけぇ、気ィつけて行きやー!!」



「ありがとうございますー!!ごちそうさまですー!!」






店を出て急いで塩田温泉に向かったんだけど、なぜか着いたのは香寺温泉ってとこ。


まぁどこでもいいか!!



「すいませーん、まだ入れますか??」



「あー22時までやけぇ、もうあんま時間ないでー。」



「まじっすかー………あーどーしよー。」



「お兄さんどこから来たの?」



「九州の宮崎です。」



「あらぁ九州からー。んー………よっしゃぁ、おまけしたるわ、22時15分までええで。」



「まじっすか!!ありがとうございます!!」



なんかもう、みんなこんな訳のわからん、何処の馬の骨とも知れん若造に優しくしてくれすぎ。


旅してるってだけでこんなにも色々してもらえるなんて不思議だな。


でもその分ちゃんと礼儀正しくしてないとな。







今夜はそのまま香寺温泉の駐車場で寝ることにした。


車内灯のぼんやりした灯りの下で日記を書いていると日付が変わる。



よし、今からギターの練習。

買ったばかりのジェイムステイラーの楽譜を開く。




実はまた美香が大学の休みを使って神戸まで会いに来てくれることになってる。


会いすぎかな。

いやでも会いたいんだから我慢することなんてないか。


こっちに来るまでに美香の好きな「You’ve got a friend」をマスターしたいな。

















翌日、友達のセンジ君から教えてもらった場所を探して姫路の街を車を走らせる。


栃木県で三味線づくりの修行をしてるセンジくんは高校の同級生。


ギターを弾いていて、バリバリのデスメタル野郎だった彼は、高校を卒業して、東京のギタークラフトの専門学校に入り、今は三味線を作りながら日本の伝統文化の勉強をしている。


21歳で、ラジオの三味線番組を聴いたり、1人で歌舞伎を見に行ったりしてて、ブラックサバスとかアモット兄弟とか言って頭ガンガン振りまくってたあの頃のセンジ君はどこに行ってしまったんだろう。


ギャップがすごくて笑ってしまうけど、でもそんなセンジ君が俺は大好きだ。




というわけで、伝統文化マニアの彼から教えてもらったのは明珍本舗っていう場所。


なにやらすごい火箸を作ってるところなんだそう。











姫路城の裏にある、伊伝居という地区を探し回り、人に道を尋ねながらようやくそのお店に到着。


作業場の一角にある、ほんの小さな部屋に入ると、ご主人とおばさんが優しく色々見せてくれた。





もともとは姫路のお武家さん相手に甲冑を作っていた家系というこのお店。


遡れば平安時代から鉄の鍛造をやってて、時の天皇にも称賛されたほどの凄腕の職人さんだったらしい。


秀吉とか武田信玄とかの鎧も作ってたそう。




それが時代の流れで甲冑の需要がなくなり、今はその技術を活かして火箸を作ってるとのこと。


かつてはあの千利休にも火箸を作ったというから半端じゃない。


現当主は52代目。


すごすぎ。


受け継がれすぎ。












火箸は5千円から70~80万円くらいのものまであって、いいやつは日本刀の原料の玉銅って鉱石で作られてある。


世界中の芸術家たちがこの火箸を買い求めにやってくる理由は、その火箸が打ち合わされた時の音。





もう、すごい。

俺の文章力ではとてもじゃないけど表せないので書かないけど、もう、もう、ほんとにすごい。


この火箸を風鈴のようにぶらさげて音を楽しむように作ってあるが、もーーーーーーとにかくこの音色はすごいから、音が聴きたいという人は是が非でも姫路まで足を運んでください。


マジ宇宙。







ここんところ日本の文化ってすごい面白く感じる。


こんな個性豊かな伝統工芸や伝統芸能が、全国各地にいまだに息づいてる。


テレビでしか見たことのなかった歴史上のお話が、本当にこの地であったことなんだってのを、文化や工芸を通して再発見できるなんて感動的すぎる。


ただ観光地に行って人に会うだけじゃなく、せっかく日本一周するならこうした脈々と受け継がれる伝統にも触れて回らないとな。




震える手で1万5千円の結構いいランクの火箸を買うと、説明書と銘入りの木箱がついてきた。


よーし、こいつを北海道の先端に行って鳴らしてやるぞ!!!







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