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ナミビアレンタカーのススメ



2017年5月5日(金曜日)
【ナミビア】 ウィントフック ~ 国境






カードボードボックスのキャンプサイトで目を覚ました。


ううう………体バキバキだ…………


昨日マットを返したことで固い土の上は寝づらかった。








でももうテントで寝るのもこれで最後だ。



南アフリカに着けばそこから先はキャンプではなくちゃんと宿のベッドに泊まっていく予定。


このテントも自炊用の鍋なんかも必要なくなる。




ああ、このところずーーーっとテント泊で、しかも早起きして運転しまくっていたので体の疲れもピークだ。


さらに今夜は22時間の夜行バス。




明日ケープタウンに着いたら死ぬほど寝て死ぬほどグータラしてやるううううううううう!!!!!


35歳だけど死ぬほどグータラしてやるうううううううう!!!!!


未来が怖いいいいいいいいいい!!!!!








ホシさんまたどっかで。












というわけで今日はチェックアウトしてから夕方のバスまで宿でネット作業です。


なので書くこともないので、ここでナミビアレンタカー旅のまとめを書いてみようかな。




今回のナミビアレンタカー旅では本当にネット上にある先人たちの情報に助けられました。


みなさん細かくいろんな情報を書いてくださっており、おかげでルート出しも日程組みも難しくなく、無事に7日間の周遊を終えることができました。


本当に感謝。



なので僕もこれからナミビアレンタカー周遊をする方たちのために、少しだけど情報をまとめてみたいと思います。



それでは行ってみよう!!









【7日間のルート】



★1日目。

・ウィントフック国際空港

・スワコプムント

走行距離、429キロ




★2日目

・スワコプムント

・デューン7

・ウォルビスベイ(フラミンゴ)

・ウィルウィッチア

・ムーンランドスケープ

・スワコプムント

走行距離、203キロ




★3日目

・スワコプムント

・ゼイラ座礁船

・ケープクロス

・スケルトンコーストパーク

・スワコプムント

走行距離、657キロ




★4日目

・スワコプムント

・セスリム

・デューン45

・セスリム

走行距離、472キロ




★5日目

・セスリム

・デッドフレイ

・セスリム

・ヘルマリングハウセン

走行距離、432キロ




★6日目

・ヘルマリングハウセン

・アウス

・コールマンスコップ

・ケントマンスフープ

走行距離、527キロ




★7日目

・ケントマンスフープ

・ウィントフック

走行距離、512キロ





こんな感じです。


総走行距離は3232キロ。










【かかった経費】


★レンタカー代 7日で32300円

★保険代 8660円。


合わせて40960円。(1日5850円)





★レンタカー1日目

空港までのタクシー 400ドル
シムカード 7ドル
シムチャージ 10ドル
昼ごはん 200ドル
マットレンタル 154ドル
中華食材 173ドル
キャンプグッズ 60ドル
コーラ 12ドル
ソケット 30ドル
夕飯 72ドル
ビール 30ドル
キャンプ 240ドル

計 1388ドル(11600円)



★レンタカー2日目

ムーンランドスケープパーミッション 90ドル
昼ごはん 60ドル
夕飯 350ドル
ビール 40ドル
食材、ポテチ 12ドル
キャンプ 240ドル

計 792ドル(6600円)



★レンタカー3日目

ガソリン 454ドル
ビール 40ドル
スケルトンパークパーミッション 170ドル
オットセイパーミッション 170ドル
キャンプ 240ドル

計 1074ドル(9000円)



★レンタカー4日目

ガソリン 443ドル
チップ 10ドル
水、ジュース 65ドル
ガソリン 195ドル
夕飯 201ドル
ビール 144ドル

計 1058ドル(8830円)



★レンタカー5日目

デッドフレイ送迎車 300ドル
ナミブ公園パーミッション 170ドル
キャンプ 400ドル
朝ごはん 140ドル
コーラ 15ドル
ガソリン 350ドル

計 1375ドル(11500円)



★レンタカー6日目

朝ごはん 67ドル
コーヒー 20ドル
ジュース 25ドル
トイレ 2ドル
コールマンスコップパーミッション 170ドル
ジュース 38ドル
昼ごはん 50ドル
ジュース 25ドル
トイレットペーパー 10ドル
キャンプ 215ドル
夕飯 134ドル
ビール 39ドル

計 795ドル(6640円)



★レンタカー7日目

ガソリン 470ドル
朝ごはん 73ドル
コーラ 9ドル
ガソリン 345ドル
宿 220ドル
クリーニング 50ドル
タクシー 20ドル
夕飯 63ドル
あめ 12ドル
ビール 64ドル

計 1326ドル(11070円)





総額、106200円。

1人53100円になりました。




この中でガソリン代は全部で2257ドル、18850円。



ということはレンタカーとガソリン代だけで6万円なので、その他は46000円。

1人23000円。




なのでもし4人のメンバーで回れば1人4万円切る計算です。



そんなに節約したつもりはないけど、金額面に関してはなかなか上出来だったと思います。










【注意すべきこと】


★レンタカーに関して



レンタルカーズドットコムでの事前予約は必須です。

そしてレンタカー会社のthrifyで借りるのはやめましょう。トラブルまみれです。マジで5割りかそれ以上の人たちが、予約をしていたにも関わらず、当日になって窓口で車がないとかそんな予約知らんとか言われて泣く泣くレンタカーできずにツアーで回ってました。

トラブルが絶えなくて有名なので、みんな前日に電話で確認したり、レンタルカーズドットコムにメールで、本当に大丈夫ですか?と聞いたりして、確認しまくった挙句に窓口に行って知らんと言われてます。


本当ありえないですが、これが実情です。


僕らも、いってもそれほどでもないだろーと思っていましたが、尋常じゃないくらいこの手でみんなやられてます。


レンタカー会社選びは気をつけましょう。






車は四駆じゃなくても大丈夫です。

ただ、オフロードをしこたま走ることになるので、二駆だと体力的にも精神的にもかなりやられます。

もし砂地にハマった時のことを考えるとシャレにならないので、運転に自信がなくてお金に余裕がある人は四駆を借りましょう。





タイヤはパンク前提です。

タイヤ交換の経験のない人は、前もって空港でスペアタイヤに履き替える練習をしておくといいと思います。





あと走行距離制限がない契約も大事。

1日何キロまで、という制限があったのを知らずに走りまくり、後からなかなかの金額を請求される、というのはレンタカーあるあるです。






もうひとつ、ウィントフックには空港がふたつあります。

町から45キロ離れた国際空港と、町中のエロス空港です。

ウィントフック国際空港で車をピックアップしようと思ったら、町から空港まで行くのに1人200ドルから300ドル、2000円以上のシャトルに乗らないといけません。

なので可能ならばエロス空港でピックアップできないかレンタカー会社に問い合わせておくといいと思います。
エロス空港までは町から15ドル、120円くらいあれば足ります。














★道路に関して


ナミビアの道路はあまり整備が進んでません。
アスファルトの舗装がされているのは一部の幹線道路のみで、多くが未舗装のガタガタ道。

見分け方は、A、B、C、Dという表記。

地図で道路を見るとC25とかそんな書き方をしています。


AとBはアスファルトです。Cは未舗装で、Dはパンク覚悟です。


制限速度は80~120キロとかなり飛ばせますが、タイヤを取られる砂地も多いので、路面状況に合った走行を心がけてください。








★宿に関して


宿泊施設は町中でも荒野の中でもどこにでもあるので心配はいりません。

ただナミビアの宿は激高いので、日本と同じくらいと考えておくのがいいと思います。

個室で6000円以上、ドミトリーで1500円以上、キャンプサイトのテント泊で1000円くらいって感じです。

最低でこのラインです。




大人気のセスリムキャンプサイトは予約必須。
ウィントフックのインデペンデンスストリートにあるブッシュマンっていうお土産物屋さん、そこの隣にあるオフィスで予約できます。
めっちゃ人気なのでフルが多いですが、当日枠もあるみたいなので予約なしで行ってもラッキーだったら泊まれます。




ちなみに、これ注意なのですが、このセスリムキャンプサイトの外ゲート、17時半で閉まります。


ゲートのところにそういったインフォメーションがなく、僕らはそれを知らなくて入ってしまいました。ゲートのセキュリティの人が結構いい加減なのでどうすればいいのか混乱してしまいます。



外ゲートからデューン45までは車で30分くらいかかります。

そして夕日の時間が17時半なので、夕日を見たらゲートが閉まるのに間に合わなくなります。


出られなくなります。


まだ中に人がいるのに閉められるという普通の観光地では考えられない状況が発生します。


これはゲートの中に宿泊施設があるせいで、おかげで分かりにくいです。


つまりセスリムキャンプサイトに泊まっていないとデューン45の夕日は見られないってわけです。


僕らは運良く木村君に出会えてキャンプサイトに泊まることができましたし、スタッフのかたにノープロブレムだよーと言ってもらえましたが、反省してします。どうかみなさんご注意ください。







★ガソリンスタンドに関して


ちゃんと要所要所でいろんなところにあるので問題ナシです。
でもケチってもうちょっと先で入れるかーと考えてしまうと荒野のど真ん中でガス欠になる可能性があるので、ガソリンスタンドを見つけたら例えそんなに減ってなくても満タンにしときましょう。






★食事に関して


キッチンのある宿では自炊することが多かったですが、スーパーのお惣菜も安くて美味しいです。

路上のバーベキューも美味しい。

あとはミートパイがめっちゃ美味しくていろんなところで売っているので朝ごはんにバッチリです。

















【モデルルート】


様々な情報をインプットして僕なりにいろんなルートを考えてみました。


多くの旅行者がこれらのどれかのルートで回ってるんじゃないかな。





★北コース(6~7日間)




ウィントフック出発

エトーシャ国立公園

オプウォで民族見学

スケルトンコースト抜け

スワコプムント周辺観光

セスリムで砂丘とデッドフレイ

ウィントフック戻り



動物、民族好きコースです。

多分1番メジャーなルートだと思います。

北から南へのスケルトンコースト抜けは可能です。







★南コース(6~7日間)




ウィントフック出発

スワコプムント周辺観光

スケルトンコースト往復

セスリムで砂丘とデッドフレイ

コールマンスコップ

フィッシュリバーキャニオン展望台

ウィントフック戻り




廃墟好きにはたまらないこのコース。

僕らはこのコースで回りました。

コールマンスコップ、最高です。








★フルカバーコース(10日間)




上の両方に行く贅沢コースです。







★ショートコース(2日間)




ウィントフック出発

セスリムで砂丘とデッドフレイ

ウィントフック戻り



全然アリだと思います。

これだけでもナミビアの素晴らしさを堪能できます。






【良かった場所トップ3】



3位 スケルトンコーストのラグーン




ここマジであの世です。最高です。






2位 デッドフレイ




不思議な夢の中に迷い込んだかのような錯覚になります。めっちゃ最高です。





1位 コールマンスコップ




あんまりナミビアレンタカー周遊のコースに組まれないこの場所。
でも僕は1番好きです。廃墟フェチじゃなくても行ったほうがいいです。最高の最高です。







ああああああああ!!!!まとめたあああああああああ!!!!!!!!


めっちゃまとめたぞおおおおおおおおおお!!!!!!!




このあたりがレンタカー周遊をする人たちの求める情報ではないでしょうか。





ナミビアレンタカーはアフリカの中でもかなりデカい思い出になりました。


アフリカの大地を自分の運転する車で駆け抜けるのは本当に爽快で、スリリングで、旅感溢れるものでした。


間違いなくアフリカでのトップ3に入る日々でした。


楽しかったなぁ。


みなさんもどうか安全運転でナミビアのレンタカー楽しんでください!!!



















というわけでまとめまくったところで時間は15時!!

そろそろ出発の時間だ!!!


荷物をまとめ、お世話になった宿、カードボードボックスを出て町に向けて歩いた。



そうしてだいたい20分くらいで町中にあるケンタッキーフライドチキンに到着。

目の前にガソリンスタンドがあるほうのケンタッキーだ。


ここがケープタウン行きのバス乗り場になる。






俺たちが乗るのはベイリーズレオライナーというバス会社。

人気のインターケープよりもだいぶ格安のバスだ。



ていうか周りにバスターミナルらしきものもまったくないし、本当にこんなところに国際バスが来るのか?と不安になってケンタッキーのスタッフのおばちゃんに聞いてみた。



「そうよ、そこの隣に来るわ。でもバスが来るまでお店の中にいなさい。外はベリーデンジャラスだからね。」



怖っ!!なにそれ怖っ!!


地元の人が言うってどんだけ危ないんだよ!!!












おばちゃんの言う通りケンタッキーのお店の中でしばらく待っていると、16時半に確かに大型バスがやってきた。


向かうは南アフリカのケープタウン。

ウィントフックよりも治安が悪いと言われるケープタウン。



普通に嫌すぎる…………







タクシーの客引きと、ワルそうな兄ちゃんたちがたむろしている駐車場を急ぎ足で歩き、スパパッとバスに乗り込んだ。


バスに乗っている人たちはさすがに身なりの綺麗な人たちばかりで、みんな当然のように英語を喋っている。


ナミビアですら先進国丸出しだったけど、これが南アフリカに行ったら完全にヨーロッパになるんだろうなぁ。

















バスは予定通り17時にゆっくりと動き出した。


ドキドキする。

ついにアフリカ旅最後の国、南アフリカだ。


旅人だれもが目指すあの約束の地、喜望峰。



とうとう喜望峰にたどり着くんだ。

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