スポンサーリンク やっぱりイギリスのパブはエールビール！！ 2017/1/8 2016/12/01~ イギリス, ■彼女と世界二周目■ 2016年12月27日（火曜日）【イングランド】 ウィットビー今日もいい天気だあああああああ！！！！！！嬉しすぎるうううううううう！！！！！！イギリスに詳しいかたから、冬のイギリスでは太陽が出る日が続くのは奇跡みたいなもんって聞いていたけど、まさにその奇跡がこの数日続いていて本当に気持ちが晴れる。快晴ってだけでめっちゃ大きなプレゼントみたいだ。しかもこのところずーーーっと立ってられないくらいの暴風が続いていたんだけど、今日はぱたりと風も止んで本当に清々しい。天気が良い分、気温は低いけど、透き通った空気が清々しい！！車の中で起きたら、窓ガラスの内側についた結露が凍ってシャーベットみたいになってて清々しい！！そして車を降りて外に出たら、すぐ目の前これ。もうウィットビー本当大好き。こんな美しい味のある港町、なかなかないよ。さて、そんな快晴の今日。まさに観光日和。まだ観光をちゃんとしていないので早いところ丘の上の廃墟を見に行きたい。でもそれより先にやっておきたいことがある。それは洗濯。マジで全然出来てない。ヒートテックの肌着を上下着ているんだけどもうずっと着っぱっなしだし、ズボンもシャツも寝まきもずっと洗えてない。冬なので汗かいて臭くなったりはしないけど、さすがにそろそろ全部やってしまわないと人としてマズい領域に突入してきている。女の子のカンちゃんならなおさらだ。というわけでやってきたのはコインランドリー。イギリスって結構どこの町にもコインランドリーがあるから助かる！！洗濯が3.5ポンド、500円。乾燥が20分で1ポンド、145円。天気も良い。久しぶりに全部綺麗な服になって爽快。あとはシャワーなんだけどな…………イギリス、高速のサービスエリア以外でいいシャワーポイント探さないとな。とりあえずやっとかないといけないことを終わらせることができ、洗濯の間にカンちゃんの作ってくれた美味しい朝ごはんも食べた。さぁ気合い入れて路上やるぞ！！とホコ天に行ってみると、うおおおお！！！人めっちゃおるううううううううう！！！！！！クリスマスイブ、クリスマス、ボクシングデーと一大イベントの週末が終わって平日に戻り、町はもうものすごい人出で賑わっていた。こいつはテンション上がりまくる！！！！！ソッコーでいつものコスタコーヒーに行ってラテを注文すると、店員の爽やかなお兄さんが、昨日外で歌ってたよね！いい歌をありがとう！とラテをもうひとつサービスしてくれた！！きゃあああああああ！！！！ウィットビー好き！！！！というわけで絶好調で今日も路上スタート！！うわあああああああああ！！！！！相変わらず反応ぼちぼちいいいいいいい！！！！！いや、入ることは入るんだけど、これだけたくさんの人がいるのに入れてくれる人の割合を考えるとどうしても寂しく感じてしまうんだよなぁ…………全員を振り向かせることができないのはわかってる。でもやっぱり、より多くの人に反応をもらいたいもの。頑張ろう。いい歌が歌えれば必ずちゃんとレスポンスは比例するはず。それを信じないと。それが信じられなかったら歌ってる意味がない。買い物行ってくるからちょっと犬見ててって預けられる図。今日はコインランドリーに行っていたことでスタート時間が遅かったのもあり、すぐに夜になって人通りがはけてしまった。周りのお店も16時には締まり出してしまい、平日に戻ったんじゃないのか？って思ったんだけど、どうやら今日はこの前のクリスマスが日曜日だったことによる振り替え休日のようだった。本格的な平日になるのは明日からのよう。そっかー、まぁしょうがないか。あがりは2時間で70ポンド。10000円。うん、昨日よりは時給は上がったぞ。「あ、どうもこんにちはー。日本から来たの？マジすごいねー！どうしてこんな田舎を選んだのー？」ギターを置いて片付けようとしているところに、いきなりめっちゃ流暢な日本語で声をかけられた。え？って驚いて顔を上げると、日本人、ではなくて欧米人だった。「え？！なんでそんなに日本人ペラペラなんですか！？ウケる！！」「いやー、英語の先生として日本の東京の高校で働いてるんですよ。もう11年住んでるからねー。下北沢に住んでるんです。」声をかけてきたのはダンさんというこのウィットビー出身の男性。クリスマスとニューイヤーのために現在東京から帰省中なんだそうだ。すげぇ！！この小さな港町で日本に11年も住んでる人と出会えるなんて！！！「この後なにしてるの？僕今からパブで友達と飲むんだけど良かったら一緒に飲みませんか？」余裕で行きます！！と即答してとりあえずダンさんと別れた。いやー、今日も面白い夜になりそうだ。というわけでフィッシュ&チップス。で、デケェ………………さすがに港町なのであちこちにフィッシュ&チップス屋さんがたくさんあって、町の人たちもスナック感覚で歩きながら手に持ってつまんでいる。しかもどのお店も、なんとかアワードをとりました！みたいな気合いの入ったお店ばかりだ。超絶デカいお魚と大量のポテトで6ポンド。860円。ロンドンで食べた13ポンドのフィッシュ&チップスなんだったの？しかも2人で食べても半分くらいしか食べられなかった。多すぎ。洗い物が面倒な時とかフィッシュ&チップスでご飯を簡単に済ませられるのは楽だな。ていうか後から知ったことだけど、このウィットビーってフィッシュ&チップスが有名が町だったみたい。腹ごしらえを終えたら荷物を車に置いて、身軽になってパブに向かった。教えてもらっていたのは教会の丘の下、199階段を降りたところにある港沿いのパブだった。梁や柱が不恰好に丸見えになった古民家で、壁には古いウィットビーの白黒写真が飾られていた。オシャレな古民家バーではなく、古き良き婆ちゃんの家みたいな酒場、それがパブ。とりあえずビールを注文し、2人でのんびり飲んでいると、向こうの団体さんの中にいたダンさんがやってきた。あ、全然気づかなかったな。「今日は同窓会なんですよー。クリスマスで同級生のみんなが色んなところから帰ってきてて、毎年こうやって集まって飲むんです。」店の奥には10人くらいの仲間が集まっており、みんな楽しそうにビールを飲んでいた。ダンさんが38歳だからみんな同い年だ。若く見える人もいれば、もう完全におじさんになってる人もいる。いやぁ、38歳の同窓会とか浮気の匂いがプンプンするよね！！！みんなもう大人で、久しぶりに会った同級生が素敵な雰囲気になっていて、刺激のない日常で火遊びがしてみたくて、お酒飲んで開放的になって神社の階段でキス！！！同窓会してええええええええええええええええ！！！！！！！日向高校の同級生、可愛い子いっぱいいたああああああああああああ！！！！！！いやぁ、同窓会楽しそうだなぁ。こんなパブでワイワイガヤガヤ飲んで、お互いの色んな話しして。どこの国も一緒だよなぁ。「イングランドではラガーよりもエールのほうが人気ですよ。特に北部の人はエールが好きです。」ダンさんが俺とカンちゃんに1杯ずつご馳走してくれたんだけど、オススメしてもらったエールを飲んでみた。日本のビールみたいな炭酸の濃いキレのある味わいのラガーとは違い、エールはまず色が黒っぽく、泡がすごく細かく、味は炭酸がほとんどないまろやかな感じだ。ラガーに慣れてる日本人からしたら気の抜けた味わいなんだけど、パブには必ずこのエールのタップがあり、そして値段も若干ラガーより高い。きっとハマったらこればっかりになるんだろうな。「ドラキュラ伯爵がこのウィットビーに来たんだけど、その時、港に入ってきた船に誰も人が乗っていなかった。乗っていたのは1匹の黒い犬だったんです。そしてその黒い犬が船を降りて199階段をのぼって教会に行き、そこでドラキュラに変身したんですよ。」それからも飲みながらダンさんに色んな話を教えてもらった。ウィットビーにまつわるロマン溢れる歴史上の伝説の話、そして近所の観光地の話なんかも。なにやらこのウィットビーから北上したスコットランドとの中間くらいにある小さな村で、大晦日の夜に不思議なお祭りがあるんだそう。人々が燃えた松明を持って夜の中を練り歩くというものらしく、話を聞くだけですごく面白そうだった。いい話聞いた。こりゃ年越しの町が決まったぞ。やっぱり地元の人と飲むのは楽しい。色んな情報が手に入るし、その町により深く入っていける。あー、でもそれよりも同窓会で昔好きだったあの子とこっそりメール交換して、後日休みの日に待ち合わせして米の山にドライブに行って夜景を眺めながらキスとかうわああああああ！！！！そのシチュエーションめっちゃいいいいいいいい！！！！愛が買えるならその涙のわけを教えて、愛が買えるならため息のわけを聞かせて、偽らずに！！！天領うどんの肉が食べたいいいいいいいいいい！！！！！！！同窓会ほとんど行ったことないです。いつも旅してるから誘われないです。寒いです……………
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