2016年12月2日(金曜日)
【イングランド】 ホーリー ~ ロンドン
朝、ホテルを出て駅に向かうまでの風景がとても新鮮だった。
赤レンガの小さな民家がいくつも並び、芝生が手入れされ、どこかアメリカの田舎を思い出させる。
内陸ヨーロッパにはこうした住宅地は少なかったように思える。
あの全てが洗練された内陸ヨーロッパの町並みから、どこか雑然とした雰囲気に変わった。
オーストリアでは何百年前に建てられた古い建物が新品のように使われているが、ここでは数十年前に建てられた新しい建築物が古びてくすんでいる。
そこに濃い生活の匂いが漂っている。
あ、なんか意識せずにイギリスはヨーロッパではないみたいな書き方になってしまっているけど、イギリスは地域的な呼び方ではヨーロッパ。
そして、この2年以内の脱退を掲げてはいるが今のところまだユナイテッドキングダムはヨーロピアンユニオンの一員だ。
でも、こうして大陸からイギリスにやってくると、まるで内陸ヨーロッパとは別物の空気感があり、こうした書き方になってしまう。
ホーリーの駅からロンドン市街のケンジントンというエリアまで10.5ポンドという値段にビビってしまった。
1時間くらいの距離で1500円か………………
2人で3千円。
怖…………
ケチっていても仕方ないのでチケットを買ったが、駅にあるカフェスタンドのコーヒーはまぁまぁ安い。
オーストリアだったら小さなカプチーノが2.8ユーロくらい、340円だけど、ここでは大きなサイズで2.4ポンド、同じく340円。
どうやらコーヒーは安いみたいだ。
マジわけわからん…………
実際イギリスに行こうと決めてからも、イギリスがどんな国か全然知らなかった。
アイルランドもイギリスのひとつだと思っていたなんて恥ずかしい話だけど、でもそう勘違いしてる人って少なくないんじゃないかな。
ユナイテッドキングダムはイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4つの国からなる連合国。
言葉も結構違うらしく、紙幣もそれぞれのお金が使われており、文化習慣もそれぞれに独自のものが今も残っているとのこと。
イギリスというひとつの国としてしか認識していなかったけど、実はそれぞれの国に本当に奥深い歴史と生い立ちがあるはず。
人口6300万人。
その内イングランドが5200万人。
スコットランドが500万人。
ウェールズが300万人。
北アイルランドが200万人。
そしてロンドンの首都圏は1400万人だ。
建国は927年。
スコットランドと合併してグレートブリテン王国となったのが1707年。
現在のグレートブリテン及び北アイルランド連合王国という形になったのは意外に最近で、1927年のことらしい。
イギリスといえば海軍の強靭さで世界の海の覇権を握っていたイメージだけど、ネットで調べて改めて衝撃だったのはイギリスがかつて植民地としていたエリアの広大さ。
キプロス
マルタ
アンティグア・バーブーダ
カナダ
グレナダ
ジャマイカ
セントクリストファー・ネービス
セントビンセント・グレナディーン
セントルシア
ドミニカ国
トリニダード・トバゴ
バハマ
バルバド
ベリーズ
ガイアナ
ウガンダ
ガーナ
カメルーン
ガンビア
ケニア
ザンビア
シエラレオネ
スワジランド
セーシェル
タンザニア
ナイジェリア
ナミビア
ボツワナ
マラウイ
モーリシャス
レソト
南アフリカ
インド
シンガポール
スリランカ
パキスタ
バングラデシ
ブルネイ
マレーシア
モルディブ
オーストラリア
キリバス
サモア
ソロモン諸島
ツバル
トンガ
ナウル
ニュージーランド
バヌアツ
パプアニューギニア
フィジー
アイルランド
ジンバブエ
ニューファンドランド
アフガニスタン
アメリカ合衆国
アラブ首長国連邦
イエメン
イラク
エジプト
オマーン
カタール
クウェート
スーダン
ソマリア
バーレーン
ミャンマー
ヨルダン
マジですげぇ。近年で1番世界に領土を持っていた国なんじゃないか?
そりゃこの国を中心に世界が回っててもおかしくないわ。
これからこの国をみっちり回り、様々な発見をしていこう。
クラプハムジャンクションという駅で降りると、ものすごい数の人たちがホームを雪崩のように行き交っていた。
ただでさえ肩が触れそうなほどの人の渦の中を大きなキャリーバックとギターを持って歩くなんて困難なことこの上ない。
誰もが足早に先を急いでおり、少しでも迷って足を止めると、舌打ちをされたり、カモーン!と追い立てられてしまう。
慌ててなんとかホームの端まで歩き、駅員さんに乗り換えの電車を聞き、ドタバタと次の電車に乗りこんだ。
オーストリアではあまり見なかった黒人さんが普通にiPhoneをいじっており、アジア人もムスリムの人たちもたくさんいる。
みんな他人に興味なさそうに電車が動き出すのを待っている。
この人種の入り混じりかた。アイデンティティの希薄さ。
大都会の冷たさってやつを久しぶりに味わって、ドッと疲れてしまう。
世界屈指の大都会なので電車の乗り換えなんかはまぁ分かりやすく、とにかくケンジントンオリンピアという駅にたどり着くことができた。
地上に出ると、たくさんのビルが立ち並んでおり、通りを車が行き交い、無数の小さなお店が隙間なくひしめいている。
道を走っている赤い2階建てのバスを見たときは、さすがにロンドンにいる実感が湧いた。
日本のブティックとかある…………
ゆうべから何も食べていないので、テキトーに通り沿いにあった中東料理屋さんに入ってみた。
店内はレストランだけでなく、中東ものの食材も売っていた。
お客さんは食事をせずに、ここで豆なんかをたくさん買い込んでいる。
メニューを見るとシャワルマが6ポンドと書いてあった。
換算すると今1ポンド144円なので………………870円!!!
しかしメニューを見る限りこのシャワルマが1番安いよう。
こんな場末の小さな食堂でこの値段かよ。
マジか…………オーストリアだったら400円もあればファストフードで腹ごしらえができたっていうのに。
仕方なくシャワルマを2人で食べたけど、お会計は1700円。
こりゃ節約していかないといけないな。
店主のオヤジがチラッと俺たちの大きな荷物に目をやる。
しかしそれ以上何か質問してくることはなかった。
予約していたホテルは大きな公園の中にあった。
何かの文化施設を買い取ったのか、煉瓦造りの古めかしい屋敷がドミトリーの建物になっており、それに対してレセプションの建物はとてもモダンだった。
スタッフたちはみんな若者で、ノリノリの流暢な英語でお客さんの若者たちとヘイメーン!!ってジョークを言い合って笑っている。
このチャラいユース的な雰囲気、久しぶりだなぁ。
ドミトリー部屋は最上階で、ヒーコラ言いながら荷物を抱えて階段をのぼり、中に入るとそこはまるでベッドのジャングルだった。
3段ベッドが部屋の中に所狭しと並んでおり、プライベートなんかあったもんじゃない。
21人ドミで、値段は1人1泊14ポンド。2000円。
週末が16ポンド。2300円。
これがこのロンドンでは最安値のホステルだ。
ゆっくり一息つきたいところなんだけど、今日は今から約束が2件入っている。
新しい国だけどのんびりしてる暇はない。
荷物を置いたら急いで宿を出てそのまま最寄りの地下鉄駅に向かった。
そして切符の券売機でオイスターカードというものを購入。
これはピタパみたいなもので、お金をチャージし、地下鉄やバスで機械にかざして支払いをするためのカードだ。
このオイスターカードを利用すると運賃が割安になるし、そもそもロンドン名物であるあの2階建ての赤いバスは現金支払いを受け付けていないのでこのオイスターカードを持っていないと乗ることができない。
カードの値段は5ポンド。720円。そこからお金をチャージするという具合。
この5ポンドはデポジットなので、カードが不要になった時に返却したら戻ってくるというから良心的。
さらに券売機に日本語表示があるなんて良心的通り越してすげぇ。
ロンドンは地図を見るだけでとてつもなく広大で、見所があちこちに散らばっているので、観光にはバスや地下鉄が必須だ。
ロンドンに着いたらオイスターカードは真っ先に作るべき。
オイスターカードをゲットしたらバスに乗り込んで向かったのはリッチモンドという西部のエリア。
市街地から45分くらいで行ける場所だ。
とある大事な用があって、どうしても行かなければいけなかった。
今夜はロンドンに在住されている日本人のかたとお会いすることになっている。
ブログを読んでくださっており、だいぶ前からメールでやりとりして約束していたことなので遅れることは許されない。
なので時間的には充分余裕を持って出発したんだけど…………………
ロンドンの渋滞ハンパじゃない……………
トロトロトロトロとしか進まず、このままでは夜の約束に間に合うかどうかわからなくなってきた。
とは言ってもこっちの要件もめちゃくちゃ大事。
とにかく早く用事を済ませて街に戻らないと。
待ち合わせの時間は18時半だ。
焦りながらバスに揺られること1時間以上。
ようやくリッチモンドに到着。
すぐさま教えてもらっていた住所を探し周ったんだけど、まぁ住所が分かりづらくて家が見つからない!!!
グーグルマップで出していた場所に行ってみると橋の上!!!
なめてんのか!!!
あーもうー!!!どこだよー!!とそこら辺の人に道を尋ねたりしながら探し回り、やっとのことで一軒の家を発見。
ここだ!!!!
よっしゃ!!!!
「あー!!久しぶりー!!うわー!!ロンドンにいるんだねー!!」
家の玄関から出てきたのはカンちゃんの大阪時代の友達であるヒデミちゃんだ。
俺も何度か会ったことがある。
そして再会の喜びもそこそこに、とある封筒を受け取った。
今回、イギリス滞在に向けてある書類を用意しなければいけなかったんだけど、ヒデミちゃんにその郵送先をお願いしていたのだ。
とても大事なこの書類。
明後日に使うのでどうしても今日中に受け取っておきたかったんだけど、とにかくゲット。
ヒデミちゃんマジでありがとう!!!!
またイギリスにいるうちに会えたら嬉しいよ!!!
16時には夜が訪れ、街の明かりがともり、道路は帰宅ラッシュの車で埋め尽くされた。
とにかく一刻も早く市街地に戻らないと夜の約束に間に合わなくなるんだけど、バスが時刻表通りに来ない!!
朝の電車もそうだったんだけど、ロンドンでは公共交通機関が平気で30分遅れたりとかするらしい。
1分遅れただけで大変申し訳ありませんって丁寧に謝ってくる日本がいかに時間に正確かってのをよく思い知らされるよ。
頼むーーーー!!!早くしてくれえええええ!!!!
あ!!来た!!バス来た!!
なんとか2階建てバスに乗り込み、ロンドンの中心部に向かった。
大慌てでバスを降り、帰宅の人たちで溢れかえる歩道をカンちゃんと走り、やっとのことで約束していたお店の前に到着。
時間は18時30分!!!!ジャスト!!!
でいうかお店の名前が………………
ヤバすぎる……………!!!!!
興奮を抑えつつお店に入ると、むわりとした砂糖と醤油の匂いがたちこめていた。
ぐおおおおおおお!!!!!この匂いヤバすぎる!!!!!!!
アジア人だらけの店の中を奥に案内されると、そこには1人の男性が座っていた。
「おー、無事イギリスに入れておめでとうございます。入国審査でもめたりしなかったですか?」
お会いしたのはロンドンに何年も駐在されている、とあるメディア関係のお仕事をされているMさん。
ロンドンに来られた際はお会いしましょうとご連絡をいただいていたんだけど、バタバタでして申し訳ありません!!!
「いえいえ、大丈夫ですよ。僕もさっきまでイベントがあって遅れそうだったので。じゃあ、食べましょうか。」
神の食事、キてしまった。
ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!
ロンドンでスキヤキイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!!
「ロンドンにはたくさんの日本人が住んでますからね。日本食屋さんも日本食材店も充実してて、好きな時に日本の物が食べられますよ。」
いかにロンドンが日本と近い場所にあるのかがよくわかる。
まさに世界トップクラスの大都会。
ここの人たちが世界を動かしているといっても過言ではないんだよなぁ。
アサヒの生ビールで美味しいスキヤキをつまむという、4年前の自分に土下座したくなるレベルの贅沢をさせてもらいながらたくさん色んなお話をした。
ロンドンが1番賑わうのは木曜。
金土日は家族サービス。
旅人にとって有名なイギリス治験が4泊5日を2回で1700ポンド。25万円。
クリスマスにはターキーの焼き過ぎで下水が油まみれになって脂取り専門の人が出動するとか、
他にも面白い話をたくさん聞かせてもらったんだけど、メモしてなかったせいで忘れてしまった。
いつも人と話している時、面白い話やタメになる話はすぐにiPhoneのメモに書くようにしている。
新鮮な情報を忘れないために。
でもお酒飲んでるとやっぱり忘れてしまったりするんだよなぁ。
もちろんその時間を楽しむのが1番大事なこと。
「それじゃあ次のお店に行きましょう。タクシー捕まえますね。」
3人で乗り込んだタクシーはクラシックカーみたいな丸みを帯びたデザインで、それが町の中をたくさん走っている様子がなんとも可愛らしい。
ニューヨークのイエローキャブも雰囲気あったけど、この歴史あるロンドンのタクシーがクラシックカーデザインってのが面白いなぁ。
しかも車内は席が向かい合わせになっていて、広々として快適だ。
「ここがバッキンガム宮殿です。エリザベス女王が宮殿にいる時は旗があがっているので、今日はいるみたいですね。」
「あそこがナショナルギャラリーです。あそこの前がバスカーたちの激戦区なので面白いですよ。」
タクシーの中からMさんに町のことを教えてもらいながら走り、しばらくしてから街の真ん中でタクシーを降りる。
するとそこはもうこの世の騒々しさの全てが集まってるんじゃないかというほどの喧騒に包まれていた。
巨大な電光掲示看板がこうこうと光り、うじゃうじゃと人がひしめき、車とバスが行き交い、あまりの賑やかさに萎縮してしまう。
オーストリアがいかに小さな田舎の国だったのかがよくわかる。
「ここがピカデリーサーカスというエリアです。ニューヨークでいうタイムズスクエアですね。劇場がいっぱいあって、この裏手がソーホーという繁華街エリアになります。そこのグイーンってカーブしてる道があるじゃないですか。あそこの通りの名前がリージェント通りっていうんです。髪型のリーゼントはあの通りのカーブから由来しているんですよ。」
ピカデリーサーカスっていったらシルクドソレイユみたいなサーカス団の名前だと思っていた猿ですどうも。
しかもリーゼントの髪型の由来がロンドン中心部の通りの名前だったなんて!!
ずっと昔から世界を引っ張ってきた歴史ある大国、イギリス。
きっと他にもたくさんの由来がイギリスから来てるんだろうなぁ。
「ここがヨーロッパ最大の日本食材店です。なんでもありますけど、結構高いんですよね。中国食材店とか韓国食材店で買ったほうが安いですよ。」
ピカデリーサーカスのど真ん中にあるビルの2階。
そんな超好立地に日本食材店があるなんて、いかに日本人がこのロンドンで幅をきかせているかが想像できる。
日本のスーパーに引けを取らない品揃えで、これだったらロンドンで暮らす上でなんの不便もなさそうだ。
ロンドンすげえなぁ。
ピカデリーサーカスを抜け少し歩いていくと、なにやら1軒のお店の前に何人かの人が並んでいるのが見えた。
どうやら行列ができているようだ。
なんのお店だ?
「さぁ、着きました。どっちのお店にしますか?」
ラーメン来たあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!
しかもれっきとした日本のラーメン屋のやつうううううううううううううううううううううう!!!!!!!!!!!
道路向かいには一風堂、こっちの行列ができてるのが金田屋というお店らしい。
今この金田屋ってのがロンドンで大人気なんだそう。
はぁはぁ……………
ラーメンを食べられる………………?
海外なのに……………?
ついにこの日が来てしまった…………………
ラーメンが好きで好きで、いつもラーメン食べたいって色んなところに書きまくってる俺が、もう何ヶ月ラーメンを食べてなかった?
ベルリンで1ヶ所食べたことは食べたけど、あまりにも残念な結果だったのでラーメン欲を満たすには至っていない。
きゃあああああああああああああ!!!!!!!!!!
恋い焦がれた本物のラーメンーーーーーーーーー!!!!!!!
すっごい美味しい。
これすっごい美味しい。
なんでこんなに美味しいの?なんで?
本物だ……………本物の豚骨だ……………
めちゃくちゃ美味しくてスープまで一滴も残さずに完食!!!
カンちゃんも大喜び!!!
「Mさん!!ここは出させてください!!さっきスキヤキご馳走になりましたし!!」
「そうですか?うーん、かえって申し訳ないですね。」
いやー、こんなに美味しいところに連れてきていただいて楽しいお話を聞かせていただいて感謝しかない!!
ラーメンくらいはせめて出させてください!!
まぁいってもラーメンの値段なんてたかが知れてるよね!!!
お会計、40ポンド。5800円。
ば、バカじゃないの……………?
ラーメン3杯で5800円て日本の倍以上やろ……………
ノーマルの豚骨が1杯が10.5ポンド、1500円なのは2億歩譲って見逃す。
しかしレシートを見ると、そこにサービス料で12.5パーセントが追加されている。
そういうやつか…………
「イギリスはこのサービス料ってのが発生するんですよね。でもあくまでチップ的な感覚のものなので、よほどひどい接客だったら払う必要はないです。」
なるほど。
本当アメリカでもそうだったけど、こういうの見ると日本のお店の接客がいかに素晴らしいかがよくわかる。
天領うどんのおばちゃんとかめっちゃ水入れに来てくれるし!!!
なんなら水が運ばれてきてからまだ飲んでないのにそこに水入れてくるから!!
「じゃあ、最後にもう1杯だけ飲んで帰りましょうか?イギリスっていったらパブですからね。」
パブウウウウウウウウウウウウ!!!!!!
パブとバーの違いってなんなのおおおおおおおお!!!!!
よく外国でアイリッシュパブとかってお店があるけど、その定義ってなんなのおおおおおおおお!!!!
パブで幼児プレイなの!!??
パブでバブーなの!!??全っ然面白くない!!!
ラーメン屋さんを出て、ソーホーの繁華街の中に入り、賑わっている1軒のパブに入った。
歴史を感じさせるウッディな造りで、これぞ古き良き酒場っていう雰囲気だ。
店内はもうガヤガヤガヤガヤ!!とすごい盛り上がり。
別に音楽が爆音で流れているわけでもなんでもないけど、みんな喋り声がでかくて騒々しいことこの上ない!!
とにかくビールをゲットしたらお店の外に出てのんびりと乾杯。
通りの頭上にきらびやかなクリスマスイルミネーションが飾られ、通りをこうこうと照らしている。
今ロンドンの街中すべてがイルミネーションでまたたいている。
ウィーンもそうだったし、きっとパリもベルリンも、アメリカもそして日本も、世界中が美しい光に包まれてもうすぐやってくるこの1年の終わりを待っている。
俺が生まれた時、俺が小学校に行ってたとき、高校でバンドをやってた時も、ロンドンは変わらず毎日毎日この狂乱の夜を繰り返してきたんだよな。
俺がいなくても、遠い遠い場所で、人々は酒を飲み、恋をして、泣いて笑ってる。
世界は毎日回っているんだ。
頭の中に思い浮かべられる世界地図に、またひとつロンドンという町が加わったぞ。
ロンドン初日にMさんにお会いできて本当によかった!!
これからのイギリス滞在に向けてたくさんのお話を聞けて、すごくタメになりました!!
Mさん本当にありがとうございました!!
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神奈川のホテルをアゴダでとってくださったかたがいました!!
野毛とソーホーは当たり前だけど全然違いますね。でも野毛大好きです。
どうもありがとうございます!!