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プラハでバー巡りのハシゴ酒いってみよう!!


2016年9月5日(月曜日)
【チェコ】 プラハ





ヨーロッパの駐車場事情について、ひとつ大事なポイントを学んだので書いておきます。




ヨーロッパの駐車場でメインになってくるのは道路脇の路面駐車。


近くにパーキングマシーンが立っており、そこにコインを入れてチケットをダッシュボードに置いておくというシステムです。

日本でも都会にはこのタイプのものはあるので馴染みはあると思います。




でも日本の路面駐車ってだいたい1時間マックスとかのちょい停めのためのもの。

これがヨーロッパではもっと長いです。



場所によりますけど、3時間マックス、5時間マックスってところもある。


もちろんこれはチケットをその時間分買っての話。








ここでいつも気になっていたのが、マックス5時間停めた後のこと。



この駐車場は同じところに5時間連続で停めるのがマックスで、それが切れたらチケットを買おうが別のスペースに移動しないといけないんではないか?


それがいつもわからなくて、マックス3時間のところに停めて路上に行き、その時間になったら車に戻って別のスペースに動かしてまたチケットを買い直していた。


動かす必要があるので、運転できる俺が行かないといけない。

なので路上を中断しないといけないのがすごく面倒くさかった。




でも今日、駐禁の取り締まりをしているお巡りさんがいたので聞いてみたところ、マックスの時間を過ぎてもチケットだけ買い直して延長すれば車の場所は動かす必要がないと教えてもらった。


なんだよー、そうだったのか。



だったら俺が歌っていてもカンちゃんにチケットだけ延長しに行って貰えばいいってわけだ。


大きな疑問が解決してすごくすっきりした。








ちなみにそのまま夜を通して駐車したい場合は、


だいたいの路面パーキングは営業時間があり、月曜から金曜の8時~18時というのが一般的。もちろん都会だったらもっと夜遅くまで営業してる。


そしてその時間帯以外は無料で停め放題だ。



例えば金曜日に車を停め、パーキングマシーンにお金を入れていったら、17時40分、17時50分とカウントされていき、18時を過ぎた時点で月曜日の朝8時に時間が飛んでそこからまたカウントされていく。


またいでチケットを買っておけば安心して週末ずっと停めておけるって寸法だ。



最初は道路標識の文字が読めなくて間違って停めてしまい罰金をとられたりしたけど、3ヶ月経ってもう駐車問題は全部解消。


まぁ無料のところを見つけられれば1番なんだけど、これは地元の人じゃないと感覚がわからないので俺たち外国人は安いところに停めるのが無難かな。






















よっしゃあああああああああああああああ!!!!!!!


というわけで朝起きてチケットを買い直してダッシュボードに叩きつけたら、今日は全精力を注ぎこんでプラハ飲み歩きだコンチクショウ!!!!!


昨日は二日酔いだったので1軒だけにしておいたけど、早めに寝たおかげで今日は元気いっぱい腎臓ピカピカ!!!

飲みまくる戦闘態勢万全!!!




「カンちゃん!!とりあえず今からカクテル20杯くらい飲みまくって適量だ、って言うからそのあとバットで全力でブン殴ってもらって、今度力を抜いたら全員殺す!!って言うからバットでタコ殴りにしてもらってタキシード着て宙に舞っていい!?」



「どういうことなの?バー巡り楽しみー!!」



「よおおおおおし!!!!地球一のタフガイにまかせとけええええええええ!!!!!不健康なことするぞおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」









というわけで近くにいいカフェを見つけたので健康的にカプチーノからスタート。





朝の光がまぶしいカフェでは地元の人たちが優雅にコーヒー飲みながらパソコン作業をしてる。

オシャレだし、静かだし、長居できるし、ここめっちゃいいカフェだな。

カプチーノ、1杯48コルナ。200円。














ある程度ネット作業をしたら、次は優雅にプラハ城の観光でもしましょうか。




















うわぁ、大きくて綺麗だなぁー…………









韓国人の数が尋常じゃないです。


そして整形してる人みんな同じ顔してる。



























ひとつの町のようになっている場内を回り、巨大な大聖堂を見学し、見事なステンドグラスにため息をつきながら展望スペースへ。


プラハ城は高台にあるのでそこから百塔の街と言われるプラハを一望できる。










前回の世界一周の時、ヨーロッパは毎日野宿だったのでずっと荷物を持ち運んでいた。

こんなガタガタ石畳の急な坂道をゼーハーゼーハー言いながら上り下りして街を回っていたんだよなぁ。


考えられん…………








アジア人ってみんな写真めっちゃ撮るよね!って欧米人に言われて引け目を感じてるみなさん!!


欧米人もお尻支えられながらめっちゃ必死に写真撮ってますから大丈夫です!!





















よし!!!

観光はもうこんだけ!!!!


時間は14時!!!チクショウ出遅れた!!!もう14時じゃねぇか!!日本だったら犯罪レベルだけど、チェコ人たちはもう5杯はやらかしてる時間帯だ!!

チェコの飲んだくれたちに負けてらんねぇぞ!!!



というわけで城を猛ダッシュで降りてカレル橋のたもとでバイオリン弾いてたアジア人の兄さんのケースに1ユーロ放り込んで、橋を渡りながらブルーストリオを探したけど今日もいなくて残念!!






















カレル橋、本当綺麗だなぁ。



















マリオネットってプラハっぽいなぁ。








レトロな町に近代的なトラム。それがプラハ。










旧市街の蜘蛛の巣みたいな路地を駆け抜けて新市街を抜け、広場の奥まったところに本日の1軒目発見!!!






「金丸さん、こちらが本日の1軒目、ウピンカスーになります。」



「ウ、ウピンカスーだとぉ!!??ただの下ネタじゃねえか!!!」



「こちらのお店は1843年オープンで、プラハで初めてピルスナービールを出したお店として知られております。ビーフタルタルという料理が美味しいらしいです。」



「ウピンカスーでタルタル!!??完全にただのエロビのタイトルじゃねぇか!!!」



「ハロー、いらっしゃいませ、ご注文は?」



「ビール2杯ください!!いやぁユニークな名前ですね!!ビーフタルタルもください!!」
















店内は昨日の黄金の虎と同じくいたって普通のシンプルな内装。

それが飾らない昔ながらのプラハの酒場の雰囲気で親しみがわく。


チラホラいるお客さんはみんな観光客だ。

どうやらこのお店、日本のガイドブックにも載っているような有名店らしい。




この人がウピンカスーさんらしい。










ビールはやはりここも泡が半分くらい。

もちろん美味しい!!






そして気になるビーフタルタル。


一体どんな料理だろう?と思っていたら、出てきたのはこれ。











超予想外。



え?揚げた牛肉か焼いた牛肉にタルタルが乗って出てくるっていうイメージしかしてなかったのにまさかの牛の生ミンチ。


その上に生卵が乗っており、横に生の玉ねぎとニンニクが添えられている。


どうやらこれらを自分で刻んで混ぜ混ぜして、揚げパンに乗せて食べるというもの……………でいいのかな?

食べ方の説明とかしてくれないのでわからんけど、多分そんなもん!!





お!!意外にも美味い!!!

もっと生臭いのかなと思ったんだけど、コクがあって塩味もちょうどよく、サクサクの揚げパンと相性バッチリだ。


これは美味い。

いやぁ、世の中いろんな食べ物があって形は違うけど、どれも美味しいよなぁ。



ほどよく酔いがまわってきたところで1軒目は終了!!



★ウピンカスー
店内タバコNG
ビール……45コロナ、192円
ビーフタルタル……199コロナ、850円。



評価は10のうち7!!

さすがは有名店!!いいお店!!



















次にやってきたのはウピンカスーから歩いて5分のところにあるウドゥボコチェクっていうゲロ吐くときの効果音みたいな名前の店。




プラハだったら特に目立つことのない普通の酒場って感じだ。


二匹の猫って意味の店名で、お店のいたるところに猫の置物とか絵が描いてある。










店内は広く、お客さんも多いのでウェイターの女の人が慌ただしく動き回っている。



とりあえずビールを2杯注文。


するとビールと一緒になぜかシュナップスが運ばれてきた。





は?なにこれ?と聞くと、シュナップスよーと言ってウェイターの女の人は忙しく歩いていった。


シュナップスってのはスピリットのこと。度数の高いアルコールだ。

パーティーとかでショットで飲んだりはするけど、さすがにこんな真昼間からシュナップスなんかいくわけない。


もちろん注文なんかしていない。





まぁこんだけバーが無数にあるプラハ。

他のお店と差をつけるためにビールにサービスでシュナップスを付けてるのかな。




食べ物はチェコではどこでも見ることができる酸味のきいたビーフシチューを頼んだ。





「あー、スジのたいたんやねー。」




関西人その言いかたするよねーとカンちゃんと楽しくお喋りしていたら、店の端っこのほうにアコーディオンを持ったオッさんがやってきて座って1人で演奏を始めた。


お客さんの話し声で賑やかな店内なので、オッさん1人のアコーディオンではほとんど聞こえない上に、どうせ誰も聞いてないやろ、みたいなやる気のない演奏。

店のスタッフが暇つぶしでやってるような感じだ。


これじゃ誰も喜ばん。


しかし演奏もひどいもんだったけど、もっとひどいことがこの後おきた。










お会計。

だいたい250コロナくらいかなーと思っていたら、持ってこられた紙には驚愕の値段が書いてあった。



575コロナ。2500円。




ちょっと待て。倍以上じゃねぇか。

外の看板にはビールは40コロナと書いてあった。
170円のビールを2杯と料理1品でどうしてこんな法外な値段になるんだ!?




ウェイターさんを呼んでどういうことか聞いてみた。


するとなんと、頼んでもいないのに運ばれてきたあのシュナップス。


あれが1杯120コロナだという。2杯なので240コロナ。


ビール1杯が40コロナなのに高すぎる!!っていうかそんな問題じゃなく俺たち注文してねぇ!!




これ注文してないんですけど?と抗議すると、アイドントノーとつっけんどんな態度。


なに言ってもアイドントノーで、はぁあバカなアジア人が、みたいな態度だ。



ぐぅ…………そんなに冷たい目で見られると、もういいよ!!って諦めて払ってしまいそうになる…………




「いや、私たち頼んでいませんよ?なのに払わないといけないんですか?わかりました、注文取りに来たウェイターさんをここに呼んでください。あの人です。あの若い女の子。」



腰の引けている俺の横で、毅然と抗議するカンちゃん。

カンちゃんこういうところしっかりしてる!!





間にほったらかされたりしたけど、なんとかわかってもらえ、シュナップス代を引いてもらえたことは引いてもらえたんだけど、それでも計算が合わない。


どうしてもまだ110コロナほど謎のお金が足されている。


なんの金額だ?と思ってよくよく見てみると、メニュー表の下のところに、転換代25コロナ、ライブミュージックチャージ30コロナ、と書いてあった。


テーブルチャージて…………とりあえずこれまで行ったふたつの有名店にはテーブルチャージなんてものなかった。



しかもライブミュージックチャージ…………


あのパラパラーって弾いてるやる気のない演奏で強制で音楽代とるか?







まぁメニュー表に書いてるれっきとした値段なんだからこれは仕方がない。


でも間違ってあんな高いお酒を運んできて請求してきた上に、アイドントノーって確認することもなく小バカにしたような態度とってくるってのはさすがに観光客なめてる。



★ウドゥボコチェク
店内タバコOK
ビール……40コロナ、170円
ビーフシチュー……145コロナ、620円
テーブルチャージ……1人25コロナ、105円
ライブミュージックチャージ……1人30コロナ、128円。


評価は10のうち2!!


ここは行かんほうがいい!!














店を出てからもあれはないなぁ、とカンちゃんと話しながら街を歩いた。



昨日、めっちゃふっかけてきた換金屋にしてもそうだけど、プラハは結構観光客に対して雑な対応をしてくる印象だ。


アジア人、特に日本人はあんまりはっきり文句を言わないので、ふっかけてもそんなもんかーって感じで払ってしまうのか。


日本人の中でも色んな国を渡り歩いている旅慣れしたバッグパッカーならまだはっきり言う。でもヨーロッパに短期旅行に来たおじさんおばさんとかだったら疑問にも思わないのかもしれない。





こうして旅行先でのお金のことでよく議論になるのが、

「値切りとはいかがなものか」

ってやつ。





例えばインド。


俺さっき駅からホテルまでリキシャーで来たけど100ルピーかかったわー。

あれ?俺昨日50ルピーでリキシャーに乗りましたよ?これって現地人の価格なんですよね、頑張って交渉すればちゃんとボラれずに済みますよー。


というやりとりをよく宿で見る。




インドは半端ないボッタクリ大国。


まず500ルピーから始まって、それを頑張って交渉して100ルピーにして乗って、いやぁ安く乗れたなぁ得したなぁって思っていたのに、それを50ルピーで乗ってる旅人もいて、一体どれほど強引に値下げしたんだ!?ってそのメンタルに頭がさがる。


あのアグレッシブなインド人相手に現地人価格をもぎ取るってのは至難の技だ。

よほどのハートがないと交渉を諦める。


実際すげぇって思う。













でも逆に、そんなに必死に値下げしてなんの意味があるの?という人もいる。


頑張って値下げしたところで50円くらいの話だ。

節約をしなければいけないバッグパッカーだったとしたも日本人にとって50円なんてそこまで痛い金額ではないはず。


インド人は月給1万円とか6000円とかそんな暮らししてるのに、金持ちの日本人がインドでなんとしても正規価格である現地人価格で旅行してやる!!なんてそんなバカなみっともないことしないで欲しい、っていう考えだ。





どっちもめっちゃわかる。

100円のところを1000円って平然と言われ、まぁ交渉すんのも面倒だからってチップのつもりで払う人もいる。

はぁ!!?10倍とか頭おかしいんじゃねぇか!?って頑張って頑張って値切って少しでも安く旅する人もいる。




別にどっちでもいいと思う。

ただ、へ!日本人はチョロいぜ!なんて後から言われるかと思うと俺は若干腹が立つので、なめられない程度の対応はするように心がけてる。



これって悩むところなんだよなぁ。

必死こいて値切れたとしてもなんだかカッコ悪い気もするし、余裕こいて高いと分かっていながら払ったとしても後味が悪い。




日本人って見栄張りな人が多いから、値切ることをみっともない行為って感じる人が多いと思うけど、あからさまなボッタくりに文句を言わないのもまた違うと思う。


んー、微妙なところだなぁ。




ちなみに昨日のお店と今日の1軒目ではチップを置いてきた。良いもの食べさせてもらった気持ちだ。


もちろん、さっきの店ではなんもなし。


どこの観光立国でもそうだけど、ボッタくったりしないで丁寧な対応をしてればお客さん増えるんだろうになぁ。





















結構酔っ払ってきたのでぼちぼち車に戻り、観光エリアを抜けて地元の人たちの生活エリアにやってきた。

俺たちの車はこのあたりに停めてある。



そしてメイン通りから入った静かな路地裏にある小さなバーを飲み歩き最後のお店に決めた。






小さなバーで、地元の人たちが1組だけビールを飲んで盛り上がっている。

これまで行った有名店とは違って、どこにでもある普通の庶民的なバーの雰囲気にとても落ち着いた。



あー、ビールとフライドポテトの安定感が嬉しいなぁ。
そしてやっぱり地元エリアは安いわ。






★ヘルズベッツ
店内タバコOK
ビール……33コロナ、140円
ポテトフライ……50コロナ、210円



評価は10のうち7。


旧市街の外に出れば地元の人たちご用達の飾らないお店がたくさんある。
有名店はもちろん素晴らしいけど、きっと地元エリアのバーのほうがチェコビールの素顔を見られるんじゃないかな。













俺は酒が弱いのでふらふらになって店を出た。

カンちゃんももう眠たそうだ。



あぁ、楽しかったー。プラハ満喫だー。
ビールが安くて美味しいって本当素敵なところだ。


そしてこのまま車で寝っころがれる安心感。


あぁ、自由だなぁ。







あぁ、とりあえずリンガーハット行きたくて仕方ないなぁ。



プラハにリンガーハットないかなぁ…………









我慢しておやすみなさい。







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リヨンのホテルをアゴダでとってくださったかたがいました!!


リヨンってどんなところなんだろ!?
行ったことないエリアってのはまったく頭に地理のイメージがわきません。


どうもありがとうございます!!






バルセロナのホテルをアゴダでとってくださったかたがいました!!


バルセロナまだ行ってないからサグラダファミリア見たいいいいいい!!!!!


どうもありがとうございます!!

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