2016年2月1日(月曜日)
【大阪府】 河内長野
旅に必要なものシリーズ。
現在、出発に向けて色々準備していってるんだけど、またひとつ旅に必要不可欠なものを購入。
これ。
リンデロン。
ステロイドの軟膏ですね。
僕アトピーです。
肌がかゆくなります。
でもそこまで重いやつではなくて、たまにちょこっと痒くなる部分が出て、そこに薬を塗ったらすぐに治って、またしばらくしたら違う場所にちょこっと出てくるといった具合。
出る場所は首とか腕の内側とか太ももとかお腹とか、本当バラバラ。
そこまでひどくはないんだけど、ほっといたらどんどん痒くなっていって、ガッサガサに荒れてしまう。
このリンデロンを塗れば1発で治る。
ステロイドさまさま。
持病はこんなもんかな。
喘息も一応持ってるんだけど、最近はずっと出てないのでほったらかしてる。
でもやっぱりアトピーだけはどうにもなんないなぁ。
旅中にリンデロンがなくなったら地味に結構痛い。
他の肌荒れの軟膏では効かないんだよな。最低リンデロン。
もっと強い練り薬とかだったらクレイジーダイヤモンド並みに一瞬なんだろうけど。
でもあの練り薬でもずっと肌が荒れてる人っているけど、あれは可哀想だなぁって思う。
あのアトピーが重い人たちに比べたら俺のなんて蚊に刺されたようなもんだよ。
さて、今日はカンちゃんの部屋の引っ越しをしました。
と言っても別に実際に引っ越しするわけではなく、知り合いに車を借りてカンちゃんの部屋のいらない荷物を実家に運ぶだけ。
「あ!フミくん、それ重いから無理しないで!2人で運ぼう。」
ふ、なめてもらっちゃ困るなカンちゃん。
こう見えても昔引っ越し屋さんのバイトもしてましたからね、俺にかかれば段ボールのひとつやふたつや段ボールハウスまで俺に任せとけえええ!!!
と気合い入れて持ち上げたら右手の中指のギター弾くための爪が割れて、日曜日の山口でのライブが危ういことになりました。岩国のみなさん!ごめん!!
ていうか僕の人生で1番キツかった仕事、引っ越し屋さんです。
あれ超人の集団です。
トラック乗るじゃないですか。
両側に座ってるのオリバですからね。
ハーレー、片手で投げます。
引っ越し屋さんって歩合です。
京都でやった引っ越しバイトは確か1件3000円だった気がする。
1件ってのは荷物を積んで、引っ越し先に行って荷物を運び入れるまで。
それで3000円。
これが民家ならまだいい。
マンションもいい。
アパートだと終わってる。
アパートって確か5階建てまではエレベーターつけなくていいんですよ。
5階の部屋の荷物を階段で下ろさないといけないんです。
お前なめてんのか?5階とか住んで調子に乗ってんのか?ってなります。
段ボールを2段積み、3段積みでかかえて階段を駆け下りてくる先輩からそれを受け取り、下から駆け上がってきた先輩に受け渡すというリレー方式なんだけど、あまりのキツさに俺の移動距離、階段5段とかそんなもん。
足プルプルになりながら腕が上がらなくなってもう死ぬもう死ぬってなってるとオリバたちに、しっかりしろやああ!!と怒鳴られ、死ぬ気で頑張ってやっとのことで積み込み完了して、車を走らせて引っ越し先に着いたらエレベーターなしのアパートの4階。
引っ越しすんなよおおおおおおお!!!!!
通えよおおおおおお!!!!たいして移動してねぇのにいいい!!!!
そしてまた腕と太ももの筋肉がすべて昇天して脱力を極めてシャオリー使えるところまでいって、やっと1件終了。
それを1日4件とか。
ただおじちゃんおばちゃんとかだとご祝儀をくれる人もいるので、それを合わせてだいたい1日で1万5000円くらいのバイト代だった。
でも1番の問題は引っ越し屋さんで働いてるオリバたちの性格。
日本全国全員そうじゃないんだろうけど、今まで引っ越し屋さんで会ったオリバたち、マジで全員嫌なやつだった。
「おい小僧?邪魔するなら帰れ。」
「おい、バカなのお前?バカなの?バカですって言えよバーカ。」
「殺すぞテメエ。」
そんなこと普通に言われてたなぁ。
俺はまだマシだったけど、周りのバイトのやつらとか泣いて現場から消えるやつとかいっぱいいた。
そうやって追い込んで逃げていったバイトの数をカウントして自分の勲章みたいにしてるオリバたちが結構いた。
マジで劣悪な環境すぎ。
引っ越しはキツイ。
肉体的にも精神的にも。
まぁ、おかげで物運ぶのは少し上手くなったけど。
女の子の女の子らしさを女子力っていうけど、重いもの運ぶのは完全に男子力だよね。
というわけでプチ引っ越し完了。
俺も宮崎の実家に要らない荷物を送らなきゃいけない。
あー!全部ちゃんと片付けてインドに行かなきゃ!!
やり残したことないようにしないと!!
さすが大阪の女の子!!