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グアテマラ初路上演奏

11月16日 土曜日
【グアテマラ】 アンティグア





よっしゃ路上やるぞコノヤロオラアアアアアアアアア!!!!!

グアテマラは稼げるのかあああんん??!!





そんなグアテマラのミニお国情報!!


★首都……グアテマラシティー
★人口……1400万人
★言語……スペイン語
★独立……1821年 スペインから
★宗教……カトリック、プロテスタント、他
★通貨……ケツァール
★レート……1ケツァール = 12.7円
★世界遺産……文化2件、複合1件





はい、そんなマイナーな中米の小さな国だけれども、ティカルというマヤ文明最大の遺跡と、美しい町並みのアンティグアのおかげで一大観光大国として世界中から人々がやってくる魅力に溢れた国です。

物価も安いから貧乏旅人やヒッピーも多いし、異国情緒溢れるリゾート地としてのクオリティも高いので年配のお金持ち旅行者にも人気がある。

このアンティグアは、周りを美しい山で囲まれており、しかもそれらは今だ活動している火山で、少し行けば美しい湖もあり、自然をこれでもかというほど体感できる素晴らしい場所。


観光客もわんさかいる。




よーし、今日は久しぶりの路上演奏で稼ぎまくった上で、可愛らしい日本人女子大生旅行者のティカルにボルケーノをセムクチャンペイしてやる!!!






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はい、綺麗。

マジでこの町すごく綺麗です。

なんでもずーっと昔はここがグアテマラの中心地だったらしいんだけど、火山の噴火により荒廃し、少し離れたグアテマラシティーに首都を移したんだそうだ。


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なので、未だ町の中にはいたるところに当時の面影を残す朽ちた教会や、雑草におおわれた廃墟が佇んでいる。

なんだか夢の中に迷い込んだような、不思議な感覚にさえなってしまう。

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その時の止まったような寂しげな姿に、もののあはれを抱かずにはいられない。

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よーし、商店でグアテマラ名物のラッキーメンを購入して腹ごしらえ!!

5ケツァール、60円を払ったからもうお金が2ケツァールしかないですね!!



中米で財布の中身、24円。




ふおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!
テンション上がるううウウウウウリリリリイイイイイイイイイイ!!!!!!!






そしたら宿のスタッフにお金払って下さいと言われたので、今夜必ず払いますぅ……と仔犬のような顔でお願いして、背水の陣でギターを持って宿を出発。




や、やべぇ(´Д` )

ケツァール稼げなかったらケツで………






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とかほんとクソどうでもいい冗談を考えながら、ドキドキで観光の中心地にやってきました。


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町の真ん中にはソカロ、いつもの公園がありますね。

周りには美しい教会や歴史のある建物が並び、たくさんの観光客が歩いている。

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ソカロから一本、ホコ天の通りを発見。

よっしゃ!!めちゃくちゃ綺麗じゃねぇか!!

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すぐ近くにそびえる山々にかかりアーチの時計塔。
あのアーチがこのアンティグアのシンボルといったところか。

まるで夢の中のおぼろげな光景みたいだ。

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サブウェイも景観保護でこんなオシャレ。





しかしこんな綺麗な通りでは、決まっていつも演奏を止めらる。

そうなったら、またもやこんなにもいい町が冴えない思い出になってしまう、っていうか宿代払えねぇ、っていうか飯が食えねええええええええ!!!!!!







はっ!!

路上レーダーが反応する!!



ソカロにクオリティの低い銅像パフォーマー発見!!





ホコ天の真ん中あたりにピエロのパフォーマー発見!!

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その向こうに木琴を叩いてる3人のオッさん発見!!!

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これらが示すのは………


パフォーマンス禁止の町ではないということ!!!

よし!!多分大丈夫!!

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でもあれ、やっぱりここはグアテマラだから、物価の安い国だから、まぁ20ドルいけば良し、30ドルいけば万々歳ってとこだよな。

ケツァールにしたら200ケツァールもいけば富豪だぜ。












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はい、293ケツァールと17ドルと5ブラジルマネー。

合計455ケツァール。55ドルくらい。











ふおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!

この町最高おおおおおおお!!!!!

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まぁいつものようにインディアンのおばちゃんたちはたくさんいるし、年端もいかない子供が買って買ってーって物売りしてるけど、それはもう慣れなければしょうがない。



白人観光客はわんさかだし、もちろんメキシコやグアテマラからの観光客もめちゃくちゃ多い。

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真面目な日本人旅人はみんなスペイン語教室に通っていてあまり外を出歩かないみたいで見かけない。

たまに観光客ですって感じの日本人が通りかかるけど、まぁ俺のことなんて無視ですよね。


目の前で日本人が日本語で歌ってるのに見向きもしないですからね。

あれ不思議ですね。


わー綺麗だねー、って言いながら目の前でカメラパシャパシャやってるその2メーター横で日本語で歌ってるのに、彼ら絶対に僕に視線を向けませんからね。


あ、もちろん中には頑張ってください!ってお金入れてくれる笑顔の素敵な日本人の方もいます^_^

ありがとうございます!!



よーし、この町で中米横断の金を稼ぐぞ!!!

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「あ、どうもー、また会いましたねー。」


さっきから人だかりに混じって歌を聴いてくれていた日本人カップルは、先日フロレスでお見かけして少し会話をした方たちだった。

ブログを読んでくださってるということで声をかけていただいたんだけど、ブログを知ってる方に路上を見らるのはなかなか緊張するものだ。





彼らはタカさんとナナさん。

旅中に出会い、恋に発展、そして結婚して現在2人で世界一周中という、まぁかなり面白いお2人。

これまで世界中をそれぞれで旅してきたツワモノだ。



「よかったら僕たちパスタ作るんですけど、ご一緒にどうですか?」


「うわー!行きます!!」



それからスーパーで食材を買い出しして、お2人が泊まっているホテルに行くと、そこはとっても綺麗で清潔な小さなホステルだった。


台所もキッチンもトイレも、今俺が泊まってるところとは大違い。

何よりスタッフのママ。

ロシア人のタニアママが、いきなりウェルカムー!!って抱きしめてきた。
そして俺のほっぺたをなでなでしながら、いつでも遊びに来てねってニコニコしながら言ってくれる。


まさにアットホームな雰囲気ですぐにここが気に入ってしまった。

値段はドミトリー50ケツァール、600円と、俺が泊まってるところより10ケツァール高いけど、ここなら文句なしだ。


さすがタカさんナナさん、ベテラン旅人はいい宿を見つけるなぁ。





「よーし、じゃあ作りましょうかー。」


「あ、ナナさんたち塩は持ってます?」


「ありますよー。」


「あ、コンソメは持ってます?」


「ありますよー。」


「醤油は……ありませんよね……?」


「ありますよー。」




さすがすぎる(´Д` )

調味料セットはもちろん、コーヒー用の電熱ポット、iPadのスピーカーなど、旅を快適にするための気の利いたグッズをたくさん持っているお2人。

すべての道具やセキュリティのための工夫に、彼らの長年の旅の経験がうかがえる。


もはやガンガン回るような旅のスタイルではなく、行きたいところに行きたい時に行くというような、リラックスした空気がとても心地いい。

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そんな彼らとの晩御飯は野菜炒めとトマトパスタ。

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ご飯を食べていると、タニアママや泊まっている他の旅人たちがとても自然な挨拶してくれる。


テレビの前でソファーで爆睡してる受け付けのおじさん。
イタリア人のバッグパッカーたちものんびりとくつろいでいる。

いい宿だな。
明日ここに移ろうかな。








軽くビールを飲み、お喋りをして、宿を出た。
寝静まった町を歩く。



ああ、心地いいな。
ちゃんと歌って稼げた充実感、宿のある安心感、そしてほどよく日本人がいることのウキウキが、石畳を歩く足を軽くさせる。



明日も日曜日。
しっかり歌って稼ぐぞ。

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