11月18日 日曜日
ハンガリー エゲル
ハンガリー女性の喘ぎ声はどんなものか期待した方々、ツバを吐きかけないで(´Д` )
すみません。
僕もなんとかしたかったんですが、モニがいるし、夜に父ちゃんたちが帰ってきたのでホントに蹂躙どころか国に侵入することもできませんでした(´Д` )
夜は彼女たちと同じ部屋に寝ました。
手の届く位置に、ハンガリー美女が2人、無防備に寝ているんです。
ここはサムライとしてKATANAを抜くべきかかなり考えてモンモンとした夜をすごしました。
しかしKATANAはずっとサヤの中でした。
さ、さ、サヤって皮のことじゃないよ!!
おかげで寝不足です。
さて、チョメチョメも出来なかったことだし、今日はトカイに行ってワイン飲んだくれてやろうかなと荷物をまとめていたら、リィーコやマニが引き止めてきた。
今夜まで泊まって明日行けばいいじゃん!!!
なんだよ!?そんな生殺しにして楽しいのか?
いやいや、リィーコはただ単に日本人の友達に優しくしてくれてるだけなんだよ。
マニ!てめー!空気読みやがれ!!
てめーがずっとそばにいるから何も出来んやねーか!!
というわけで、かすかな希望に願いを託して今夜もここに泊まることに。
そうです、オスマントルコ軍も一度は撃退されたけど、執拗な攻撃によりついに蹂躙に成功したんだ。
倒れたって何度でも立ち上がればいいじゃん!?
諦めたときが負けの時だよ?!
さて、お腹空いたので散歩がてらピザ食べに行こうかなとどこが美味しいかマニに聞いた。
いいお店を教えてくれたマニだが、持って帰ってきてここで食べればいいじゃんと言ってきた。
うーん、持って帰ってきて食べるんだったら俺1人で食べるわけにはいかない。みんなの分も買わないといけない…………
こいつそこまで計算して言ってるのか?
マニと一緒にピザを買いに行く。
「50cmを買おう。そしたらみんなで食べれるからさ。」
やっぱりそういうつもりね………
そしてお店に到着。
ピザを注文。
お会計。
お金出す気ゼロのマニ。
ほぅ、やるじゃねぇか。
「あとコーラがいるね。ピザならコーラは絶対必要だから。」
そう言って、お金出す気ないくせにコーラも注文するマニ。
「あ、あとさ、エナジードリンク飲んでいいかな?」
「ダメ。」
「ゴメン。」
たく、図々しい野郎だな。
まぁそれでも50cmと30cmのピザ、あと2リットルのコーラ、全部で8ユーロってんだから安いもんだけど。
これを安いもんって思えてしまう日本人だからたかりの対象になるんだな。
家に戻り、みんなでピザを食べ、あとはひたすらゴロゴロ。
ゴロゴロ~
リィーコにハグ。
ゴロゴロ~
ハゴが俺にくっついてくる
ゴロゴロ~
マニがずっと横で話しかけてきてうっとおしい。
夕方、マニが俺の家に行こうぜと言う。
ギターがいっぱいあるし、Wi-Fiも使えるから楽しいよ、友達もみんないい奴だからさ、って
外国の若者はほとんどがルームシェアをして暮らしている。
1人暮らししてるやつは見たことない。
高校卒業して実家を出て、月に6万も7万もするアパートで1人暮らしして、親にもっと金よこせよババア、とか言ってる日本人見たらマジで凹むだろうな、ヨーロッパの若者。
ヨーロッパでは親と子が凄まじく仲がいいから。
てなわけで、こっちで友達の家に遊びに行くということは、他の奴とも会わなければいけないということ。
ちと面倒くさい。
まぁ1日なんにもしてないので散歩がてら行ってみようかな。
「よし、じゃあ友達に電話しないといけないから100フォリントいいかな?」
てんめー…………
すべて俺の金をあてにして物事を進めているマニ。
「マニ、俺は旅人だぞ?毎日野宿してるんだぞ?」
「リィーコはお金を持ってない。ハゴもお金を持ってない。俺もお金を持ってない。フミはとてもたくさん持っている。」
いかん、怒りを抑えろ、俺。
ケチケチするのはいかん。
100フォリントなんて、たかが30円くらいじゃないか。
そんなもんでガタガタ言ってたら九州男児じゃないぞ。
そうだよ、俺は九州男児だからなてめー!!!腹かっさばいてレトロバーガーに持っていくぞ!!!??おらぁ!!!?登り蜘蛛の重なめんなよ!!
あと一歩でマニの腹をスライスしそうになったが、嫌な顔丸出しで100フォリントを渡した。
そしてマニのアパートへ。
類は友を呼ぶ。
そこには太っちょでニコニコした兄ちゃんがいた。
フレンドリーな彼。
部屋にたくさんギターが置いてあるだけあって、ギターも歌もかなり上手。
スゲーじゃん!オーディション出ればいいじゃん!と言うと、みんなそう言うんだよー、もう食べれないよー、と照れてる。
彼としばらくギターを弾いて遊んだ。
楽しい時間だったのだが、この時、ある大変なことが起きて頭がパニックになってしまい何も喋れなくなった。
何が起きたかは、今は言えないです。いずれ言えるかな。
さらにリィーコから電話がかかってきて、お母さんがもう泊めたらダメと言ってるらしく出ていかないといけなくなったと言われる。
別にそれは構わない。
もうチョメチョメどころではない。
ある出来事のせいで。
ふとる君の家を後にし、リィーコの家へ戻った。
そしてリィーコと別れのハグ。折れてしまいそうな細い体を抱きしめた。
あぁ、リィーコ、抱きたかった(´Д` )
レトロバーガーで最後の食事。
ギュロスを食べた。ギュロスとは、グリース、つまりギリシャの料理のこと。
1200フォリント。美味い。レトロバーガー、日本に出店して!!!出来れば宮崎に!!!
そしていつもの公園へ。
静寂の公園にポツポツと外灯のあかり。
落ち葉の上にテントを張り、キセルでタバコを吸う。
久しぶりのお酒なしの夜だな。
ホームレスがやってきて、お金を下さいと言ってきたので、俺もないんです、その手に持ってるのはお酒ですか?飲ませて下さいとお願いすると、どっかに歩いて行った。
落ち葉が地面にカサッ……と落ちる音が耳をさわる。
1人が心地よい。
このあとなんと!!
リィーコがテントにやってきて!!
チョメチョメを!!!
する夢も見れませんでした(´Д` )
いやー!物を投げつけないで(´Д` )!!!